谷 好通コラム

2018年04月14日(土曜日)

4.14.PCを踏みつぶしてしまいました

 

4月16日()には何とかします。

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2018年04月13日(金曜日)

4.13.コミュニケーションの難しさ

人間が他の人に何かを伝えて、他の人からの返事を受けるのは、
一番単純なコミュニケーションだが、
その一番単純なコミュニケーションですら、
まともに伝わらないことがある。
伝える時には、どのように伝わって欲しいのか期待して伝えるのだが、
その期待とは反対の方向に伝わって、反対の反応をぶつけられることがある。
彦根の交番で19才の巡査を叱って、
多分、大きな声を出したら、「罵倒された」と思われて、
拳銃で二発の銃弾を背中から撃ち込まれて即死した41才の巡査部長がいた。

 

大きな声で叱責すると、
罵倒されたと自分をさっと被害者にしてしまい、
害を加えた相手が悪いのだから、反射的に殺してしまう。
とは、異常な事件ではあるが、
これはある意味ではよくある事でもあるのではないかと思ったのです。

 

これには一つの大前提が、叱責した巡査部長にはあった。
叱られたその若い巡査は自分よりも「知らない人」「出来ない人」であり、
巡査部長である自分の方が「知っていて」「出来る立場にある人」であるので、
大前提として、
自分はどのような方法であっても「教える立場にある者」なのだから、
その若い巡査が知らないのでやってしまった失敗を、
大きな声を出して叱り、教えたつもりだったのだろう。
より強く教える為に大きな声を出して、叱責したのだろう。
ところが、
その叱られた若い巡査には、その大前提がなかったのではないか。
つまり、先輩の巡査部長と若い巡査の自分は、
同じように「知っていて」「出来る立場にある」対等な人間であって、
いかに巡査部長が自分より歳をとっていても、
自分と同じ人間であって、
自分が何を失敗したとしても、
それはその失敗を指摘すればいい訳であり、
何も大きな声を出して自分の非難し、攻撃していい訳がない。
罵倒していい理由なんかない。

 

ただの失敗なのだから指摘し注意すればいいのに、
自分を(たとえば)バカ呼ばわりした。
その巡査部長にそんな資格はないのに、自分にひどい言葉を浴びせた。
悪いのはその巡査部長だ。
殺されても当然の非がその巡査部長にあるから、
殺した。
だから、
本気でそう思って、捕まってからも、
彼は「殺したことは間違いない。」などと口にしたのではないだろうか。

 

 

自分が知らないことを知らない人、
あるいは、自分が知らないことを認めようとしない人はよくいる。
自分は知っていることが多いので、
知らないこともものすごく多く有ることが分らない、知らない人はいる。

 

彦根の若い巡査は、異常にそうだったのではないか。
でも、そんな知らない人は程度が異常でないだけで普通にいっぱいいる。
コミュニケーションを取るにも、
大前提が違うままでは、交わす言葉の意味がお互いにすれ違っていてしまい、
言った、言わない、のコミュニケーションの不成立になりがちなる。
そんなことではなかったろうか。

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2018年04月11日(水曜日)

4.11.本が出ます「クルマをきれいにする「美学」 KeePer」

何か月か前のことですが、
ラジオ日本のインタビュー番組に出演しませんか。と、
お誘いを受けました。(誰からのお誘いであったのかは憶えていません)
今、私はキーパーの宣伝になる事なら何にでも出る基本的スタンスなので
二つ返事でOKしました。
それで、その番組に出たのですが、
その番組のパーソナリティーが「鶴蒔(つるまき)靖夫」氏というお年を召した方で、
後で聞いたらもう80才代であるとのこと。
お歳の割には若いエネルギッシュなイメージの方です。

 

お話を聞くと、この番組はもう何十年も続いていて、
すでに8,000人の方が出演されていて、その中に超有名な人も何人もいます。
そんな番組に呼んでいただき大変名誉なことで嬉しかったのですが、
その鶴蒔靖夫さんが「あなたの会社とビジネスモデルは面白い」と言って、
「もっと深くインタビューして、君と会社の事を本に書きたい。」
そう、おっしゃいました。
しかし、中小企業の社長をまるで偉人伝のように書いてお金を取る
“よいしょ本”ビジネスがある事も知っていたので、
私自身の事には触れず、客観的に会社の事や
KeePerのビジネスの事を書いてご紹介いただけるのでしたら・・。
と、それまでにたくさんの本を書いていらっしゃる鶴蒔氏を信じて、
書いていただくことにしたのです。

 

インタビューにはかなりの時間かけ、
鶴蒔氏とそのチームの方々はKeePer とKeePer技研(株)を調べ上げ、
チームの人は、私のこのブログも相当量、夜が明けるまで読んで下さり、
実によくKeePerと会社、
そのポリシー、ビジネスモデルをご理解いただき、
私がたぶん自分で書くより、よっぽど客観的によく書いていただきました。
大変長い時間を使って、私自身がびっくりするほど
正確に解りやすく書いていただきました。

 

もちろん、事実として違う部分は修正し、
考え方に関わる微妙な違いは、こだわって、
ここは特にこだわって、修正すべき点は修正させていただき、
本が完成しました。

 

