2010年06月01日(火曜日)
2515.きれい事ではなく正攻法であり早道
相手がどう感じどう思うかが分かれば商売は成功できる。
相手のことを思うのは「きれい事」ではない。
正攻法であり、成功の早道である。
自分たちの店舗がお客様にとってどんな存在なのか、
自分たちの提供している商品がお客様にとってどう役に立っているのか、
自分たちの話していることをお客様は、どう感じるのか、
自分たちはお客様から喜んでいただける存在なのか。
それが、都度、理解できれば、間違いなくお客様から支持され、
お客様にご愛顧いただき、
ビジネスは必ず成功する。
これはきれい事ではない。
正攻法であり、成功への最も早道だ。
そのことをいくら、何度も、繰り返しても、
どうしても、こちらの都合に立った「売り方」だけに関心が行くのは、
現実的であるように思えても、
ほとんどの場合、ピントはずれもいいところで、
実はばかげた遠回りの方法なのである。
アイビー石油㈱はガソリンスタンド業界のスーパースターである。
その接客力はこの業界の中では一つの神話であり、
お客様からの支持も圧倒的である。
といっても、アイビー石油さんは特別な人の集まりでもなんでもない。
みんな私たちと同じように普通の人たちである。
何が違うか。
ここの人たちの関心は、お客様に集中しているということ。
スタッフ一人一人がお客様のことをいつも考え、話している。
その上で、販売方法を考え、それをお客様がどう感じるのか、
それが判断基準になって物事が実行される。
自分たちの行動、言葉がお客様にどう感じるのか、
いつもそこに集中して、何をすべきなのかが判断されていく。
それが習慣化されているので、
この会社の店のスタッフの人たちは、ものすごく「感じがいい」。
感じがいいと思うのはお客様であって、
なぜ感じがいいと思うのかは
「自分(お客様)のことを考えてくれている。」からである。
お客様の事を無視したり、無神経に扱われたりすれば、「感じが悪い」のであって、
お客様の事に感心を持ち、大切にし、気配りしてくれれば「感じがいい」のである。
商売は、
お客様に支持されるか、
好きになっていただけるか、
来たいと思っていただけるか、
お客様に選んでいただけるか、
その上で買っていただけるかで決まるのだから、
私たちはお客様のことに神経を集中すべきであり、
私たちがお客様の気持ちを理解し、共感できれば、
そこからおのずと行うべき行動と方法が見えてくるのだから、
結局、勝ちなのである。
これはきれい事ではなく、商売の基本なのだ。
昨日、その福岡のKeePer LABOの2店に行った。
青葉台店
http://aobadai.keeperlabo.jp/
那珂川店
http://nakagawa.keeperlabo.jp/
同行したデザイナーの伊藤さんが思わず、
「めちゃめちゃ感じいいですね。ここの人達は。」と言った。
デザイナーが気に入ったこの店舗
どんなに素晴らしいデザインがいただけるか、これは楽しみです。
これは「盗撮」で、お行儀の悪いところを撮ってしまった。失礼しました。
前日、福岡では毎度の餃子「旭軒川端店」に行って餃子を食べる。
福岡に行ったのは私と伊藤さんだけ。
そこで福岡営業所の中西所長を呼び出す。
何せ私は若い娘と二人で晩飯を食べるなどとても苦手なのである。
その食事の場面を写真に撮ったのだが、
下のものは普通にカラー写真。
思いついたのが、
その日の昼見た「モノクローム」の写真の素晴らしさ。
私のカメラもモノクロで撮るモードが付いているので、
いたずら半分でモノクロで撮ったら、びっくり。
もう一つ下の写真がそれです。
なんと、
二人の表情が浮かび上がって見えるではないか。
伊藤さんと中西君の表情が活き活きとしている。
「モノクロ」はすごい。驚いた。
ホテルに帰ってから、
部屋で前々話をPCで書きながらモノクロでPCを写真で撮った。
そして6×6フィルム風に真四角にしてみたら、なんかすごくいいではないか。
私は「モノクロ」にはまってしまうかもしれない。
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