2023年11月04日(土曜日)
11.04. 71歳を過ぎて、やっと、働かない時間に意味を見つけたが。
32歳の時に起業して最初の何年かはお正月の三日間を除いて無休で働いた。
必死になって歯を食いしばって働いたのではなく、
普通にただ休まなかっただけで、特に頑張ったという訳ではない。
あの頃は働いていることが普通であって、
仕事をしないことの方がかえって苦痛だっただけ。
しかし、肉体的に疲れてきたり、
精神的に滅入ったりした時はやっぱり仕事はしない方がいいと思って、
家族とどこかに遊びに行ったりしたこともあったが、
子供や家族には悪いが、仕事をしている時に比べたら面白くなかった。
やっぱり仕事をしている時が一番面白かったし、楽しかった。
しかしそんな変なことは、
昔にはあったということだけで、
歳を重ねた今は、スタミナが無くなってきているのだろうか、
長時間の連続の仕事は出来なくなってきているし、根気が無くなっている。
だから、週に一二度は気分転換に遊びに出かけるようになっているのです。
しかし、
その日がどうしても土日になっていて、
どこに遊びに行っても、家族連れの行楽客がいっぱいで、
その家族連れが、
あくまでも遊びの主体は子供。とお母さん、
お父さんは単に義務を果たしているだけみたいで、全然遊んでいなくて、
お父さんはその時間がすごく疲れるように見えて
つい、気の毒に思えてしまうのです。
だから彼らと同じように遊びに来ている自分も、なかなか気が乗りません。
私は、いまだに遊ぶことが心底からは好きでなく、苦手です。
それで、結局、
家族で遊びに行くところは「道の駅」になってしまっていて、
いくつかの気に入った道の駅にわざわざ行って、
地の物をいっぱい見て、買ったり、
「うどん」とか「蕎麦」とか「ごはん」とかを食べて、おわり。
こんなことでは、
本当に仕事をしなくなった何年後には、
私は何を楽しみにして生きて行けばいいのだろうかと思うと、
いっそ、死ぬまで仕事をしてやろうかとも思います。
しかし、
歳を取れば、いずれはどこかの分岐点で、
全ての面で衰え、どうしようもなく遅れてくるのは避けられない宿命なので、
それは絶対にしてはいけない事なのです。
10月の後半から11月の今に至って
KeePer LABOの店舗がすごく盛り上がっています。
とりあえず、自分の遊び下手なんぞは放っておいて、
明日は、みんなに会いに行きましょう。
そんな私をじっと見つめてくれる「子ミミ」
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