2017年05月10日(水曜日)
5.10.日刊工業新聞「不撓不屈」(2017年4月25日~28日掲載 4話)
先日、日刊工業新聞さんより取材の申し入れがあり、インタビューを受けました。
その記事が「不撓不屈」という題名で、
4日間の連載で日刊工業新聞に載ったので、ほぼそのまま掲載します。
第一話、全国展開実現、錦を飾る(名証に上場) 4月25日
2016年3月31日。KeePer技研社長の谷好通は、
名古屋証券取引所で満面の笑みを浮かべていた。
この日、名証市場第1部に株式を上場し、セレモニーが開かれたのだ。
15年2月に東京証券取引所のマザーズ市場への上場を果たし、
1年後の16年3月には東証市場第1部にくら替え上場した直後の名証への上場。
客観的にみればインパクトは小さいようにも感じる。
父の喜ぶ姿
「名証に上場できたことが名誉であり、うれしく思っています」。
谷が発したこの言葉に込めた思いを深く理解するには、
時計の針を30年近く戻さねばならない。
カーコーティングや洗車を手がけるKeePer技研の創業者である谷は、
ガソリンスタンド(GS)の経営で独立して数年が経過していた1989年に、
今は亡き父から自慢話を聞かされる。父が役員を務める会社が名証に上場したのだ。
「独立したからには、いつかはそういうことをしてみたい」。
谷は自慢する父のうれしそうな表情、喜んでいる姿を鮮明に覚えている。
そしてこの時、あこがれが脳裏に焼き付く。谷にとって名証は特別な存在になっていた。
地元に株主を
もちろん、遠い日のあこがれだけが上場の目的ではない。
名証が毎年、吹上ホール(名古屋市千種区)で開く
IRエキスポは名証に上場する企業や証券会社がブースを構え、
一般投資家らでごった返す。その様子を目にした谷は「ぜひ参加したい」と感じた。
「やはり地元にアピールし、地元の方に個人株主になってもらいたい。
地元で生きていかなければならない」。
カーコーティングと洗車の直営店「KeePerラボ」は全国で50店舗以上を運営し、
トレーニングセンターも全国11ヵ所に構え、
カーコーティング技術認定店「KeePerプロショップ」は全国5300店舗以上に広がった。
一足飛びで事業を全国展開したゆえに、谷は地元への意識が強い。
創業までの曲折
東証1部に上場したことで、名証1部には無審査で上場できるため谷に迷いはなかった。
事業規模はこれからますます拡大する局面で、
上場で得た資金や信用も生かしながら地元での基盤固めを進める。
創業から30年で上場企業になるまで会社を引っ張ってきた谷。
だが、独立の決断に際しては、
幼い時に負ったハンディキャップと向き合わねばならなかった。
第2話、拡大途上に総量規定の壁(GS経営で独立) 4月26日
左足にハンディ
「お前は、机仕事しかできないのだから、勉強しろ!」。
KeePer技研社長の谷好通は、学生のころ父によく怒鳴られた。
なぜなら4歳の時にポリオ(小児まひ)にかかり、
左足が不自由になったからだ。今でも左足には特注の靴を履いている。
ただ、「そんなことはない」と谷は気にとめていなかった。
実際、高校時代には柔道部に所属し、
セオリーから外れた変則的な動きで対戦相手を翻弄して活躍した。
高校卒業後、大学は夜間に通い、ガソリンスタンド(GS)で働いた。
GSでは20歳で店長に起用され、大学は辞めた。
会社も移るなどして、数店舗のGSを統括する立場にもなった。
32歳。がむしゃらに働いてきた。
しかし、ふと、ある事実に気がつく。「現場を離れられない」。
体力には自信があったが、
年齢とともにハンディキャップを抱える左足が負担に感じてきた。
愛知・刈谷で開業
「こんなものはと考えていたが、サラリーマンではいつまでも現場」
ということに突きつけられた。
ハンディキャップをものともせず、実績を残してきた谷。
それでも、不自由な左足と向き合う時がきた。
独立するしかないー。谷は腹をくくった。
キャリアを重ねたGSを運営するため
1985年にKeePer技研の前身となるタニ(愛知県刈谷市)を設立し、
共同石油高津波給油所を開業した。
現場を離れられない状況を打破するために独立した谷だったが、
裏腹になにもかも自らしなければならず「余計にしんどくなった」。
