谷 好通コラム

2018年03月09日(金曜日)

3.09.ラベルの「ボレロ」のような人生でありたい

多分、中学生の時の音楽鑑賞の時間であったに違いない。
音楽鑑賞の時間はいつも、つまらないクラシックの名曲を、
延々と聞かされる苦痛の時間であった。
しかし、
ラベルの「ボレロ」から変わった。

 

遠くから聞こえるクラリネット一本の演奏から始まって、
同じリズムと同じメロディが繰り返し、繰り返し、
徐々にいろいろな楽器が加わって、
弦楽器が静かにリズムを刻み始めるころには、
音が心を響かせ始めていて、
木管楽器のソロが単純なメロディに色艶を加え、
いつの間にか、
オーケストラ全体が、
それでも控えめにメロディとリズムを刻み、
大きな金管楽器が響き渡るころには、
心が震えて、生まれて初めてクラシックの音楽に聞き入り、
オーケストラの壮大な音に心をわしづかみにされながら、
最後のクライマックスでは、
大自然に解放された様な
大きな感動を得た覚えがあります。

 

あれからクラシックが好きになりました。
しかしもちろん本格的な教育を受けた訳でもなく、
何か楽器の訓練を受けた訳でもなく
だから、ただ単に聞いて楽しむだけのファンですが、
バッハなら幅広く、ベートーベン、シューベルト、モーツァルト、
ガーシュイン、ショパン、ラベル、シベリウス、とけっこう幅広く好きで、
特に今はラフマニノフのピアノ協奏曲にぞっこんです。

 

武骨でデブなおっさんキャラの私が、
クラシック音楽が好きだとは全く似合っていませんが、
似合っていようといまいと、好きなものは好きで、
その素が、
中学校の時の音楽鑑賞で聞いた「ボレロ」だったということです。

 

昨夜のどしゃ降りで空のチリがすべて洗い流されたのでしょうか、
青く澄み渡った空が素晴らしいので見上げていたら、
そんなころを思い出しました。

 

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2018年03月08日(木曜日)

3.08.今に敏であればこそ、未来に敏になれる。

今日は、新幹線で日帰りの福岡出張でした。
とても大切でありとても前向きな二つの用件の為です。
往復7時間
今、帰りの「新神戸」を通過しました。
あと1時間あまり、もうちょっとです。

 

昔は、福岡行きは、当然のように飛行機に乗りました。
日帰りであっても飛行機です。
しかし、今は、飛行機で行く発想は福岡行きには全くありません。
空港へのアクセスの為に要する時間と、
空港での事前に持たねばならない余裕の時間と、
安全の為の・・時間と、
全部合わせるとドアtoドア時間を考えれば、新幹線<飛行機となって、
それに飛行機は予約マストという拘束性が加わって、
福岡への仕事は、必然的に、
新幹線での往復3時間半×2の快適なWiFi自由時間を選択することになる。

 

今はまだ名古屋⇔福岡の限定的な事実だが、
これが、その数十倍もの需要のある東京⇔福岡にまで拡がるのは時間の問題だ。
少なくとも、二十年後には現実の問題となるはずだ。

 

飛行機の運航に関わる仕事に就いている人は、
この事を敏感に解かっているだろうか。
今すでに、
名古屋⇔福岡で現実になっている事に、
また、
その事実が福岡空港の空港ビル移設工事が終わった時に露呈する事を
みんなキチンと解かっているのだろうか。

 

福岡⇔東京・東京⇔札幌が進化した新幹線に取って替わられた時、
日本の航空機事業は崩壊するはずだ。
その前兆がすでに名古屋⇔福岡に出ている事に敏感に感じるべきだろう。
時代の変化とはそんな風にごく何気ないものだ

 

時代の変化を、
敏感に感じるどころか
横っ面をひっぱたかれたような衝撃を伴ってぶつけられても、
それが数字の上でしかないと、
まだピンとこないボケが多い会社は、いずれ時代に押しつぶされることになる

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2018年03月07日(水曜日)

3.07.思わず買った「それいけ!小型犬」のとりあえず勝ち

「それいけ!小型犬」とは、ドックフードの商品名です。
もちろん小型犬用に調整されたドックフードなのでしょう。
これをわが連れ合いは
どこかのホームセンターのドックフード売場で、
「リンダ」の為に衝動的に買ったそうだ。

 

ドックフードの商品名に「それいけ!小型犬」とは、見事ではないか。
我が家のようにトイプードルとかチワワとか
小型犬種のペットを飼っている飼い主には、
自分の家の犬の為の商品だと、一目で解かるし、
しかも「それいけ!・・」とは、いかにも、元気が出そうな商品ではないか。
なにより、我が家の小型犬が飛びつくほど好きなドックフードのように思える。

 

「商品名」とか商品を表現する「ことば」「言葉」「コピー」は、難しい。
その商品を表現する”言葉”次第で、
商品の売れ行きが大きく変わるものです。

 

 

どんなにうまく表現したつもりでも、
それを読んだ「お客様」が、
その言葉から何を理解し、どう感じ、どう思ったのか、

 

