谷 好通コラム

2021年08月15日(日曜日)

8.15.同じ店舗で同じ接客で、同じような形で、同じような味なのに

私たちの会社の近くに

ある有名なパン専門店チェーン(60店?) の発祥の1号店があって、

その店は、今45歳の私の娘が高校生の頃開店したはずなので、

30年くらい前に起業したのだと思う。

て私が起業したのが37年前だから、

私がガソリンスタンドの運営を諦めて、

店舗を洗車とコーティングに転換した頃と同じころです。

 

そのパン屋はすごく大きな建物のパン屋で、

独創的な創作パンをその店舗の中で造っており、その様子が店内から見える。

並べられているパンの一つ一つに創作意欲が溢れていて、

眺めているだけでもワクワクして、

つい、たくさん買い過ぎてしまうような魅力的なパンでした。

買ってきたパンを、家で食べると、

どのパンも買った時のワクワク感のそのまま美味しくて、

私も、娘も何度も何度もそのパン屋に行って、

その度に抱える程いっぱいのパンを買いました。

 

だから、店はいつも半端なく混んでいて、

駐車場に入るのにも苦労するほどでした。

あのパン屋が、いつのまにか全国に店を出して、銀座にまで店を出して、

有名になっていたとは、かなり後まで知りませんでしたが、

あのパンなら、そんなものすごい発展に合点がいきます。

 

ところがその発祥の地の店舗が、

最近のある日、直営店ではなくなって、

誰かに”のれん分け”されたようで、店の名前が変わっていたのです。

しかし店舗全体のデザインも店の様子も同じだったので

いつものように行ったのですが、

何に入って、陳列されているパンを見ていて不思議にワクワクしないのです。

前と同じようなパンが、

同じように並んでいるのですが、

なぜか、その一つ一つがこちらの気持ちをそそらないのです。

何がどうしてなのか分からないのですが、なぜかおいしそうではないのです。

それでも、一応前からの定番の名物パンを買ってきて、

家で食べたのですが、やっぱりピンと来ないのです。

不満を感じるような変化ではないのですが、

何かが変わっていて以前のように、美味しい~っとは思わないのです。

 

そんなことがあってから、その店には行かなくなっていたのですが、

ふと、今日その店の前を通りかかったら、

日曜日というのに、ガラガラだったその店を見て、

ぞっと恐ろしくなりました。

 

何がダメになって、

そんな風にガラガラの店になったのか、

 

同じような店が同じような雰囲気で、

店員さんの接客も前と同じでした。

それで同じようなパンが、同じように並べられて、同じ値段で売られていて、

同じように買いに来たお客様が、なぜかもう繰り返し来なくなって、

いつの間にか、店がガラガラになった。

何が変わったのでしょうか。

 

自分の店がこんな風になったらと思うと、

ぞっとするような恐怖を感じたのです。

 

何故か?

抽象的な言い方ですが、

”パンに魂が入ってなかった”からだと思いました。

パンが

同じ形で、同じような味がしても、そこに魂を感じなかったのです。

何と表現したらいいのか分かりませんが、

自分の店にも同じようなことが言えるとしたら、

どこをどう手を打ったらいいのか、よく分かりません。

魂が入っているかどうかって

何でそんなことを私は思ったのでしょうか。不思議です。

 

私の会社の発祥の刈谷店に行ってみました。魂はあるか。

 

最初は「共同石油 高津波給油所」

次に、目の前に出来た敵に対抗して「リンクスステーション」全面改装

闘いに勝って、

でも、ガソリンスタンドをやめて1年休業、

次に小改造して「快洗隊 刈谷店」→「KeePer LABO 刈谷店」

二回目の全面改装して、今の「KeePer LABO刈谷店」

ただいま、刈谷店は、

強力な助っ人を得たこともあって、前年比200%を実行中で絶好調。

 

まず、夏のシーズンのLABO訪問はお約束の”アイス”いっぱい。

と、思って言ったら、フィールドに一台もお客様の車がいずビックリ

でも、コーティングブースの中にはちゃんといっぱい車がいました。

 

2021新卒入社組のナンバー1、一級技術資格中尾スタッフ

岡野課長兼店長、富上副店長、一級技術資格下地スタッフ。

魂はしっかりあるようです。

次に、発祥に近いぐらい古いKeePer LABO東海店に行きました。

ほとんど一番若い店長桑鶴店長と、ほとんど発祥に近い横山課長。

一級技術資格玉村スタッフ。

この広大なテントはなぜできたのか、決着をつけなくてはならない。

一級技術資格近藤スタッフ、大島チーフ。

猛暑が無いのはいいが、多すぎる雨はさすがにボディーブローで応えてきた。

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2021年08月14日(土曜日)

8.14.「失ったものを数えるな。残された機能を最大限に活かせ。」とは思わない。

「失ったものを数えるな。残された機能を最大限に活かせ。」とは、

パラリンピックのテレビコマーシャルの中で言っていた有名な言葉らしい。

言葉としては普通にいい言葉だが、

これは健常者から障害者を見た言葉で、

障害者が自分の持っている障害に負けずに活躍する所を見た言葉です。

実は、障害者自身ははそんな風にはまったく思っていないのです。

 

