2010年06月09日(水曜日)
2522.ひたすら風が吹き止むのを待つ日があった
何ヶ月か前、
このブログのコメントの投稿欄が大変なことになったことがある。
悲惨な事故が身近にあって「みんな本当に気をつけようよ」の意味で書いたことが、
インターネットの大きな掲示板サイトに取り上げられて、
ブログのコメント欄への投稿が殺到したことがあった。
数えてはいないが、ゆうに一日に百件以上はあっただろうか。
内容は、賛同され擁護していただく方からのものもあったが、
他の多くは興味本位で読むに耐えない乱暴な言葉で書かれていて
最初は真面目に返答を書いたが、
途中でこれは相手をしてはいけないと思って、
すべてを「無視」、つまり削除することにしてしまった。
Web課の課長とも相談して、ひたすら台風が去るのを待つという体勢だ。
だから、真面目にいただいたコメントまでも、
無視したものに混じっていたものと思うのだが、
あの異常な状態の中ではどうしようもなく、
ちゃんとしたコメントをいただいた方には大変申し訳なく思っています。
この場を借りてお詫びいたします。
正に、インターネットの便利さと、怖さを思い知った出来事であった。
顔が見えず自分が誰だか分からない立場になると凶暴性を持つ人もいる。
それが人間の本性だとは思いたくない。
あれから数ヶ月、今だから言える厳しい出来事だった。
社員旅行の第2班が昨日の夜出発して、
今日はみんな、あたたかい南の風に吹かれているはずだ。
※山戸さんが送ってくれた写真の中から1枚
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