2023年10月26日(木曜日)
10.26.昨日名古屋に帰ってきた訳
一昨日、昨日と二日間東京にしました、
東京駅日本橋口にあるいつものホテルに一泊です。
でも、昨日の仕事が終わったらいったん名古屋に帰って、
今日の朝また東京に向かって新幹線に乗っています。
つまり三日間連続で東京の仕事があった訳ですが、一度名古屋に帰ったのです。
ホテルに連泊せずに一回家に帰って、
また新幹線で東京に向かっているのは無駄でしかありませんが、
考えてみると、私は身障者割引が効くので乗車料金が半額になり、
グリーン車に乗っても11,770円で名古屋↔東京が出来ます。
駅前のホテルも決して高いホテルではありませんがその値段以上はします。
さらに東京にもう一泊すれば必ず、誰かと飲んでしまうので、
片道分よりは高く着くでしょう。
なんてことを考えていたら、
片道1時間40分なら、ちょっとした通勤時間であって、十分帰れるじゃん。
と思って、昨日は名古屋に帰ってしまいましたのです。
帰りたかった理由がいくつかあります。
チーちゃん、子ミミ、リンダの3匹とご飯を食べると絶対楽しいこと。
自分の事は全部自分でやるという私にとって”非日常”から逃げられること。
やっぱのいつもの寝床、いつもの枕が一番よく寝られること。
それからもう一つ、
新しい発見なのですが、
ホテルの風呂が怖かったのです。
私の家の風呂は今「お風呂KeePer」でコーティングされているのですが、
この「お風呂KeePer」は、
汚れ防止効果でお風呂掃除が劇的に楽になる事と、
すべり防止の効果がすごくて、
風呂桶の表面、中がキュッキュッという感じで、滑らなくなるのです。
しばらく前にそれをやっていて、
そのキュッキュッという滑らない風呂の感覚に慣れてしまっていたので、
ホテルの普通の風呂の滑る感覚がすごく怖く感じたのです。
特に私は足が悪いので、滑るということに常に恐怖心があって、
その恐怖心をホテルの滑る風呂が呼び起こして、
この風呂には入りたくないと思ったのです。
そんなことを思って、昨日は名古屋に帰ってきてしまったのですが、
あのホテルの風呂での恐怖感は、
「お風呂KeePer」無しではいられなくなってしまった自分の発見でもあり、
この発見に新商品「お風呂KeePer」のヒットの予感を強く持ったのでした。
それから、もう一つの動機、
一昨日は、、新幹線の富士山の近くで居眠りをしてしまったので、
小田原からのちょっとショボイ富士山しか撮れなかったので、
今度こそはと思ったのです。
それで、これです。
う~~~ん。いまいちでしたね。
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2023年10月24日(火曜日)
10.24.東京タワーをビルから見下ろす
今日は東京の六本木ヒルズの一室で大切な仕事をしたのだが、
ビル街を上から眺めると、自分がすごく大きくなったような気になる。
こんな風景を見ながら酒でも飲めば、
さぞかし豪快な気分になって、大きな計画も立てられるのかもしれない。
しかし、私は高所恐怖症なので、
高い所は苦手で、高い所からの絶景も苦手なので、
ちっとも豪快な気分にならないし、
壮大な計画も立てられない。
だけど、
地道な20%増から25%増はずっと続けてきた。
しかし1.25×1.25×1.25×1.25×1.25≒3.0倍なので、
前年比125%を地道に5年も繰り返すと約3倍になってしまうので、
いつの間にか、38年も経つと、
こんな風の会社になってしまうのです。
決してこんな高い所からの大きな計画など無くて、
地道な125%の連続で、こんな風になったのだから、
これはこれでいいのかもしれない。
というよりも、私達にはこうしか出来なかったのだから、しょうがないのです。
それでも、これが皆さんからすごいと言ってもらえるので、
わざわざ高い所に上って、豪快な気分で大きな目標も立てることもなく、
いつの間にか、38年も経つと、
こんな風の会社になってしまったのです。
明日は午前中、ジャパンモビリティショーを見てきます。
たぶん、KeePerブースは、回りから浮いた存在になっているはずです。
それで成功です。
