谷 好通コラム

2009年09月17日(木曜日)

2307.計画倒れなんてしょっちゅう

私たちの会社では「サイボウズ」というスケジュールソフトを使っている。
Web上で社員がスケジュールを立てていくもので、
社員の誰もが、誰ものスケジュールも見ることが出来て非常に便利に使っている。

 

 

仕事とはいずれにしても結果を出し、
何かしらの物事を実現していくことである。

 

仕事で何かを成し実現していくには、
必ず実現に向かっての行動の段階があって、
やみくもに動いていて、偶然にゴールにたどり着くなんて事は絶対にない。
実現に向かってのたくさんの段階を確実に踏んでゴールにたどり着くために、
明確にゴールを決めて、ゴールに向けての段階を決め、
いつその段階を踏むのか、
順番と時間を決めて一つ一つ踏んでいくのだ。

 

それが仕事と言うものだ。

 

特に営業とか企画の仕事は、
いかに自ら具体的にスケジュールを組み立て、
自らが立てたスケジュール一つ一つをこなして行き、
自らゴールに達しなければ、まったく、何も実現できない。

 

仕事のゴールを目指したスケジュール立てのことを「計画」と言う。
計画は自ら立てるもので、
人から立ててもらうものではない。
自らが自分の計画を立てないでいると、
人から言われたことだけを行動する事になるか、
その時その時の思いつきだけで動く事になり、計画性のまったくない行動となる。
自らのゴールを持って、
そのゴールに行き着くには、計画に従った行動をするべきであり、それ以外の方法はない。

 

計画性を持って行動をしている人は、
結果として、行動のすべてが主体的行動となり、主体的に段階を上がる事になって、
ゴールに自らの意思で到達する事になる。
だから、非常に実現力の高い人となる。

 

いつ、どこで、誰に、何を、何の目的をもって、がまったく決まっていず、
つまりスケジュールも立てず、つまり計画性もなく、
行き当たりばったり、
誰かに言われるがままに、自分が思うがままに動いている人は、
行動のすべてが受動的行動であって、上がるべき段階もなく、
必然的にゴールなどその人にはないことになって、
だから、実現力などまったくない人となる。

 

そういう意味でサイボウズは本当に便利な道具だ。
Webを開かなければならないので、その点は不便だが、道具としては最高だ。

 

・・・・・
・・・・
なんて言いながら、
何度計画を立てても、必死に自らを奮い立たせながら、計画を立てても、
遅々として進まない我が計画は、
2段上がって、1段下がり、
3段上がったつもりだったのに、ずるずると5段も滑り降りたり。

 

計画をしっかりと持ち、
主体的なスケジュールを立て、
明文化しなければ、
何も実現できないことは分かっていても、
計画を立てれば、それがゴールに直結するかと言えば、決してそんなことはない。

 

計画倒れなんてしょっちゅうで、
くじけそうになることも、当たり前のようにある。

 

なかなか、難しいのですね。仕事ってえのは。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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