題名は『クルマをきれいにする「美学」 KeePer』
私自身についても会社を創った張本人ですから多少は書いてありますが、
決して”よいしょ本”にはなっていないはずです。

 

4月13日からAmazonでインターネット販売がはじまり、
4月16日から全国の本屋さんの店頭に並ぶそうです。
18日には新聞広告もすると言っていました。

 

恥ずかしながら、
でもKeePerの宣伝になるのならば恥を忍んで
「本」を出していただきました。

 

 

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2018年04月09日(月曜日)

4.09.今日一日に思ったこと

昨日のスーパーGT岡山戦は、
久々に面白いエキサイティングなレースだった。
今年は、トヨタのレスサスLC500、ホンダのNSX、日産のGT-Rが、
落ちこぼれなく対等に戦う力があって、
その時の状況によってタイヤで差が着いたりすることはあるが、
昨年のホンダのように総崩れになるような車種は無く、
レースごとに各車種による鍔ぜり合いが見られるそんな予感がして、
とても楽しみです。

 

さて、昨日のレースでは、トップと3.9秒差で3位ゴールだったので、
ハラハラしながらゴールまで見ましたが、
ゴールとほぼ同時にテントを出て、
サーキット内がまだ混んでいないうちに帰路に就きました。
ここでの数分、数十秒差が、
サーキットを抜け出る時間に下手すると数十分の差が出るので、
トップに絡んでいない場合はゴール前にテントを後にして脱出します。
これは、私だけではなく、舘会長も多くの場合そうですし、
レースでの熱狂ぶりを演出するRED BULLの連中も、
その脱出の速さはクールでいつも私たち以上です。
後の片づけを担当するスタッフのみんなや、
地元の応援団の皆さんには申し訳ないのですが、
毎レース参加する者としては、
レース後の部分の消耗を減らすのは、
どうしてもやっておきたいことなので、勘弁してください。

 

 

今日は中央トレセンで、
キーパー技術コンテストの愛知1と愛知Aの県チャンピオン決定戦でした。
出場者が非常に多い愛知県と東京都は、人数の関係で二つに分けざるを得ず、
どちらも二番目のグループという印象を避ける為に、
「愛知第1グループ」と「愛知Aグループ」。
「東京第1グループ」と「東京Aグループ」という変な言い方をしています。

 

その愛知1と愛知Aの両方のグループの県チャンピオン決定戦を、
朝から夕にかけて、4回のコンテストに分けて行ったのです。
「愛知」は私にとってもこの会社にとっても地元なので、
知っている人がいっぱいいらっしゃっていて、
コンテストに参加したかったのですが、
私は私なりに仕事がいっぱい詰め込まれていて、
ほんの少しの時間しか会場に座っていられませんでした。
特に結果発表の場を離れて、出かけなければならない場面は、
本当に昔に戻りたいと思って、連れ合いにぼやいて見せても変わりません。

 

私はこの会社の中での立場が昔と比べると随分変わりました。
昔に比べると”実務”に関わることがほとんどなくなっています。
それでも、すべての事に関わっていて、
よくダメ出しもします。
間違った方向に会社全体が行かないように、気を配ります。
うっかり放ってくと官僚主義的な雑草がすぐにはびこって、
わが社の徹底した現場主義にそぐわない
文字面状の机上の空論がのさばる様になります。
知らないことを知らない者、
解かっていないことを分っていない者は、本当に始末に悪いので、
少なくとも、そんなものとは闘うことにして、
正しく動いている現場とは、
私はずいぶん離れてしまった気がします。
しかし、自然にそうなれているので、
そのことから後戻りせずに、もっと前に進めたいと思っています。
もう、十分だと思っています。

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2018年04月08日(日曜日)

4.08.最高に面白いレースだった。SGT岡山戦

今日はスーパーGT2018年の初戦、岡山戦決勝であった。
我がチームは岡山戦にめっぽう強い。
過去4年間で4戦3勝、
つまり4戦での岡山国際サーキットでレースをやって、
3回が優勝し、残りの1回が2位であった。
スーパーGTには独特のウェイトハンディの制度があって、
レースで優勝或いは入賞すると、
その成績に応じた重さの「ウェイト」を次のレースで積む制度で、
例えば1レースに優勝すると40Kgのウェイトが課せられる。
しかし、初戦はすべての車両がウェイト”ゼロ”であり(ラストもゼロ)、
イコールの条件で戦うレースとなる。
我が#37(今年は#1)は、このイコール条件でのレースに滅法強いのです。
これは自慢しても良いことなのですが、
初戦に優勝すると、一番重いウェイトを一番長い間積むことになって、
条件的にはあまり得ではない。
しかし、レースは全戦をみんな全力で戦っていて、損も得もなく、闘う。

 

 

今回のレースも、もちろん、全力で勝つつもりで闘った。
しかし、決勝前日の「予選」では、
その日の異常なまでの低温が、帆がチームのタイヤにはマイナスに響いて、
16台中9位とあまりパッとしない結果であった。
9位からのスタートでは、まず優勝は難しいだろう。
と、私もみんなも思ってサーキットに行ったのだった。