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2023年10月24日(火曜日)
10.24.東京へ向かう新幹線の中。
東京へ向かう新幹線の中。
今の季節は寒暖差が大きく、
自分の体調が良いのか悪いのかよく分からなくなってしまいます。
昨日の食事会では、ワインをなり飲んだのにあまり酔った気がせずに、
逆にあんなに好きなビールが飲みづらかったのは、不思議であった。
だからなのか、朝起きた時、
寒いのか暑いのかどちらかよく分からず、
思い切って熱いシャワーを浴びたらスッキリした。
こんな季節は、思い切って動いた方がいいのかもしれない。
新幹線に乗るまでは、あまり気乗りがしなかったのに、
乗ってしまったら、もうしっかり出張モードになっているのは正常だ。
今は、あまり出張をしないようにしているので、
たまに東京行があると、大切な仕事がビッシリになって、
ちょっと体調が良くないので、なんていういい加減な理由ではサボれない。
しっかり気合を入れて仕事をしましょう。
静岡当たりでは寝てしまったので、
小田原からの富士山。ちょっとショボイ。
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2023年10月22日(日曜日)
10.22.自分が売りたいものを振り切って、相手が買いたいものを
商売とは、シンプルに言えば
(売り上げ)-(仕入れ)-(販売経費)=(営業利益)
つまり、
商売をする側=売る側として
経済的な目的である営業利益を出来るだけ多くしようとすれば、
出来るだけ安く仕入れたものを、
出来るだけ安い経費で、
出来るだけ高く、
出来るだけたくさん売れば、目的である営業利益は大きくなる。
これが、
商売される側=買う側としては、
その商品(サービス)が自分に与えるであろう「価値(実利or喜び)」に比べて、
その商品(サービス含む)の価格(費用)が、
低いか妥当であれば買うし、また買い続ける。
逆に
高過ぎれば、買わないし、
或いは、安いと思って買ったのに意外と価値が低ければ。もう買わない。
売る側と買う側では、その構造がまるで違う。
売る側は、
安く買ったものを、少ない経費で、高く、たくさん売ることを考える。
しかし、
買う側は、
自分にとって価値のあるものを出来るだけ安く買いたい。であり
もちろんその商品の「価値」とは、買う側にとっての「価値」であり、
売る側が買った値段(仕入れ)とはなんら関係ない。
しかも決定的なことは、
その商品(サービスも)が売れるかどうかは、100%、買う側に決定権がある。
つまり売る側の事情とか売る側の欲求とは全く関係なく、
買う側にとっての「価値」がその商品に有って
その価値を買う側が「欲しい」と思うことで商品は売れ、売れ続けるので、
売る側が儲かるための売りたい商品とは、なかなか一致しない。
そこで売る側は工夫して、
その商品が持っている買う側に取っての価値を誇大に思わせたり、
何度も何度も見せる事によって欲しいと錯覚させたり
説得したり、追い込んだり、色々な手法で、
特に今は情報操作で
買う側に「欲しい」と思い込ませて、買わせようとする。
しかし、これは買う側が一度買ったら自分の錯覚に気が着くので、
決して購買は続かない。
ならばどうするのか、
商品が売れるかどうかは、
100%買う側が決めるという事実は、いわば定理なので、
買う側の、買うかどうかの決定要素である「買う側にとっての価値」が、
買う側にとって間違いないものであって、
買う側がその価値から得られるメリットが、
その商品価格より圧倒的に大きいければ、買う側は買い、買い続ける。
買い、買い続けてくれれば、おのずと買う人も増え、
購買が積み重なり、その商品(サービス)を供給する仲間も増え、
ビジネスは拡大し、成長する。
売る側は、この売る商品(サービス)が、
買う側にとって価格に対して
買い続けるに値する「価値」を持っていて、
その価値が、時代の変化にも合っていて、陳腐化せず、
その価値が、状況に進化によって更新され、いつも新鮮であり続けるには、
それを実現する為の新鮮な感性と価値観を、
その事業を構成する主たる者が、或いは集まりとして持ち続けられるか。
しかし、主たる者とは人間なので必ず死ぬので、