何故かというと、

私も自分が4才でポリオを罹患してその時から障害を持っていますが、

「自分にこの障害が無かったら、どんなに良かっただろう。」

とは、思ったこともなく

「この障害が無かったら、こんな苦労はしなかったのに。」

とも、まったく思いません。

 

だから、

人生のほとんど最初から障害を持っていると、

その障害を持っている自分が自分であって、

自分にとってはそれが普通だから、

「この障害が無かったら…・」とは全く考えたことが無いのです。

だから、

最初の言葉「失ったものを数えるな。・・」は、

そんなものは数えたことが無いので、

かえってよく解らない言葉で、

本人にとっては「失ったもの」という概念すらないのです。

だから

「残された機能を最大限に活かす」とも思っていません。

普通にただ頑張っているだけです。

障害があったとしても、無かったとしても同じです。

 

しかし、子供の時はずっと健常者で、

人生の途中から新たな障害を背負った人には、

この言葉が当てはまるのかもしれません。

そういう人は、その障害を解決できる可能性があるのなら、

その努力を必死でするでしょう。

元に戻れるものなら、絶対に元に戻りたいと最大限の努力をするでしょう

かえって逆に

「失ったものを数えるな。残された機能を最大限に活かせ。」とは思いません。

私も最初から持っていた障害に加えて

歳をとってからもう一つ障害を背負ったので、

絶対に元に戻って見せると、強く思っています。

 

とすると、

「失ったものを数えるな。残された機能を最大限に活かせ」とは、

人生の途中で障害を持った人で、

元に戻る可能性がない人に限るということになります。

 

しかし、こう書いてきて、

せっかくのパラリンピックの標語のような言葉に

ただ単にケチをつけているだけみたいで、

後ろめたくなって来たので、もうやめます。

 

可愛い小ミミの写真はサービス(笑)。

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2021年08月13日(金曜日)

8.13.お盆と新・大府店、タイムス、カタログ、感染爆発とワクチン

今日は、お盆休みに入っている人が多く、

この会社でも事務所と倉庫は空っぽで、

事務所にはいつもの仕事好きの佐伯君と阿比留君しかいません。

でもトレセンでは広報の中村さんが、

来年の新卒予定の学生のインターシップの体験実習をやっていました。

KeePer LABO店舗も今日は雨が強く降っていて、

洗車は無いので、

ほぼ予約のコーティングだけなので少し人数は少ないようです。

それでもほぼ全員出ています。実績報告もそれほど落ちていません。

 

しかし、金融関係の会社はお盆休みは関係ないみたいで

東京証券取引所も開いていて、

KeePer技研の株は55.9万株も出来高があってまた上がっていました。!(^^)!

メイン銀行の支店長さんが来られたり、

スイスの証券会社さんとのミーティングがあったりで、

私は仕事の予定があったので、

今日から世間はお盆休みに入っていることを忘れていたのです。

だから、事務所に来たら、

事務員さんが誰もいないのでびっくり驚きました。

それにしても、今日は13日の金曜日で西洋では一番不吉な日のはずですが、

スイスの会社でも日本にいる人は関係ないようです。(仏教信者?)

 

明日、移設リニューアルオープンの新・大府店が、

開店準備で忙しそうでした。

新・大府店は面積は3分の2程に小さくなりましたが、

更地に100%LABOとしてデザインして造ったので、

キャパシティも増え、素晴らしくキレイになって、働くスタッフにとっても、

お待ちになるお客様にとっても、環境が劇的に改善されました。

平月1000万の店舗を目指すそうです。

阿部課長と、一級技術資格野上スタッフ、田口チーフ。

KeePer TIMES8月号が家に届いていました。

今年になってからタイムスはその月の半ばには届くようになりました。

制作スケジュールを、届く日をまず先に設定して、

印刷や原稿締めまりなどのすべてのスケジュールを逆算して決めた成果です。

目的はまずその日時を決めてから逆算でその過程を決めると、

その目的は達せられます。実現の大法則です。

今月のタイムスには「新・製品カタログ」が同封されています。

今回のカタログはものすごく工夫して解りやすく造ったつもりで、

企画チームのみんながものすごく苦労して造ったものです。

日本国中、特に東京で新型コロナウィルスの感染が爆発的に増えています。

今のデルタ株は感染力が強くて、

一人が感染するとその周りの人も全滅するようですが、

すでにワクチンを打っている人はすべて無事で、

ワクチンを怖がって打っていない人が全滅しているのだそうです。

その色分けはものすごくはっきりしているそうなので、

テレビでも、そのことをはっきり伝えればいいのにと思ったりしました。

ワクチンは怖がっている場合ではありません。

とりあえず、打っておくことです。

ワクチンを打って、それが原因で死んだ人は一人もいず、重症者もいません。

ワクチンをコロナそのものよりも怖いとしているのは悪質なデマです。

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2021年08月12日(木曜日)

