谷 好通コラム

2009年09月28日(月曜日)

2315.昨日から今日、11のラッキーと1つの??

私達が沖縄で泊まるホテルは「ロコイン松山」と決まっている。
一泊5,000円と割安で部屋も清潔であり、フロントスタッフの感じもすごく良い。
この前に沖縄に来たのはいつだったのか、はっきり憶えていないが、
前回も前々回もこのホテルに泊まった。
沖縄の担当であり福岡の責任者である中西君が定宿にしている。
このホテルは、いつもラッキーである。

 

また、このホテルの脇にある居酒屋さんが、美味い。
今回は「とうふようで漬けた豚肉ロースの串焼き」が特に美味しかった。
また「とうふようで漬けたシャコガイ」は、
45度!の泡盛のロックにぴったりであった。
“とうふよう”とは硬い豆腐を泡盛(沖縄の焼酎)に漬けて発酵させたもので、
独特のクセがあり、
好きな人は大好きだが、
好きでない人は大嫌いであろう私の大好きな沖縄名物である。
その“とうふよう”で豚肉を漬けると、
肉がとても軟らかくなって、粕漬けのような香りと独特の旨みが豚肉に移って
私は最高に美味かった。
ただし、かなり量が多いので2人で一人前がちょうど良いようだ。

 

「プチトマトの豚肉巻き」とても美味しく、これは家でも出来そうだ。
もう一つ最後に出してくれた賄い料理「大根葉の塩漬けのお茶漬け」も美味い。
この居酒屋さん(名前は忘れた、写真も一枚も撮っていない)で
食べたお料理はラッキーであった。
(ビジネスホテル・ロコイン松山のすぐ3軒となり)

 

ホテルに帰って書くべきものを書いて、
夜10時からはF1をテレビで見る。
シンガポールグランプリは、初めて見る夜間のF1レースでしかも公道レース。
狭いコースで派手にコンクリートウォールに接触しリタイアするF1カーが続出した。
それでもゴールしてみれば、
トヨタチームが初の2位で表彰台。
最近応援している中島カズキが中々いい走りを見せノートラブルで完走する。
残りのレースは少ないが、来週の鈴鹿での日本グランプリが楽しみになった。
ラッキーである。

 

翌朝起きて、朝から沖縄の大きな会社を訪問してご挨拶。
どの会社の経営者の方たちも歓迎していただき、大変恐縮した。
ラッキーである。

 

午後からは沖縄の石油商業組合青年部が主催する「チャリティー洗車祭り」の
キックオフミーティングでの講演。

 

青く澄み渡った空と、真っ白な雲の下を会場に向かう。

 

 

私の話の前に先立って、
琉石エネルギー/タウンズSSの金城所長の成功事例発表があった。
その中で、私たちのキーパーコーティングが大変お役に立っていることが話され、
これまた大恐縮、大感謝。今日一番のラッキーである。
続いて私の講演は、
用意してあったパワーポイントの資料をほんの少し使っただけで、
懐かしいホワイトボードを使い、つい熱弁してしまった。
声がデカイばかりの熱弁だが、
約60名に方々に熱心に聞いていただくことが出来た。ありがたい。
ラッキーである。

 

ただ話の途中、外から「ゴロ、ゴロ、ゴロ、ドーン」と大きな音が聞こえた。
「カミナリですか?」と一番前の人に聞くと
それがどうした。という感じで頷かれた。
(あんなに晴れていたのに、何でカミナリ?)と、思いながらも話を続けた。

 

講演が終わって外に出たら、
雨がザーッと、かなりきつく降っている。
さすが南の島、面白い。ラッキーだ。

 

 

先ほど、金城所長が成功事例として話をされた「琉石エネルギー・タウンズSS」に行く。
予定には入っていなかったが、
金城所長の話を聞いて、どうしても見に行きたくなったのだ。

 

この「琉石エネルギー・タウンズSS」は、
キーパーPROSHOPであり、
8月に行った「キーパー選手権」で、見事、九州ブロックの2位に輝いたSSだ。
1位はあの有名なアイビー石油の松橋SS。
力のあるアイビー石油の中でも特に実力ナンバーワンの中村所長が率いるSSである。
その松橋SSにだけは後塵を拝したが、
日本一実力のある九州ブロックの中ですべてを抜き去っての2位だ。
ということは、
実に、日本国中のキーパーフロショップの中の第2位をもぎ取ったのである。

 

日本の百分の一経済 (沖縄の方がそうおっしゃった)の沖縄の小さなマーケットで、
全国第2位は、半端なことではない。

 

その訳は、金城所長のお話の中で語られたものの、
もちろんそれだけではなかった。
SSのスタッフの方たちの質の高さ。レベルの高さ。感じの良さ。言葉の正しさ。
方法論としては、成功の要因はいっぱいあるが、
そのすべての支えになっているのが、
スタッフの質の高さ、レベルの高さ。感じの良さ、言葉の正しさ。
少し感動してしまった。

 

今日の超ラッキーである。

 

 

その後、レンタカーを返して那覇空港に向かう。
那覇空港では「面接」があるのだ。
沖縄の高校生、来年3月卒業の新卒の面接だ。
なぜ愛知の私たちの会社に応募してきたのか、よく分からないが、
わざわざ沖縄の高校の先生から手紙が来て、ちょうど、私が沖縄行きの用件があったので、
那覇空港で面接をすることになったのだ。
金城君。
もらった履歴書の写真とはまったくイメージが違い、
むちゃくちゃ感じがいい。
言葉もしっかりしていて、こちらの話をきちんと聞くことが出来、応えも的確だ。
いろいろと話をした結果、
来年の四月、愛知あるいは東京に来て、
しっかりとコーティング技術を身につけ一人前になることを約束する。
これは、意外なほどのラッキーであった。

 

 

那覇空港からは東京羽田空港に跳ぶ。
乗る機体はボーイング747-400「ジャンボ」である。

 

飛び立ってからすぐに台風の影響とかでガタガタと大きく揺れる。
少し怖いと思えるほどの揺れである。

 

今、すごく気になっていることが一つ。
今乗っているこのジャンボ機は「ポケモン」カラーのジャンボなのだ。
「ピカチュー」が流麗なジャンボのボディに踊っている。
子供の漫画が、世界最大の旅客機ジャンボの機体全体に
ベタベタとペイントしてあるなんて
飛行機好きの私としては、
情けなくて、情けなくて、実に忍びないのである。

 

ひょっとして、今、こんなに激しく揺れているこの飛行機、
何十万分の一の確率ででも墜落したら、
私は、この人生を「ポケモンジャンボ」のピカチューと共に終わる事になる。

 

こんな情けないことはない。
最悪のアンラッキーとなるか。
また一段と激しくポケモンジャンボが揺れる。

 

・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
と、ここから羽田空港の中のホテル。
私は「ポケモンのピカチュー」と一緒に散ることはなかった。
今日最後のラッキーである。

 

※那覇空港での写真
那覇空港で何となく雲行きが怪しかった。

 

 

ポケモンジャンボは、飛行機好きとしては正視に耐えないのです。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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