会社を大きくしようと、一生懸命に働いた。
設備負担過大に
頑張りが実り、GSは成功する。勢いづいた谷は、
2店舗目の出店に乗り出すため同じ刈谷市内に約460平方㍍の土地を購入した。
だが、当時の揮発油販売業法の総量規定により、
GSの新店舗を開業するには既存店舗を閉めなければならなかった。
「なんとかなる」と高をくくっていた谷。
買った土地にGSの設備を建設し、ガソリンを販売する準備を万端にした。
それでも、ガソリン販売は認めてもらえない。
1店舗目のGSがもうかっていたので谷には土地を賃借するという発想がなく、
当然のように土地は購入。しかもGSの設備まで整えた。
「ガソリンさえ販売できれば」。谷は自信に満ちていたが、
無情にも時だけが流れる。一気に設備負担が、会社の経営にのしかかった。
第3話、施工ノウハウ・材料拡販(コーティング大好評)4月27日
洗車で集客
KeePer技研の前身会社のタニ(愛知県刈谷市)が設立した
ガソリンスタンド(GS)がガソリンの販売が許可されず、
社長の谷好通は頭を悩ませていた。
しかし、いつまでも悩んでいてもしょうがない。
そこで、谷はしかたがなく、認められていた軽油の販売と洗車を始めることにした。
「ガソリンを売っているGSと同じ洗車をしていてはダメだ」。
洗車はあくまでガソリンを入れるついでにするものだったため、
谷は洗車のみで集客できるすべを思案する。
振り返ると追い詰められたこの時期が、現在の業態のベースをつくる出発点となる。
その頃、クルマを磨くコーティングが日本に入ってきていた。
谷はそこに目を付け、横浜市にある学校に通って技術を身につけた。
ガソリンの販売ができないGSは、クルマをピカピカに磨く店舗に衣替えした。
スクール開設
それでも客足は芳しくない。「もうダメだと思った時期もあった」。
谷は歯を食いしばり、耐え続けた。10ヵ月ほど我慢していると、朗報が届く。
規制が穏和され、谷の2店舗目のGSでもガソリンが売れるようになったのだ。
ここから本領を発揮する。ガソリン販売を始めると、お客がどんどん来るようになる。
すかさず谷は洗車やコーティングを勧め、収益が拡大していった。
評判となって業界新聞に記事も掲載され、同業者が見学に来だした。
見学者は絶えず、それぞれに説明するのが大変になったため、
1週間から10日おきに無料のスクールを開くようにした。
普及活動に疑問
KeePer技研は現在、全国11ヵ所のトレーニングセンターで
技術インストラクターが年間約4万人の研修生に
カーコーティングの施行技術を伝授しているが、
そのきっかけとなるのがスクールだった。
1993年にはタニのスーパーポリマー事業部を分離して、
アイ・タック技研(刈谷市)を設立。
洗車やカーコーティングの施工、技術研修やコーティング材料の販売を推進した。
コーティング材料は市販品を工夫していたが、物足りなくなっていた。
「自分で作ろう」と思い立った谷は研究所を買収し、
特許を取得しながら品質に磨きをかけた。スクールやセミナーも奏功し、コーティング材料の販売は全国のGSに広がった。
ところが、良いものだからと普及活動に努めた谷だったがビジネス手法に
「自分がペテン師のように思えてきた」。矛盾を感じ始めた谷の心は揺れた。
第4話,感動のコーティング好循環(直営店と材料開発一体) 4月28日
ラボ」50店以上
全国のガソリンスタンド(GS)で好評を博し、
カーコーティング材料をGSに販売していたKeePer技研社長の谷好通。
営業をしなくとも、施工技術取得の希望者がスクールやセミナーに集まり、
コーティング材料がどんどん売れた。
ビジネスは順調だった。しかし、谷は自分を“ペテン師”のようだと思い始める。
人に勧めておいて、自社では大々的に展開していない。
矛盾を突きつけられた谷は、「実践しよう」と決意した。
そのための店舗として1998年に「洗車屋・快洗隊」をオープンする。
現在のカーコーティングと洗車の直営店「KeePerラボ」の始まりだ。
徐々に店舗数も増やし、今では全国50店舗以上に拡大。
当面の目標は100店舗に設定する。
技術認定制度
01年には自動車用ケミカルメーカーの独SONAX(ソナックス)と技術提携し、
