前期(2021年6月期)の決算では、

宣伝広告費が前々期に対して10%減少しています。

これは会社として宣伝広告をおろそかにしたという訳では決してなく、

宣伝広告の方法を、

それまでの全国ネットでのテレビCMを中止して、

(今はテレビ東京系スーパーGTプラスのみを提供)

インターネットでのPRに大きく方向を転換した結果、出費が減ったものです。

 

テレビCMは広告代理店にまとめて注文をすれば効果も出て、

その分、出費も大きくなりますが、

インターネットでのPRは、

特にYouTubeは細かく多くの手間がかかりますが

かかる費用はテレビCMより一桁小さくなります。

しかも広報担当が、頑張って手配しないと、

多くのユーチューバーの取材を受けることは出来ません。

前期は担当が頑張って、

27人のユーチューバーに取材していただきました。

その甲斐あって効果は想像以上に大きく、

しかも即効効果を得られるようになったのです。

だから例年に比べて費用は減っても、例年以上の宣伝効果が得られています。

 

それでも困ったことがあって、

インターネットを使った宣伝広告は、”関東”で一番効果が大きく、

関西や北海道・九州でも有効ですが、

それに比べると中部地方ではあまり効果が無かったのです。

KeePer LABOでの新規客の来店動機が関東では70%がインターネットで、

他の地域でもインターネットが一位ですが、

中部地方では「家族から聞いて」「友達から聞いて」と、

いわゆる口コミが一番多かったのです。

 

この傾向の違いに、一旦やめたテレビCMを中部地方だけ復活したのです。

フジテレビ系の朝の全国区番組「めざましテレビ」の

その東海テレビの範囲の木曜日分だけで提供しているのです。

視聴率12%前後の人気番組ですが、

費用は東海地方だけなので全国ネットの10分1もしないぐらい。

この番組の時間は、私も毎朝、テレビをつけていて、

ずっと見ている訳ではないが、

定番コーナーの「今日のわんこ」と「星占い」だけは見る習慣になっている。

出張中のホテルでも不思議とこれだけは見る。意味はないが習慣だろう。

特に「星占い」は、

我が星座「うお座」がトップの時は、

ご機嫌で思う存分仕事もして、気分も軽ければ、口も軽く全開です。

逆に最下位の時は、

内容をよく見て、注意すべきを心にとめ、

午前中いっぱいぐらいまでは気にしていている。

 

今日の「うお座」は、その最下位で、

内容は

「周りに気を使いすぎ疲れがピークに。
あれこれ悩まずに開き直るのが得策。」だった。

どうりで、

午後3時にこの日3つ目のIR(機関投資家取材)が終わって、

妙にぐったりと疲れたような気がしたわけだ。

そこで午後4時過ぎには帰って、家でゴロゴロとしてしまった。

こんなことは久しぶりだが、星占いで「開き直れ」と言っていたので

これでいいのである。

星占いがよく当たるバカな私なのです。

今日は臨時取締役会が開かれ、

2022年6月度の役員が選出され就任しました。

この結果を9月28日に開かれる株主総会にかけ承認をいただく手筈です。

今日の会の議題はそれだけなのでわずか40分、12時前に終わり、

午後からは私事で大切なことがありました。

まだ、今の時点では言えませんが、

予想外にうまくとんとん拍子に進んだので、最高でした。

 

以前、一旦うまく行き始めたことが、

理不尽と思えるような障害で挫折があり、一時は人を恨んだこともありましたが、

絶対に負けないと決めて、すぐさま再挑戦したら

意外なほどあっさりと進められて、本当に最高でした。

やっぱり間違っていなかったのです。

世の中、捨てたものじゃない。

真っすぐ帰れば良かったのですが、

このまま帰るのが勿体ないような気がして、

三人連れで知多半島に行って、海辺の食堂でエビを食べて乾杯しようと

午後から仕事が無かったことをいい事に、ドライブに行ってしまったのです。

 

名古屋圏から直近の観光地である知多半島は、

コロナ禍の影響が色濃く響いているのか店を閉めている食堂が多く、

ちょっと暗い気持ちになりかけましたが、

知多半島の先っぽをぐるっと回ったところで、

元気に店を開いている食堂があったので、

早速、エビフライとカキフライ、

ナマエビがたっぷり入った海鮮丼、しらす丼と大エビフライを食べて

ノンアルコールビールで乾杯して、今日の大成果を祝いました。

本当に、世の中、捨てたものじゃありません。

店長兼課長の畑田君がみんなから好かれるのは、

その素晴らしいまでのポジティブシンキングのせいでしょう。

徹底した肯定的な発想からくる発言は、聞いていて気持ちいいくらいです。

 

