谷 好通コラム

2015年07月26日(日曜日)

7.26.店舗を巡って、昨日の考えを変えました。強いルールが必要です。

今日は久しぶりに何も、仕事も無かったので、
中部のキーパーLABOを、主に尾張の13店舗を周ってきて、
店舗を一軒一軒別に設計して造るのは間違いかもしれない。」と。
改めて思いました。

 

それを強烈に思ったのは、
まずLABO東郷店でした。
ここは異例に広い敷地(約300坪)に店舗を造ったので、
妙に全体が大振りに出来てしまい、
色々な場所が意味もなく広かったり、
特にコーティングブースの背が高く、幅も余裕で、
それに無駄に四台分もあって、
このデカすぎるブースは、夕日が入る方向にあり、
しかもクーラーの本体が上の方にあって、全く効かず、
ブースの中が外気より暑いのです。
36℃の今日のような日は、ブースの中は40℃を越しているでしょう。
応援の伊東課長が、かわいそうと思ったのか、自分が入って作業をしていました。
なぜこんな物を造ってしまったのか。

 

敷地に余裕があったので、
広く使わなくては”損だ”という根性が
こんな不合理な店舗を造ってしまったのだと思います。

 

 

強烈に反省しました。
きちんとしたルールさえあれば、
敷地に余裕があろうがなかろうが適切な大きさで造ったはずなのに。
余裕のつもりが、逆に、あんな、
スタッフに厳しい環境を強要するLABOになってしまいました。
前から気が付いていたのですが、
今日改めて強く思いました。

 

また、半田店では、居抜き物権を改造後、
夏になって気付いたのでは遅すぎますが、
お客様を一番西日のきつい暑い所に座らせていました。

 

しかも、強力なエアコンが2基もある場所があるのに、
閉められない空間で無駄にエアコンを回しながら、洗車の仕上げをしていて、
それでもその場所の方がお客様の部屋より涼しいので、
お客様がそちらに避難してきているのを異常とも感じず、放置していました。

 

この不合理に誰も気が付かないとしたら、そちらの方が異様です。
これはスタンダードだけでは、解決できないことかもしれませんが。
いずれにしても、これはすぐに改善の改装をします。

 

それに、
あまりにもデカすぎる看板は、東郷店だけでなく
半田店や、津店などでも、
下品なまでにそのデカさで、お客様に嫌味に覆いかぶさってきて、
自分を売りたい、買わせたいのスケベ根性が、
この店舗の”質”を、無用なまでに落としています。

 

これは、桁外れに広い敷地と、
極端に通行量が多い道路に面した場所に立てた”草加店の特大の看板”が、
普通の店舗にも同様に立てられてしまったものです。

 

見た当初は
異様にデカいと感じたものの、
ちょっと見慣れるとそれほど異様には思わなくなっていたのですが、
久しぶりに改めて見ると、
これは、異様であり、道路際にこんな大きさの看板は威圧的で、むしろ下品です。

 

※身長153cmの人に看板の真横に並んでもらって半田店の看板を撮りました。

 

 

名張街道店、高針店は、仙台長町店は、基準通りの寸法で造られています。
今日、出来あがり寸前の高針店を見てきました。
タワーサインの看板も店舗といい感じのバランスになっています。

 

最新の8月1日開店のLABO高針店。

 

 

もっとスタンダードをしっかりと作って、
このスタンダードから絶対に出ないようにして、
その範囲の中で、物件に合わせた工夫をすべきなのでしょう。

 

しかし、何週間か前、やはり同じような事を思って、
「LABOスタンダード」を造ったばかりなのに、
先日のプランニングの会議では、そのスタンダードを出しもせずに、
あれやこれやと、やっつけていたのです。

 

反省を活かせない私達こそ恥知らずです。

 

今日、そんなことに気が付き、痛恨の思いで、
一軒一軒を大切に、それなりに造ることの危険さを思い知った日でした。
自由は、束縛より、危険を持っているので、
ルールが必要です。それも強いルールが必要です。

 

