2022年09月28日(水曜日)
09.28.昨日はKeePer技研株式会社の第30期株主総会でした。
昨日、9月27日は当社の株主総会でした。
それも第30期の株主総会なので、記念すべき総会のはずですが、
創業から考えると37期(たぶん)になので、
30期と言っても、アイ・タック技研㈱になってから30期目という意味で、
あまり意味を感じる人がいないのです。
だから、
あまり重要ではないという意味ではなく、
毎年毎年、代表取締役も含めた取締役は、留任も新任も
この株主総会で承認されて初めて就任する訳で、
株主総会が、この会社の組織としての節目に当たるのですから、
旧社名アイ・タック技研㈱の30期目という意味では、大きな意味があります。
株主総会に向けては「社長と総務」を中心にして、
準備が大変だったようですが、私は、昔から不思議と株主総会が大好きでした。
株式の公開の前から、株主総会には、
株を持っていただいている何人かの人や会社の方と一年ぶりにお会いでき、
皆さんと型通りの総会の儀式をやって、
そのあと、みんなで晩御飯を食べるのがいつもでしたから、
それもひっくるめて、株主総会はまるで同窓会のようで楽しみだったのです。
しかし、株式上場を果たして以後、
昔のように株主総会が儀式的なものではなく、
真剣に多数の株主さんに会社の経営状況などを報告し、
株主さんからのご質問などに対して真剣に応えなければいけないので、
決して浮かれたものではなくなったのです。が、
私は、上場以後の総会もいまだに大好きなのです。
この会社の事をま正面から考え、ご自分自身の金銭を「投資」をされた方々が、
一堂に集まられて、私達の報告を真剣に聞き、ご質問もされる訳なので、
同じこの会社の事を前向きに考えての意見と回答の応酬であり、
一つの共通の目的を一緒に考え議論する機会、時間は、
この会社を愛する一人の者として、楽しくない訳がありません。
だから毎年、私は株主総会が楽しみで仕方ないのです。
しかも今は、議事進行という仕事らしい仕事は社長がやってくれて、
私はその間、頷いていればいいだけで、
その後のご質問の時間を、頑張れば(楽しめば?)良いだけなので、
昔のように、
議事進行から質疑応答まで全部背負っていた頃から比べれば、
今は、天国のように楽で楽しい時間になっているのです。
の、はずだったのですが、
私は70才になって、
肉体を動かさなくても、頭を集中して使うとすごく疲れるようになっていて、
昨日も、始めの1時間ぐらいは、
社長の議事進行と報告を真剣に聞いているような仕草をしていれば良く、
楽チンだったのです。
しかし、いざ質疑応答になると、
私が主に答える為に、私も真剣に考えて、一生懸命、答えているうちに、
1時間ぐらいで頭がくたびれてしまったのでしょうか、
何故か動いてもいないのに、
総会が終わったらぐったりとしてしまったのです。
その後の臨時役員会ではボーっとしているだけで、ギブアップです。
それで、逆に無性にお酒を飲みたくなってしまって、
飲んでしまったのです。そして大して飲んでいないのに、
泥酔してるみたいに感じて、帰宅、即、寝てしまいました。
・・・
と、長々と、昨日会社の一大イベントがあったにもかかわらず、
何も書かずに寝てしまった”言い訳”です。
今注目「フレッシュキーパー」の、施工後のご案内が出来ました。
本文とは直接関係ありませんが、
いい出来だと思ったので、載せたくなって載せます。
またまた本文とは全く関係ありませんが、
今日は、チーちゃんがいやに元気だったので、意味もなく載せます。
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2022年09月28日(水曜日)
09.28.一昨日、CoCo壱番屋創業者、宗次徳二氏とお会いしました。
一昨日の9月26日、
世界一のカレーチェーン店「カレーハウスCoCo壱番屋」の
創業者である宗次徳二氏とお会いする機会が有り、大喜びで会いに行きました。
まず、宗次氏が会社の経営を譲ったのちに、
氏がかねてから大好きであったクラッシック音楽専門の
コンサートホール「宗次ホール」で、
約1時間のランチタイムコンサートを聞くことにした。
「宗次ホール」とは、名前は聞いていたが、見てびっくり、
私が想像していた大きさの5倍はあろうかという建物に、
客席も200~300人以上は収容できる本格的なコンサートホールで、
一昨日見た(聞いた?)演目は、
現役の東京芸大の大学院生で、ソプラノとピアノの女性二人の演奏であった。
本格的なコンサートホールとは言っても、個人のホールであり、
ほとんど毎日何らかの演奏会が開かれているものなので、
プロレベルではない勉強中の人の演奏なのだろうとたかをくくっていたら、
とんでもない、すごい、迫力ある声量とピアノで、すごく立派な演奏であった。
私もクラッシックは少しは聞くので、少しは分るつもりであるが、
あれは、本当にすごいレベルであった。
宗次氏は、引退した時に株を売却した資金で、
宗次ホールを建て、
若い演奏家が、多くの聴衆の前で演奏できるチャンスを
ほとんど毎日開催されるコンサートで、ふんだんに造って上げて、
音楽で食っていくのは難しい若いクラッシックの演奏家に貢献している。
私は、これを見て、心底羨ましいと思った。
私の会社も一応、株式上場していて、
レベル的にはかなり違っても
一応、同じような機会が有る訳なので、
方向はまるで違っていても同じような機会が持てるはず。
私はかねてから、死ぬまで働き続けて、
働いている最中にバタンと倒れて、
そのまま死ねれば、それで本望だと思っていたし、言ってきたが、
宗次氏の引退”後”の時間と、資金を活かした生き方を見て、
本当に羨ましいと思ったし、考えさせられた。
コンサートを終えた後、宗次氏と食事をする機会を得、お話をいっぱい聞いた。
前もって宗次氏の著書を何冊か読んでいたので、
知っている事も多いのですが、ご本人から直接聞くと、また新鮮で、
特に経営に関わるような部分では、
共感するところがすごく多くて、
ご本人は、ご自分の事を日本一の変人とおっしゃって見えたが、
とすると、私の変人ぶりも相当なものだという事になる。
ぜひ、また、お会いして、山ほどの話をしたいと思いました。
充実した時間でした。
ひょっとしたら、これが私のターニングポイントになるかもしれませんね。
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