彼はとっても小さな豊橋店で、ビックリするようないい実績を上げてきました。

豊橋店は狭い場所に建てられているので

すでにキャパシティいっぱいで、

我々もどうにかキャパシティアップの工夫をしたいのですが中々出来ず、

考えあぐねている私たちを横目に、運営に工夫をして、

まだアップし続けているのです。

この8月の様にひどい長雨に祟られているような月でも、

平然と実績を上げ続けるのは大したものです。

 

そんな畑田店長が、課長に昇格し兼任となり、

彼の地元の愛知県蒲郡のLABO新店の店長も兼任することになりました。

 

今日はそのキックオフミーティングで、

畑田課長、中村君チーフと、底抜けに明るい一級技術資格滝沢スタッフと一緒でした。

この店は、注目です。

畑田課長は発言する時すぐ立ちたがります。

私は政治的な事をとやかく言う立場にないし、言うつもりもない。

それでも、どうしてもおかしいと思うのは、

アフガニスタンのタリバンの事で、

タリバンでは、同じ人間でも女性は男性に従属するだけの存在で、

学ぶことも、働くことも、遊ぶことも許されず、

女性は単に男性の性の対象でしかなく、

それ以外は過酷に働かされる奴隷のような存在なのだそうだ。

女性であるというだけで人間としての尊厳も、

権利も何もかもを否定する。

その根拠が宗教的な教えなのだという。

そもそも思うに、あらゆる宗教とは、人間が、人間の為に造った教えです。

その人間が人間の為に作った教えが、

女性という人間の中の半分の人の尊厳を全否定すること自体が変です。

女性とは、

たとえば我が母であり、妻であり、妹であり、姉である。

その彼女らを女性であるというだけで否定する理由は全くない。

 

人間が人間の為に作ったはずの教えが、

なぜ人間の半分の尊厳を全否定しているのだろう。不思議で仕方ない。

だから、彼らの価値観は狂っているように見えてしまい、

だから無差別殺人の残虐なテロを実行できたのだろうか。

そんな恐ろしい価値観のテロリストが

武力で国家権力を持ってしまったのだから、

その国民の深い絶望を思うと気の毒でなりません。

 

しかし、私たち経営者だって、

自分の会社の社員を、金儲けの為の一道具としてしか見ず、

あくまでも社員を数としての認識でしか持てない者もいます。

それが誰であろうと、

みんなの一人一人が

この会社と仕事を支えるかけがいのない”仲間”であることを

今一度、思い返したいと思います。

長すぎる秋梅雨で、

中部地方と関西、中国、九州はかなり苦しめられましたが、

関東と東北、北海道は順調なのは、

やっぱり雨の量の差なのでしょう。

キーパーコーティングは多くの場合、予約で施工されるので、

予約の日に雨が降ってもキャンセルされることは少なく、

雨が降ったら洗車がなくなることがあっても、

雨が降ってもコーティングの作業は予約通り行われて、

実績も、晴れの日とそれほど変わらない額が上がってきます。

 

だから、関東と東北、北海道は、

もう秋雨前線の影響を感じさせないような実績なのですが、

中部地方と関西、中国、九州は、

その秋雨前線による雨が、あまりにも激しく、あまりらも長く降り、

雨が降っている間は新たに予約が入ってくることは少ないので

さすがにキーパーコーティングの予約も途絶えてきて、

苦しい場面がここ何日か続きました。

しかしやっと前線の停滞も終わりが見えてきて、

関東以北ではすでにフルスロットル、

中部以西でも予約が入り始めて、8月らしい調子に上がってきそうです。

 

では、キーパーコーティングのユーザーはどうかというと、

EXキーパーのユーザーでもある私自身を含めて、

お盆前からの激しい長雨のおかげで、

ボディのホコリのうっすら汚れまでもすっかり落ちて、

なまめかしいほどの美しさになっていて、大満足状態なのです。

 

激しい雨が長過ぎると、

さすがにその終盤はKeePer LABOも冷えますが、

キーパーコーティングのユーザーたちは、私も含めて、

雨で一段とキレイになった愛車を見て

「キーパーやってて良かった。」と思ってくれているのだろうと思うと、

それはそれで嬉してものです。

 

今日は、私と社長と専務、店舗部責任者と、

ラボ運営部長らトップが集まって、店舗プラン会議です。

具体的に進んでいる新店プランが溜まってきているので、

今月2回目の、しかも丸一日かけてのロング版店舗プラン会議です。

店舗ブラン会議では、

KeePer LABOの新店の細部に至る健闘と、

既存店舗のキャパシティアップの検討(今日はこれが何と10件以上)と、

全国のキーパープロショップさんが専門店になるプランの検討で、

大変、盛りだくさんなのです。

 

カーコーティングと洗車の専門店は

車の動線と作業の動線が立地によって大きく変わるので、

多くの多店舗展開チェーン店のように画一的な店舗設計が出来ず、

店舗のレイアウトがその店舗の運命を大きく左右する生命線でもあるので、

今でも必ず会社のトップたちが集まって、みんなで真剣に造り出します。