コーティング材料の共同開発に乗り出す。
異なる技術と文化を持つ両社のノウハウを融合して、
コーティング材料の品質は「劇的に良くなった」という。
効力の強いコーティング材料を完成した谷が次に手をつけたのは、
コーティング材料を供給しているGSでの品質の安定化だ。
新しいコーティング材料は「効果があるから技術力がないとうまく施工できない」。
せっかくだから資格をつくろうと、07年1月にコーティング技術の認定制度と
カーコーティング技術認定店「KeePerプロショップ」を始めた。
同じ年の7月には登録店がすぐに1000店舗を超え、現在は5300店舗以上を数える。
海外・異業種照準
全国11ヵ所で施工技術の指導や営業を担うトレーニングセンター、
直営店の「KeePerラボ」、コーティング材料の開発が三位一体となって会社を強くし、
そこにGSが手がける「KeePerプロショップ」が加わって経営を支える。
この好循環を谷は大切にする。
「ここまできれいになるのという感動を与え続けられたから、ここまで来られた」。
谷はお客さんが想像以上にクルマがきれいになることに驚き、喜ぶ姿を見て実感する。
社員の定着率が高いのも、
「ありがとう」と人に感謝されることに魅力を感じる社員が多いからと信じる。
国内の新車販売台数の伸びは期待しにくいが、
クルマの保有台数や平均車齢は上昇しており、カーコーティングにはチャンスが広がる。
香港やタイでほそぼそと展開する海外市場や、
異業種へのコーティング材料の提供などやりたいことはたくさんある。
谷は断言する。「これから面白くなる」と。
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2017年05月09日(火曜日)
5.09.・・だから、出来ないという人は、ずっと しない人
どう見ても劣っている条件とは思えないのに、
「・・・だから、出来ない。」とか
「もうちょっと・・だったら、出来るのだけど。」と言う人がいるが、
こういうのを「言い訳」とか「自己正当化」をする人と言って、
もっとも成功できない人の典型であって、
出来ない理由に挙げた条件を改善してあげても、
また次の言い訳を言って、
結局出来ないままで、その人が成功するイメージはまったく浮かばない。
アチーブメントのCDでは「言い訳は嘘よりももっと悪く恐ろしい」と言い、
「言い訳」は、「防御された嘘」とも断定しています。
そういう人は、
たとえば、待ち合わせに遅刻した時など、
平気で親戚の人を殺して遅刻の言い訳にしてしまったり、
自分のおかれた状況を、嘘をついて正当化しようとします。
「言い訳」「言い逃れ」は失敗者の共通したパターンであって、
しなければならないことでも、
言葉で正当化できれば、その行動をしないので、
言い訳をする人は、ずっと”しない人”のままであると言ってもいい。
しない人で成功する人はいないので、すなわち失敗者となる。
私は「…だから出来なかった。」というような「言い訳」が大嫌いで、
会議や面談などで、すべきことがしなかった者が、
もっともらしい理由をこじつけ、言い逃れすると
大きな雷を落とすことになる。
このことをある程度古い人たちはよく知っているので、
滅多に「言い訳」「言い逃れ」を私に言うことはないが、
しかし、成功しない失敗パターンの人は、
本気でその「言い訳」を、やらなかった正当な理由と思い込んでいるので、
残念ながらそれで反省することは少ない。
口先では反省の言葉を出しても、腹の中でブツブツと文句を言っている。
その様子は、はたから見ているとよく分るので、
その言い訳人間は、
また自ら墓穴掘るように信用を落とす場面がある。
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2017年05月08日(月曜日)
5.08.解ったつもりと出来るつもりの危険性
人は何かの仕事において”成功”すると
その仕事で使った方法がすべからく”正しい”と思いこんでしまう。
“正しさ”とは成功をよって証明され、
その正しさは年月を経るに従って拡大解釈されて、
その正しさが絶対的なものに成長する。
人は自分が何かについてホメられると、