13軒のLABO店舗を周って来て、
みんなの写真も、いっぱい、しっかり撮ったのですが、
今日は、疲れたので、
明日、いっぺんに載せます。
こちらは面白いですよ。最高です。

Posted   パーマリンク

2015年07月25日(土曜日)

7.25.靴屋さん、100円ショップなど居抜き物権、大好き。

キーパーLABOの新店のプランニングをする時、
店舗をハイペースで増やしたいなら、
店舗の要素をモジュール化して、
それを土地の形などに合わせて、
積み木のように組み合わせていくのが良いのでしょう。
あるいは、
K,sデンキさんとかステーキの宮さんとかのように
まっ四角の店舗にして、どの店舗も見分けがつかないくらい同じ形と構造で、
立地にほとんど左右されずに建設をして行けば、
早いスピードでの出店が楽なのだろうと思います。
店舗やブランドのアイデンティティも、明確になります。
しかし、それは分っているのですが、
私達の店舗はそういう造り方はしていません。

 

まず、新店のための物件が出てきたら
それがどんなにたくさんの件数があっても、
その立地あるいは物件の条件を、
私あるいは東西の事業本部長のいずれかが見に行きます。
つまりLABOをよく知っていて物件可否を判断できる者が必ず現場に行って
その者がOKとしたら、
その物件での店舗プランニングを行うために
その現場に私と東西の両事業本部長が行くことにしています。

 

そして、いちいち、
その立地を踏まえた形と構造の新しい店舗をみんなで考え出します。
基本形は何パターンかあるのですが、
それでも、通行人、入ってきたお客様の視線などを意識して店舗を考えます。
一番大切にするのは作業をお待ちいただくお客様の視線です。
いかにお待ちいただくお客様がイライラせず作業をお待ちいただけるか、
出来れば作業を受けている愛車が見える場所で待ちたいと思われるはずなので、
そんなことを意識しながら配置を組み立てて行きます。
この商売はリピートが一番肝心なので、
“客よせ的”な発想で店舗を考えず、
待っていただくお客様の居心地を最優先にして考えます。
もちろん、
働くみんなのことも忘れてはいけません。
働きやすい環境と動線、これも高い優先事項です。

 

しかしこんなことをしていては、
出店のペースが上がらないのではと思うこともありますが、
一軒一軒を確実に成功していかないと、
どこかで新規出店がストップしてしまうので、
どんな件数がかさんできても、こんなプランニングをやめることはありません。

 

出店と店舗プランは、
最も仕事が出来るはずの者、つまり役員がやるので、
件数がかさめば、休みなしで仕事をすればいい訳で、
役員の休日出勤と残業はまったく問題ありません。
(社員は別途キチンと休ませます。)
幹部役員のみんなは現場をよく知っていて
こんな仕事が大好きなので、まったく問題ありません。
慣れてきたこともあって、どんどんペースを上げています。
当然ですが、日常の本業はまったく手を抜いていません。

 

 

特に面白いのは、「居抜き物件」で、
現在の直営37店舗中の約半数が、以前何らかの商売をしていた店舗を閉鎖した物件で、
今後も相当の居抜き物件が出るはずです。

 

ガソリンスタンドの閉鎖物件が一番多いのは、
そのインフラがLABOの商売と似ているので改造は一番簡単です。
あとは、カーディラー、コンビニ、珍しい所では靴屋さんの跡がありました。
こういう物件は、発想の豊かさが物を言って、私は得意です。
最近改造プランを造ったのは、
100円ショップ跡と、本屋さんの跡、ゲームセンター跡です。
私は、これが大好きで、すごく得意です。
どんな物件が来ても、最初からLABOとして造ったような、
元が何だったかなかなか見破られないような改造をします。

 

こうやって造ってきた店舗は、
何年か前にLABO北神戸店を大阪トレセンに転嫁したことはありますが
それ以外は、まだ一軒も閉鎖していません。
減損会計の対象にもなっていません。
これはどこまで続くか分りませんが、
一軒一軒大切に造って行けば、この記録は続くのではないだろうかと思っています。

 

