谷 好通コラム

2021年12月20日(月曜日)

12.19.上げたものを、下げるのには数十倍の理由が要る。

何かの理由があって、

ある人の役職とか、給与を上げたとしたら、

その上げた理由が無くなったからとしても、

その人の役職とか給与を元に戻すことは出来ない。下げることは出来ない。

あるいは、

その人の役職とか給与を上げた理由が、

上げた者の勘違いであったとしても、間違っていたとしても

勘違いであったり、間違っていただけだけでは、

その人の役職とか給与を元に戻す、つまり下げることは出来ない。

明確に下げるべき理由が新たになければ、下げることは出来ないのです。

 

上げる時には、何故?と思っても、誰も文句を言わずに受け入れるが、

下げる時には、明確に理由があり、疑いようがなかったとしても、

下げられた人は、いかに客観的な理由があっても

上げた理由の何十倍も下げる理由でもなければ、猛烈に文句を言って抗議する。

 

上げるのは、相手は喜ぶので、気軽にやってしまいがちだが、

気前よく、気分で上げてしまったりすると、

下げるべき時に、何十倍もの理由があったとしても大変苦労をするばかりか、

その人からの信用までも無くすことになる。

 

長年の経験で、うっかり上げてしまったばっかりに、

とんでもない失敗を犯してしまう苦い記憶があって、

早く下ろそうとするのだが、元のさやに戻れることは極めてまれだ。

もちろん、上げるべきは上げて当然なのだが、

大切な仲間を失いたくなければ、

うっかり上げてしまう事だけは、止めておくべきなのです。

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2021年12月19日(日曜日)

12.19.被害妄想の危険な正義

大阪の北新地の雑居ビルにあった心療内科クリニックで放火があった。

なんと24人もの方が一酸化炭素中毒で亡くなったという大参事です。

この心療内科クリニックは多くの患者から

「親身になって話を聞いてくれる院長に人生を救われた。恩人だ。」と

インタビューで言われていた。

放火の犯人の男(61)は、このクリニックの患者の一人らしく、

想像すると、この男は何らかの心理的な疾患を持っていて、

このクリニックで治療を受けていたが

その治療になんらかの”逆恨み”をもって、

被害者としての正義の仕返しとして放火したのではないだろうか。

 

2019年の京都アニメーション放火殺人事件で

36人もの人が死んだあの事件に似ている。

あの事件でも、

犯人は自分が特ったアニメのストーリーが

京都アニメーションに盗作されたという被害妄想を持ち、

正義の仕返しとして放火し、

36人もの人を殺してしまった。

 

似たような事件は数えきれないほどあって

被害妄想は、時に正義の報復として、残虐な行為を引き出すことがあるようだ。

 

ネットの世界でも、

自分を被害者として妄想したら、

自分を隠蔽して、

大勢の前で、相手を誹謗中傷するイジメなど卑劣な行為も、

正義として正しいと思ってしまう狂気と似ているか。

 

みんな仲良く。

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2021年12月17日(金曜日)

12.17.あくまで二兎を追い続け、意地でも、二兎共に幸せにして見せる

私の左足は、4歳の時のポリオが原因で、

左足のひざ下から足先までが委縮していて、

それでも若い頃はビッコを引くだけで、そこそこ歩けたし、

高校の時はドベではあったが20kmマラソンを完走したこともある。

それどころか柔道初段までも取った。

働き始めてからも、ガソリンスタンドでフィールドを走っていたし、

独立してからも足は痛かったが毎日立って、走って働いていた。

洗車やコーティングの仕事になってからも、日本全国を出張で頻繁に回った。

世界の国へも百回は出張した。

 

歩くのが明確につらくなってきたのは、

55歳過ぎてからだったろうか。

萎縮している左足の足首の骨が変形してきて、

程度を越して変形が進んでからは歩くたびに足首に激痛が走って、

あまり歩けなくなってしまった。

しかし、

5年前、

ドイツのマイスターが造ってくれた装具に近い特殊な靴を手に入れてからは、

生き返ったように歩けるようになった。

しかし、

それでもさらに骨の変形は止まらず、

長い距離は歩けなくなったので。

三年前に、

極軽量のかっこいい特別製の「車イス」を造ってもらって、

新幹線や飛行機での移動の時や、

大きな施設での買い物、博物館・美術館などでは

積極的にmy車いすを使うようになった。

 

my車いすは軽快で自由に操れて、早くて実に快適だ。

しかし、一日中車いすに乗った日が終わると、

足がこわばって筋肉が落ちた実感がする。

太ももの筋肉と尻の筋肉が、車イスに乗るほど弱る。

 