8.12.今日は朝から会議室の椅子に座りっぱなしで電話会議のIR

今日から、決算あとのIR(機関投資家からの取材)が始まりました。

もう何度も取材をお受けしていて、

この会社の事をよく知っていらっしゃる方は、話がスムーズですが、

初めての取材の方には、この会社の一からの説明から始まるので、

こちらの頭の中のチャンネルを切り替えるのが大変です。

でも、それが何とか出来るのは、多分、こちらの慣れが効いているのでしょう。

これは何度も書いていますが、

私はこのIRが決して嫌いではありません。

それは、取材を受けて、一生懸命に話をしていると、

今まで気が付かなかった間違いに気付いたり、

纏まっていなかった事が、言葉にして口に出しているうちに纏まってきたり、

頭の中で考えているだけよりも、

より鮮明に具体化されてきて、構想が実現により近づくことが度々だからです。

それに、機関投資家のアナリストの皆さんは広く世の中の事を知っているので

有意義な情報をいただけたり

話のやり取りの中で、たくさんの事を学べます。

だから、IRは会社にとっても活力になっていることは間違いありません。

 

しかし、新型コロナ禍の今、IRはそのほとんどすべて電話がZOOMなので、

ものすごく神経を集中しなければならず、

対面でのIRの二倍は疲れるような気がします。

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2021年08月11日(水曜日)

8.11.KeePerの未来に対する意味

今日はKeePer技研株式会社の株式が

午前中からストップ高になって、ビックリしました。

実は、朝、市場の相場を見ていなかってのです。

朝一番からは決算後のIR(機関投資家からの取材)があったので、

相手先のアナリストの方から

「株価がすごい事になっていますね。」と言われて、

慌ててYAHOOファイナンスを見て、私も一緒にびっくりしたのでした。

 

皆さんのKeePer技研に対する期待の大きさに驚くと同時に、

責任の重さを感じて、しばらくぐったりと疲れたような気分になったのです。

とは言っても、今日からしばらくの間IRが続くので、

いつまでも、ぐったりなんて気分ではいられません。気を取り直して取材です。

 

夕方まで続く1時間ごとのIRの間に、

北海道から届いたメールを見ました。

 

LABO札幌店の川上店長からのメールです。

題名は「エアコン設置の完了報告 札幌店」

札幌店は、7月も1,300万円を突破する優秀な忙しい店ですが、

コーティングブースにエアコンがついていません。

札幌は、涼しい北海道の街なので、

エアコンなどを店舗に取り付けるような概念がなかったのですが

最近、

東京や名古屋と何も変わらないような酷暑が続いているので、

大慌てでエアコンをつけたのです。

家庭用ですが、200Vの一番大きなタイプを3基、よく効いているそうです。

私が北海道に通い始めた二十年ほど前は、

店舗どころか、タクシーもクーラー無しで、ホテルもクーラー無し

みんなで飲みに出た居酒屋もクーラーが無いのが当たり前でした。

人が住んでる住宅でも、クーラーが付いている家は全体の三分の一程度。

そんな話をみんなから聞いた記憶があります。

 

あの頃はそれが当たり前だったのです。

あの頃、本当に札幌は、クーラーが必要な日がほとんどなかったのです。

 

それが、大慌てでクーラーを設置しなければならないほど、

最近の札幌の猛暑は、ひどいものになりました。

昔は考えられなかったことです。

明らかに地球は暑くなっています。

暑い所がもっと暑くなるというのは判りにくいですが、

涼しい所が暑くなると、非常によく判ります。

 

地球温暖対策は本当に切羽詰まって必要なのでしょう。

SDG’sの行為、行動をしていれば何とかなるものではなく、

はっきりと人間の生活を変えて行かなくてはいけないのでしょう。

KeePerは何が出来るのか。

 

まずKeePer は雨で車がキレイになるので洗車の回数がガクッと減ります。

これは結構劇的な効果なので、洗車の為の水と電気と手間が減ります。

 

次に、当然自動車が電気自動車とか燃料電池(水素)自動車に代わって行き、

ガソリンなどの化石燃料を使わなくなっていくので、

多くのガソリンスタンドの生活が出来なくなっていきます。しかし、

洗車、コーティングの収益で特化出来た所が生き残って行くのかもしれません。

 

もう一つ、

みんなが、車を長く使うようになります。

今でもその傾向が続いていますが、

これからは自動車の製造そのものがCO2排出に結び付くので、

自動車など工業製品の生産そのものも、落としていく必要があり、

その為にも、みんなが車をもっともっと長く乗るようになるでしょう。

その為には、今乗っている車をいかに気持ちよく乗れるかが問題で、

KeePerはその要求に一番応えられるのではないかと思っています。

 

車の販売台数は大きく変化しても、車の平均車齢はまだ伸び続けています。

車の平均車齢が伸び続けているので、実際に道路を走っている車の数、

つまり車の保有台数はまだ減っていません。

 

アフターマーケットはまだ減っていないので、

このビジネスの可能性は、数の上でもまだ縮んでいません。

いずれは少子化で少なくなっていくことは間違いありませんが、

それはどんな産業にも言えることで、

だけど意外とアフターマーケットは人間の生活を支えつつ、

しぶとく残って行く筆頭の産業になるのではないでしょうか。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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