 

朝8時にホテルを出て、約1時間後、まだ空いているサーキットに到着。
それから午後2時半のレース決勝スタートまでの5時間余りの長い時間、
前座レースとか、SGTのフリー走行、などいろいろな行事があって、
私達は、一緒にチームを応援するために集まってくれた
プロショップなどの皆さんにご挨拶したり、話をしたりして過ごします。

 

 

さぁいよいよ決勝レース。

 

スタート前のフォーメーションラップを、
セーフティーカ―を先頭にして回るのだが、
その中で9番手を走る#1のスタートドライバー「ニック・キャシディー」は、
いかにもタイヤに熱を入れようとするのか、
ゆっくりとした速度のフォーメーションラップなのに
急加速したり、ハードブレーキをかけたり、ハンドルを大きく振ったり、
危うくスピンしそうになるくらい激しくタイヤに熱を入れる動作をしていた。
とは、一緒に行った村藤君からの話だ。

 

 

その甲斐あってか、#1のニックは、
本番のスタート直後の1周走る間に、
前を行く予選上位の車を抜きに抜いて、
最終コーナーからストレートに戻ってきた時点で、
何と6位にまで上がっているではないか。

 

さすがにチャンピオンカーであり、チャンピオンドライバーである。
その後色んなドラマがありつつ、着々と順位を上げて、
15周目くらいには4番目に着け、
かなり速いペースで前を抜いていく。

 

今回のタイヤは温度が低い状態でグリップが出ず、
昨日の予選では苦戦したのだが、
決勝の当日、昼までは変わらずの低温だったが、
午後からは日向ぼっこが出来るくらいの日差しが出て、
短時間で路面温度が上がったのではないだろうか、
これをチャンスと見たニックが、
無理やりタイヤに熱を入れて、
上がったグリップを利して、強烈な追い上げを強行したように思えた。
とにかく速い、一周につき前を行く他車より2秒は速く、圧倒的だ。
今年のタイヤは熱さえ入れば、かなりの実力を持っているように思える。

 

その後、前を行く好敵手#23モチュールGT-Rが
ドライブスルーペナルティーを受けたりして、
色々なこともあって、
38周目に、とうとう、ニックはトップに躍り出ました。

 

 

トップ。1位。
予選9番手から38周でトップにまでなるなんて信じられません。
ピットの中は大騒ぎです。

 

しかし、それも45周目にピットインしてくるまで。

 

ピットインして手早く平川亮選手にバトンタッチするも、
ピットストップの時間が、
先にピットインした
この日の最大のライバル#100のレイブリックNSXなどより5秒は遅い。
燃費の問題で給油の燃料の量が多かったのだろうか。
何か作業にトラブルがあったのだろうか。
私たちには分からないが
ニックが激しくもぎ取ったトッブの座はあっけなく取られて、
すべての車がピットインした時点で4番にまで下がっていた。

 

ピットに帰って着替えてきたニックは、
最初、ちょっと怒ったような表情をしていたが、
しばらくして、冷静さを取り戻し、
トップまで上がったことに対するみんなからの祝福を素直に受けていた。
大したものです。

 

 

そこからもう一人のチャンピオンドライバーである平川亮選手(以下単に『亮』)は、
激しく追い上げ、とりあえず前を行く同じLC500の#6ワコーLC500を抜き、
亮はレクサス陣の中ではトップに戻り、
3位になって、今年は速いNSXの#100と#17を追う。
#100のレイブリックNSXには、
「元F1世界チャンピオンのジェンソン・バトン」が乗って話題になっている。
#17ケイヒンNSXは、昨日の予選トップの車だ。
そう簡単には亮といえども追いつけない。
あと25周残っている時点でトップに約12秒の遅れ。
1周0.5秒のペースで追い上げれば行ける差だ。

 

12秒とはピットストップで5秒の遅れと、
亮がピットアウトした時、
前線でも通過したのであろうか、急に温度が下がって、陽もかげり
テントの中にいてもヒヤッとして慌ててストーブに火をつけたぐらい。
熱が入らないと力が出ない今年のタイヤに、この冷えは効いたのだろうか。
亮のペースが思ったように上がらなかった。

 

それでも、あと15周ぐらい残りの時に、
先頭を行く#17ケイヒンNSXが、
他車から落ちたパーツを拾って、フロントの一部が壊れたかと思えたのだが、
ペースは全く落ちず、
しかし、NSXのタイヤが終盤でタレル特性があるようで、
あと残り10周くらいで、ペースが落ちて
最後の週には、#1と#17の差3.9秒まで追いついたのだが、そこまで。

 

 

あと3周あったら、
前を行く2台のNSXを抜いてトップになっていたに違いないが、
ピットアウト直後の急激な”冷え”がタイヤの熱を下げたのが最後まで響いて?
残念ながら、2018年SGT初戦を3位で終えたのでした。

 

走っているドライバーや、チームには大変なレースであり、
残念なレースでありましたが、
見ている私達には、めちゃくちゃ面白いレースでした。

 

今年のシリーズも面白くなりそうです。

 

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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