谷 好通コラム

2023年01月04日(水曜日)

01.04.時系列で見た主観的月次報告、2022年12月の一面

この報告は、あくまでも谷 好通個人の主観的な報告であって、

先に開示された月次報告を修正するものではなく、

乖離があれば、それはこの報告の誤りであり、

開示された月次報告の数字および内容がすべて正しいものです。

 

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一昨年、2021年7月のKeePer LABOの売り上げ実績は、610,700,313円

対して、同年12月のKeePer LABOの売り上げ実績は、998,955,669円。

なので、

前年2021年の12月は、同年7月の163.6%の実績であった。

 

そして、

2022年、つまり今回の7月は806,837,034円であった。

これは前年比132.1%であり、

この絶好調ぶりが、

KeePer LABOに対する「需要の伸び」を示しているのならば、

この数字に、昨年の7月に対する12月の指数を掛けても、

需要の伸びの量として正しいはずだ。

として、2023年の12月に対する需要予想を、

806,837,034円×163.6%≒1,320,000円、と単純に算出した。

しかし、

2022年の7月は、前年比132.1%のたまたま絶好調であり、

いくら何でもこの年の12月(つまり終わったばかりの2022年12月)が、

いきなり13億円に達するなんてことは、

いかにも非現実的だと、私は、このブログに書いたことがある。

 

こんな数字になるとしたら、

新店舗の開発が予定通り進んだとしても

LABO一店舗当たりの平均売り上げ実績が1千3百万円を越すことになり、

いくらなんでも、あり得ないと思っていました。

 

しかし、

そんな信じられないような大きな需要が本当に有るとしたら、

単にあり得ないとして放置するのは、

おかしいし、卑怯だと思えてきて、

その需要をどこまで受け入れて実現できるものなのか、

やるだけやってみるべきと考えた。

 

それで、

それを実現するには人員はどれだけいるべきで、

新店舗の増加は予定通りいくとして、

今ある既存店舗のキャパシティをどこまで上げられるのか。

どうすれば実現に近づけられるかを考えて、

相当数の既存店に、

ブース数の大幅増設と洗車作業スペースの効率化の為の工事を実施した。

かなりの投資額になったが、

打てば消えてなくなる広告費をかけずに、

すでに大きな需要が得られているとしたら、

それに応えるべく実現すべき設備投資は、惜しむべきではない。

 

そして

他にもいろいろな手を打った上でのこの12月。

滑り出しは上々で、

 

12月10日報では、

前年比132%以上。

なんと、

とても考えられないとしていた13億円ペースに何とか乗っているではないか。

 

このペースは半ばを越しても何とかかんとか維持しつつ、

いよいよ年末本番まで残り一週を残す25日になっても、

過去の12月のデータを日別指数にした換算で12億円をオーバーするペース。

さすがに13億円はいくら何でも、としても12億円でもとんでもなく凄い。

 

しかし、いよいよ年末の本番となる最終週になってから、

どこの店舗もびっしりの状態になって来てから、がぜん、洗車が増えてきた。

受ける方も、つい、無理してでも受けてしまうケースが多い。

特に、

普段ずっとリビーとしていただいている常連のお客様が、

年末の土壇場に「予約できなかったんだけど・・」と言われれば、

つい、無理してでもお受けしてしまうと、

結果的に、一時的に「洗車屋」のようになって

どんどん平均単価も下がって行く。

 

【最後の6日間だけを抜き出した表】

 

さらに今年は、この最終週に「黄砂交じりの雨」が降ったのでした。

KeePerには、

「雨が降ったら車がキレイになる”自浄”効果」があって、

特にFresh KeePer、ECO Diamond KeePer、EX KeePer にその効果が強く、

高い評価と評判をいただいているのだが、

その「自浄効果」も、

「黄砂を含む汚れた雨」が降ると、その雨では車がキレイにはならない。

黄砂=泥水で車を洗っている様なもので、その黄砂が車を汚してしまうのです。

だから、この時期の「黄砂を含んだ雨」は、

雨が降ればきれいなはずのKeePer 施工車を汚して、

肝心な年末本番を洗車のラッシュにしてしまった訳です。

そんな黄砂含みの雨がすべての地域に降った訳ではないので、

致命的にはならなかったものの、

この最後の1週間だけに限って前年並みの実績にまでしてしまったのです。

 

その結果、2022年12月を通せば、

となったのです。

 

途中まで、ドキドキするような経過だったのですが、

結局、全然悪い結果ではなかったのですが、

みんな本当に大変だった割には、

ビックリするような次元には届かなかったということになりました。

それでも、これはこれでものすごぃ結果であり、

最後まで、店の中が洗車の車だらけになりつつ、頑張ったみんな

本当に大したものだと思います。

みんな、立派だったと思います。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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