谷 好通コラム

2023年06月03日(土曜日)

06.03.前年6月の前々年比152.9%、そのまた前前々年比は213.9%

前話で5月が「カンブリア宮殿」の影響で、

前年の月末近くでの伸びが大きく、

今年5月の伸びが113.6%でも、みんな頑張った立派なものだと思うと書いた。

しかし、となると、

月末近くに「カンブリア宮殿」が放映された5月でこれだったら、

放映後の影響が丸々一か月続いた前年6月はもっとすごくで、

今年6月の前年比はまったく期待できないのかもしれない。

 

試しに前年6月に開示した資料を調べたら

前年6月の既存店前々年比は142.4%!

そのまた前前々年比は193.3%!

さらに四年前対比では226.2%!

なんと、

1年前は2年前比で約1.5倍にも跳ね上がっているではないですか。

更に、3年前比では約1.9倍、4年前比で約2.2倍にもなっている。

こうしてみるとKeePer LABO店舗の成長ぶりは

ものすごいというより、不思議なくらいです。

 

それにしても6月は

「カンブリア宮殿」の影響が一番強かった月で

昨年の既存店前年比142.4%であり、

全店実績前年比では152.3%にまで跳ね上がっているのに、

今年の6月は、果たして、この実績を越すことすら難しいのではないのか。

そう心配になるのは私だけではありません。

ましてや、この6月は最初から線状降雨帯の豪雨にたたられている。

大丈夫なのだろうかと思っていたところ、

週末に晴れてきたら、前年を越すような実績が続々と報告されてきて、

前年に152.3%も上がっているのに、

なおも、これを上回ってきそうな勢いです。

多分、本当に上回って、また予算を達成してくるのでしょう。

 

もちろん、みんなの努力のたまものであることは当然ながら

年間を通して既存店のキャパシティアップを怠ってこなかったからだろうか。

技術スタッフの人数もそれに比例してきっちり増している事もあるでしょう。

 

しかし、既存店の物理的なキャパシティアップにも限度があり、

+20%とか+10%を越すような既存店の成長は、もう何年も続く訳ではない。

何年先かは分からないが、

既存店の成長が止まる前までに、

新店オープン数のペースを上げての成長を実現する必要がある。

 

今日、土曜日も夜まで「新店プラン会議」が、熱を帯びて開かれていた。

 

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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