普段、会社にいる時は、車イスには乗らない。

ヨタヨタしながらも歩いて社内を移動するようにしていて、

一日何とか1000歩くらいは歩く。

一日かけてこれくらいなら、足首の骨も何とかもって、

これくらいでも歩くと、

太ももの筋肉も、尻の筋肉も、少々弱っていてもちゃんと戻る。

 

だから、この間の入院後、すっかり落ちてしまった下半身の筋肉で、

立っているだけでもつらかった現状が、

これではいかんと思って、

トレーナーさんに来てもらって二週間前から軽く筋トレを初めて、

かなり戻ったような気がする。

だから、頑張れば頑張っただけの結果を、期待出来ることは判っている。

 

しかし、いずれは骨の変形は進み、

これを止めることは出来ないのだから、

どんなに頑張っても、

いずれは、車イスを完全に使う生活になるのは分かっているのだから。

頑張るなんてことをいつまでもせずに、

あきらめて、とっとと車いす生活になってしまえば、楽だし、

昔もっていた車イスに対するコンプレックスも消えたし、

いっそのこととは思い、その方がどれだけ楽だろうかとも思うが、

やっぱり、少しでも歩けるうちは精一杯歩いて、

歩く筋肉を取り戻す努力をしたいとも思っても、

骨の方が近い将来ダメになって、そんな努力は無駄になる事は判っていても、

やっぱり、やれるだけはやろうという気持ちは捨てられないものです。

 

「二兎追うものは一兎も得ず」と言います。

しかし、

損得を考えて、一兎を捨てるような割り切りをせずに、

二兎をこだわって大切にし、

あくまでも二兎を追い続けて、

意地でも、二兎共、幸せにして見せると、

あらゆる罵声をふりきって、二兎と共に生き抜いて行って見せるのです。

 

 

ふと気が付いたら、「ミミ」の元子分の「子ミミ」に覗きこまれていました。

ドキッとします。

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2021年12月15日(水曜日)

12.15.自然の雨が洗車になる、実感キャンペーン企画

過剰な美しさのEXキーパーや、

ECO+ダイヤモンドキーパー(仮称)は、

単なる撥水性ではなく、

特殊なコーティング表面の分子構造の効果で、

ファンデルワールス力(分子間力)による“汚れ”の密着を防ぐ

独特な防汚能力を持っています。

 

すると、晴天時にホコリが塗装表面に降り積もっても、

(ただ、降り積もったホコリは、ある程度の汚れとして見えますが、)

塗装表面には密着しないので、

自然の雨が降れば、

元々持っている表面の撥水力で弾かれた水と一緒に、

ホコリなどの汚れが流れ落ちてしまい、

まるで洗車をしたようにキレイになってしまいます。

(※雨自体が黄砂等を含んで汚れている場合は、全くキレイになりません)

 

これを一言で「自然の雨が洗車になる」=「雨・洗車効果」

と表現しました。

 

この効果によって、

多くの場合、ほとんど洗車をしないで(節水効果年間約600ℓ)

キレイなまま乗れるECOなカーライフが実現したのです。

 

 

このコペ転的ECOコーティング効果を、

皆様にぜひご体感していただきたく、

自然の雨が洗車になる、実感キャンペーン

という企画を進めています。

乞う、ご期待。

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2021年12月14日(火曜日)

12.14.目標として来た今日。

今日は、手術での入院から退院後約一か月の日で、

アルコール解禁の日でもあり、

今日、親しい人と「快気祝い」をしました。

手術前から決めていた日で、

入院中からこの日を「目標の日」として頑張ってきたので、

本当に感無量の日でした。

 

手術は本当にうまく行って、

手術前に想像していたよりはるかに元気になり、

この快気祝いに招いていただいた方からも

「十五年前の顔色に戻った」と、大変喜んでいただき、

私も心の底から嬉しく、久しぶりの酒を楽しみました。

 

本人はそれほど気が付いていなかったのですが、

体調を崩しながらもその場しのぎを続けていた時は、

今ほど気力が満ちていなかったことを今更ながら思います。

元気になって、自然に気力がみなぎり、気持ちの上で充実しきっています。

 

その上で、久し振りの酒は、

底抜けに明るく笑って飲むことが出来、久方ぶりの酔いを堪能しました。

 

まだ、酔いが残っているので、

今日はこの辺で書くのを終わりにします。

あやすみなさい。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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