造ったこちら側は一切関係なく、
お客様という「向こう側の人」が、
その商品を表現した「言葉」「コピー」から何をどう連想して、
何をどんな風に思ったのか、第一印象はどうか、
果たしてその商品を理解したのか。
そして、
「買いたい」と思ったのか、「欲しい」と思ったのか、
すべてはその一点にかかる。

 

色々考える。
小型犬専用に調整された商品コンセプトの商品に、
「小型犬が飛びつくほどおいしいドックフード『元気君』」
とか、
「小型犬専用ドックフード『ちっちゃい君』」
とか、
「小さな犬種にとっての味がいい『小さなおいしい』」
とか、
商品開発部、あるいは企画部の連中が、
自分たちの存在意義をかけて、全力で考える。
しかし、そのプロたちの中で「それはおもしろい」と評価をもらっても、
お客様が「欲しい」と思わなくては、
その商品が「売れる」という単純な目的は達せられず、
その商品を表現する「言葉」は失敗であったことになる。
大至急「商品名」「表現」「コピー」「ことば」を変えなければならない。

 

そして、その商品が一度買ってもらえれば、
買い続けたくなるような商品力を持った商品だったならば、
その商品は成功したことになる。

 

まず最初に、
買いたくなるような「商品名」「表現」「コピー」「ことば」が必要だ。

 

我らが「それいけ!小型犬」とどうだったのか、
とりあえず、お客様であるわが連れ合いの心に
「買いたい」と思わせたのは成功だった。買った。
「それいけ!小型犬」の勝ちである。

 

それから先は、リンダというもう一人の主人公が「食べる」かどうか、
毎日「欲しがるかどうか」が勝負である。

 

飼い主には勝ったが、リンダに勝てるかどうかは別物である。

 

小型犬のリンダは、
最近、猫のチーちゃんと、
直接会っても、喧嘩などせず、
「あそぼーよ」としきりにちょっかいを出すのだが、
猫のチーちゃんの方が、まだ、
「やだよっ」と相手にしないつれなさで、
仲良しにはまだちょっと程遠い二匹です。
でも、噛みついたり、ひっかいたり、相手を傷つけるようなことはしません。
もうすぐ、最高の平和がやってきそうです。

 

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2018年03月06日(火曜日)

3.06.二週間ぶりの”普通の朝”。早速、東京へ

体調を乱して、肺炎にまでになってしまってから約二週間。
はじめの一週間の入院はともかくとして、
そのあと一週間もぐずぐずしていたのは自分でも予想外だった。
しかし一つの踏ん切りとして、
今日の東京行きは、何とかやろうと決めていた。
証券会社主催の機関投資家向けの何件かのIRがあったことと、
かねてから進めていた計画の区切りもあったので、
この東京での仕事は何とかやろうと思っていたのです。

 

「病は気から」という言葉があるのはまんざら嘘では無さそうです。
今朝、6時に起きたら
喉に痰を感じません。
呼吸の息苦しさもありません。
平熱36.5℃です。
二週間ぶり、久しぶりの”普通の朝”です。

 

そのことを連れ合いに言ったら、
その嬉しそうな顔が印象的でした。

 

それから早速、朝風呂に入って、
シャワーでごしごし洗って、洗髪、髭剃り、
朝ご飯は、定番の卵かけご飯に、お味噌汁。
一昨日までの下痢も今のところ治まっています。
あまり、体の調子を伺うようなこともせずに、
一つ一つのステップをあえて普通に済ませてしまいます。

 

ただ、足だけはエイヤッだけでは何ともならず、
ここは素直に、
車いすを引っ張り出して、昨日の内に空気を入れておいてもらったので、
村藤君に押してもらうことにしました。
それで、朝8時前の新幹線に乗って東京に向かったのです。

 

家を出る前に見た「今日の星占い」はトップ。ばっちりです。

 

東京駅に着いてからは、
東京に単身赴任の佐々木君にも助けられながら、
一つの用件と三つのIRと、武蔵村山の物件視察(残念ながらNG)を済ませ、
午後7時過ぎの新幹線で名古屋に向かっています。

 

二週間ぶりに、
普通に仕事をこなせました。
しかも、かなり熱を入れて仕事をこなせました。

 

もう大丈夫のようです。
明日は大した用件はありませんが、
明後日は、福岡への新幹線での日帰りです。
非常に期待の大きい用件二つが待っています。
この出張には、連れ合いも付き合ってくれるそうです。

 

やっとペースが戻ってきました。
夜8時を過ぎた新幹線の中、これを書いていても順調です。
もう大丈夫のようです。生き返ってきたような気分です。

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2018年03月05日(月曜日)

3.05.三月と四月に開店する店たち

ただ今、第5回のKeePer技術コンテストが世に盛り上がっている時、
キーパーラボでも新店オープンの準備に地味にみんな頑張っています。
ラボの新店オープンは決して派手なものではなく、
最初に来ていただけるほんの少しのお客様を、
「また来ていただけるお客様」にすべく、
誠心誠意を尽くして、歓迎して、満足頂くことを繰り返します。

外から見ると、
開店したのか、開店していないのか中々区別がつかないくらい地味でしょう。
そんな少しのお客様がベースとなって、
二年目のジャンプが150~200%になってくることを信じて地味に頑張ります。

 

そんな地味なオープンを控えた新店が、
今月と四月だけでも8件もあります。
肩が凝ってきそうですね。

 

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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