たとえばLABO宝塚店は元靴の量販店でした。

 

 

明日もまた、猛暑を予感させる夕焼けです。
「ガリガリ君」の出番です。みんなに会いに行きます。

 

Posted   パーマリンク

2015年07月24日(金曜日)

7.24.あの夕焼けは、猛暑がやってくる前ぶれか

沖縄にある台風12号の影響で、
中部、関東の内陸では40℃近くなる猛暑に襲われると、
インターネットのニュースにありました。

 

私は暑いのが苦手です。
でも、店舗でずうっと暑い目をしてきたはずなのですが、
暑さで苦しい思いをした記憶があまりありません。
具体的に暑くてつらい目をした光景の記憶がほとんどないのです。
苦手な暑さに苦しんだはずなのに。
人間の記憶は、刺激の強さだけで記憶の強さに直結するわけではないようです。

 

そう思ったのが、
昨夜の映画です。
24日夜9時からのテレビ映画劇場で「ターミネーター3」を見ました。
初めから終わりまで刺激の連続の映画です。
ずっと激しい闘いと破壊の画面で、
この画面が全部コンピューターグラフィックで造ったニセモノと判っていても、
刺激的であり、見入って釘付けになってしまいますが、
映画が終盤になってちょっとドラマチックなストーリーじみた時、
ふと、私はこの映画を、
前に見たことがあると気が付きました。
私は、この映画を何年か前に見たことがあることに、
映画が終わりかけの頃になって、やっと気が付いたのです。

 

前に見たはずの激しい戦闘場面や、アクションの場面など、
刺激的な場面をまったく憶えていなかったのです。

 

目と耳から入ってくる”仮想”の世界の刺激は、
どんなに激しく強くても、
記憶に残らないほど空虚なのでしょうか。

 

 

とはいっても明日からの暑さは、本当に大変です。
夕焼けがつらく感じます。

 

Posted   パーマリンク

2015年07月23日(木曜日)

7.23.役に立っている実感が一番幸せ

最近、足の変形が進んできて、
いよいよ歩くのが不便になりました。
だから、OXの軽いかっこいい車いすを手に入れ、
それを載せる車を調達して、運転してもらうようになりました。

 

少し年長のLABOの店長をやっていた男性で村藤君です。
KeePerコーティングの技術も100%出来て、
接客はもちろん、マネージメントまで出来るので、
忙しそうな週末の前には、
シフトを調整する日ぐらいになると、
あっちこっちのLABO店舗から引っ張りだこになります。

 

こういう週末入店要請のラブコールは、
営業、開発、出荷、デザイナー或いは常務取締役をはじめとする役員、
ほぼすべてのLABO店舗スタッフ以外の人に及び、
要請を受ければ、みんな嬉々として土日の店舗に応援に行きます。

 

そんな「入店」の依頼が、飛び交うのは、
この7月初旬は、長梅雨で全店が苦しんでいたのですが、
18日(土)、19日(日)、20日(祝)の三連休で一挙に盛り返し、
今度の25日(土)、26日(日)の週末のお天気も【晴れ ☀】のようで、
また大きく伸ばし、スーパー達成も狙えそうな勢いになっているからでしょう。
みんな生き生きとして仕事をしてくれています。

 

そんな店舗から週末入店のラブコールを受けた村藤君が嬉しそうです。
「LABOで働いている時が一番楽しいんだろ。」と聞いたら、
「はい、LABOで働いている時が一番”役に立っている”って実感があります。}
と村藤君が答えました。

 

キーパーコーティングを仕事にしている人は、
それがPROSHOPであれ、LABOであれ、みんな一緒で、
キチンとお客様のお車をキーパーコーティングすると、
お客様は、まず間違いなく自分が期待した以上のキレイさが実現されるので、
どなたも本当に喜ばれ「ありがとうね」と、お礼まで言っていただけます。
そんな言葉をいただいたりしたスタッフは、
お客様の役に立てた実感をいっぱいもらうことになって、
すごく嬉しいと言います。幸せだとまで言います。

 