実現する為の新鮮な感性と価値観は、必ず、集まりとして持ち続けるしかない。
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2023年10月21日(土曜日)
10.21.「素人には分かんないだろうな。」のバカバカしさ。
昔々、ガソリンスタンドからコーティングの世界に足を踏み入れた頃、
コーティングは世の中に出たばかりの頃で、
コーティングと言っても、実際はポリッシャーによる塗装の研磨であって、
コーティングそのものは研磨に付随する作業であり、ほとんど何でも良かった。
そして、その技術屋は自らを「磨きの職人」として、
「コーティングは下地作りの出来次第=磨きの腕次第であり、すべてだ。」と、
自らの磨きの腕を競い、自慢した。
経年車の薄い傷がいっぱい着いた塗装でも、
上手い磨きの職人技の鏡面仕上げにかかったら新車同様、
いや、新車以上の艶がよみがえり、
お客様は喜んで磨きの職人の腕を褒め、
私もそうだったように
職人はますます自分の腕に自信を持ち、磨きに生きがいすら持った。
その磨きの作業は、非常に大きな労力を要する作業だったのです。
しかし稀には、職人技の「鏡面仕上げ」の素晴らしさに気が着かずに
大喜びをしないお客様もいました。
そんな時、大変な目をして磨き上げた職人さんは報われず、
「まぁ、素人には分かんないだろうな~」と、嘆いたものです。
私もこんなことがありました。
約30年前、磨きの技を習ったのち、新しい店舗を開いた時、
高価な鏡面仕上げ付きのコーティング「ハードシールド」を、
チラシを打ったり、雑誌に広告を出して一生懸命売っていたのですが、
何しろ値段が高いので、なかなか売れませんでした。
そんな時、近所の町工場の社長の娘さんが、
中古の「ソアラ!」を親御さんから買ってもらって、
お金持ちなので、「ハードシールド」を注文してくれたのです。
ご近所のお金持ちの娘さんの高級車ソアラを磨けるのですから、
私は張り切って、一晩中かけ、こだわりにこだわって極上の鏡面磨きを施し、
翌朝、車を取りに来た娘さんに「どうですか、キレイになったでしょ。」と、
自信満々でビカビカに生まれ変わったソアラをお渡ししました。
そして、
「どうぞ、鏡の様にまっ平になった塗装の肌を見てやってください。」と、
ボンネットの途層をよく見ていただくように手まねきして案内した。
しかし、その娘さんは、
「ほ~んと、すっごくキレイになって嬉しいわ。」と言って、
車全体を見渡すように、車から後ずさりして離れて見るのです。
私は、その様子を見て、
「そんなに離れたら、塗装がツルンツルンになったのが解りませんよ」
と、近づいて見ることを促したのですが、
娘さんは、
「嬉しそうに、車全体を見渡してキレイになった」と喜んでいます。
と、磨き上げた塗装の肌を近くから見ようとしません。
私はふと言いました。「まっ、素人には分からないだろうな。」
そうつぶやいて、
ふと、気が着いたのです。
俺は何を言っているんだ。
お客様は誰だって素人であるに決まっているのに、
素人には分からないだろうと、バカにしたようなことを言っている。
俺は趣味で仕事をしている訳じゃないのに、
自分の技術にうぬぼれて、お客様をバカにしたようなことを言っている。
バカなのは、俺の方だ。
そんなことがあって、アホな自惚れの勘違いから脱することが出来て、
新車ではない使用中の荒れた肌の車でも、
研磨をせずに、簡単にどこまでキレイに出来るかを考え、工夫して、
今の「KeePer」の技術を、複数の特許を取りながら作り上げて行ったのです。
研磨無しでお客様が驚くようなキレイさを作り出すKeePer 独自の技術は、
つまり、世の中の素人の人達に広く受け入れられているKeePerは、
最初、自分が吐いた「素人には分かんないだろうな」の言葉の
そのバカバカしさに、
ハタと気が着いたところから始まったものです。
新しいKeePerビジュアルを
今、作ろうとしています。
その数ある写真の中の一枚。
写真のプロから見ると、どうか分かりませんが、
プロの為の写真ではありませんから、そんなことは気になりません。
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