2002年05月13日(月曜日)
416話 宴会は苦手だな
私は宴会の類がまったく苦手である
これは、若い時からずっとそうだった
酒を飲んで、お客さんと親睦を深め、接待することを「ノミニケーション」と言うそうだが
私がそれをしようとすると
かえって相手がシラケてしまうようだ
気の利いたジョークとか
相手を気持ち良くするような、お上手がまったく言えない
無理して言おうとすると
ギクシャクして、かえって言わなければいいことを言ってしまいそうで
自分でハラハラする
たとえ、夕食を一緒させていただく機会がたまたま有ったとしても
2次会まで行くことは極めてまれである
飲み屋さんには、まず行かない
ホステスさんがいる飲み屋さんときたら、年1回あるかどうか
そういう店に行ったとしても
若いホステスさんがニコニコと話しかけてきて
愛想笑いをしてくれても、私は的外れの返事をするばかり
これはまずいと思って、一生懸命話を盛り上げようとしても
ますますハズしてしまう
皆さんシラケテしまうのか
いつの間にか、独りぼっちになっている
「また、このパターンか」
そのうえ、カラオケでも始まったら、私は頭を抱え込んでしまう
好きでもない曲を、素人がオーバーボリュームで歌うのを聴いて
苦痛と思わない人がいる方が不思議なことだ、などとブツブツ言いながら
ひたすら耐える
人には苦手なことが、何か一つぐらいあるものなのだ
この会社、アイ・タック技研は
もともと、お客さんと食事をしたり、酒を飲んだりする習慣がほとんど無い
夕方までの仕事が終わると
さっさと、電車か飛行機に乗って移動してしまう
というより、次の場所での仕事を朝から入れているので
その日のうちに行ける所まで移動しないと、間に合わないのだ
今日も大切な会合があり
珍しく、皆さんと会食する機会を作ったのだが
一人は会合後、そのまま福岡に飛んでいってしまったし
もう一人は、会食を勤めた後、岡山に出かけて行ってしまった
四国で明日、朝から仕事があるので
今日のうちに岡山まで行ければ、なんとか間に合うと言っていた
今日の、せっかく遠いところから集まっていただいた方たちとの会食も
はたして喜んでいただけたかどうか
はなはだ心配である
私かそうだからなのか、どうか
私の会社は、宴会とかそういう類のことはまったく苦手である
これでいいのだろうか
悩んでしまう
昨日、「えびせんの里」で買ってきたせんべいをポリポリやりながら
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