それに比べると
営業、開発、出荷、デザイナー
或いは常務取締役をはじめとする役員たちは、
あくまでも間接部門であって、
直接お客様と接する店舗のみんながうらやましくてなりません。
営業(インストラクター)のみんなも、
プロショップのみなさんのことがうらやましくてならないのです。

 

役に立っているという実感は、人を幸せにするようです。
その上で報酬をいただくのですから、
仕事はその構造として、元来、楽しいもののはずです。

 

それがどんな仕事であれ、
楽しくないと思えたりしたら、
それは、多分、やらされている仕事だからでしょう。
あるいは逆に
どんなに素晴らしい、楽しい仕事でも、
自分が面白い事しかしたくないような自分勝手な人間には、
「やらされている仕事」になってしまうのでしょ。
残念ながら。

Posted   パーマリンク

2015年07月22日(水曜日)

7.22.何億円もの宝くじに当たったら70%の人が辞めるそうです。

今の「宝くじ」は、
1等前後賞を合わせて3億円とか、すごいものだと7億円とか。
気が遠くなるような莫大な金額が一般の個人の手に転がり込みます。

 

インターネットの記事によると、
そんな大金が宝くじで当たった人は、
70%の人が会社を辞め、仕事を辞めてしまうそうです。
3億円なんて一生かかっても稼げないような大金が転がり込んできたのに
その3万分の一でしかない一日1万円になるかどうか分らないような仕事を、
いやな上司にぶつぶつ言われながら、
暑いのを我慢して、
どうせ女房に取り上げられてしまうような給料を稼いでどうなるのか。
使っても使っても減らない3億円を目の前にして、
働き続けるような根気はないということでしょうか。

 

しかし、
仕事を辞めても、多くの人は、
みんなに感謝されるようなことをしようとするそうです。
遊んでいるだけでは自分の存在を見失ってしまうため
自分の存在意義を見つけるために良い事をしようとするのでしょうか。

 

多くの人が、
誰かに喜んでもらえるような「善行」を無償でするそうなのです。
生活は、宝くじで得た3億円で十分に賄えるので無償です。
しかし、
その善行をされた人は、
宝くじに当たったその人に感謝をするどころか、
その人をむしろ疎ましく感じるそうです。・・・・分るような気がします。

 

その「善行」とは、
誰かのためにされるのではなく、
自分が感謝されて気持ち良くなるために、自分のためにされたことなので、
その行為は周りからむしろうっとおしがられ、嫌われることすらます。

 

 

仕事とは、誰か人のために何かをして、
その誰かの役に立ち、何らかの付加価値を与えたので、
それに見合う報酬をいただくことで成立します。
と同時に与えられた人からは報酬と同時に感謝が得られる。
なのに、
3億円の宝くじの人は、
すでに3億円持っているので報酬は要らないが、
感謝だけして欲しいので、かえってうっとおしいのです。

 

3億円の宝くじの人は、何かを人に与えて、
金は要らないから、「ありがとう」だけを言って欲しいのだから、
こちらは、まるで乞食みたいなことを求められているような気になります。

 

何億円もの宝くじに当たっても、
会社・仕事を辞めなければ、
仕事の相手に感謝されながら生活できたのに。
仕事が嫌で会社を辞めてしまい、
その上で、なお、感謝されて気持ち良くなりたいと思うと、それは嫌われる。
変な方程式だが、何となく納得できた。

 

宝くじのようなもので、
何億円もの大金を労なくして手に入れても、それはそれとして、
仕事をきちんと務めていれば大丈夫。みんなが感謝して、ちゃんと仲間に入れてくれます。

 

 

新幹線の東京日帰り往復。
今日も富士山が見えない。
もう何か月も富士山をこの目で見ていない。
本格的な梅雨明けはまだなのだろうか。

 

Posted   パーマリンク

ページのトップへ ページのトップへ

  • 最近の記事

  • プロフィール

    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

  • カレンダー

    2026年4月
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    2627282930  
  • リンク集

  • 過去の記事

  • RSS1.0

    [Login]

    (C) KeePer Giken. All rights reserved.