その何かについて、
自分のしたことがすべからく正しいと思ってしまう。
“正しさ”とはホメられることによって確信となり、
拡大解釈されて、それが絶対的なものに成長する。
表面づらのことしか解っていないのに、
そのすべてを解ってしまったような気になり、
解ったのだから自分が正しい。に拍車がかかって、
その成功が自分のおかげとすら思い込んで、
その成功の要因が自分にあるので、自分もその成功を出来るものと思い込む。
物事の表づらが解って、
その物事を自分が出来ると思い込むのは、
たまたまその物事について成功を経験し、ましてやホメられたりすると
もう確信になって、歪んだ自信になり、的外れのプライドになる。
成功は、その瞬間は一番危険な場面でもあり、
ホメられたりしたら、人の勘違いに自分が舞い上がらないように、
要警戒の狼煙を自分の中に上げなければならない。
営業でホメてくる相手からは何も買ってはいけない。との同じ意味です。
解ったつもり、出来るつもりが、
その人の信用を落とす要因となります。自分に要警戒です。
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2017年05月07日(日曜日)
5.07.現場は熱い。豊田、岡崎、安城、知立、刈谷、大府、大須
黄金週間の最終日。
事務所も倉庫もトレセンも連休の最後の日ですが、
日本国中のサービス業とKeePer施工店と
KeePer PRO SHOP店舗、KeePer LABO店舗は、
ゴールデンウィーク大ラッシュの最終日です。
みんな熱く燃えていました。
道路にUターンラッシュの心配のない三河地方をメインに廻りました。
まず、KeePer LABO 豊田店、
すでに200万を大きく越していて
三河地方ナンバー1の絶好調です。
畑田店長は何歳だったでしょう。
すべての店長の中でほぼ一番若い店長ではないでしょうか。
“意外に”超大当たりでしたかな? 良いですね。
一級技術資格の夏原さんは昨年末に正社員になって活躍中です。
新入社員の木村君と青山君。
畑田店長の言によると、二人とも積極的に仕事に参加してきて、
習得がものすごく早いそうです。楽しみですね。
一級技術資格松川シニアスタッフと一級技術資格鶴田スタッフ。
この店の中心ですね。
この日もコンスタントにお客様のご来店がありました。
KeePer LABO 岡崎店。
斎藤店長と、福岡から勉強中の増田チーフと池田チーフのダブルチーフ体制です。
武藤(兄)君です。弟君とはたまたま何度も会いましたが、
やっぱりお兄さんらしいですね。有望です。
お兄さんとは初めてです。やっと会いました。
新入社員の甲斐スタッフ。さわやかです。
マルチで活躍中の菰田副店長。
岩崎チーフが先日、産休に入りました。
KeePer LABO 安城店
ベテランの松浦店長と、
信頼の一級技術資格資格松下スタッフ。
新入の杉浦君と一級技術資格馬淵シニアスタッフ、牧野チーフ。
ここも絶好調です。
KeePer LABO 知立店
信頼できる有留チーフと、明るいムードメーカーの一級技術資格桑鶴シニアスタッフ。
知立店らしいペースを取り戻し好調な大島店長。
ひときわさわやかな新入の山田君。
KeePer LABO 刈谷店。
昨日会えなかった横山美咲店長。店長らしいイイ店長になりました。
ほかのメンバーは昨日紹介したので今日はパスです。
KeePer LABO 大府店。
新入生の大島君と大庭君。
林店長いわく素直で成長が早いそうです。
信頼のコンビ。二瓶チーフと林店長。
応援の竹内課長と一級技術資格友田スタッフ。
仕事が楽しそうでした。いいですね。
福山から勉強中の安藤スタッフ。
楽しみです。
KeePer LABO 大須店は、名実ともに看板店です。
酒井課長が応援に入ってくれていました。
うれしいですね。
いい感じの新入生の坂崎君。
すっかり信頼できるようになった一級技術資格佐藤スタッフ。
鈴木玲音店長は頑張りどころです。
鬼頭課長が接客中でした。
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2017年05月06日(土曜日)
5.06.少しは落ち着くかゴールデンウィーク終盤
今年のゴールデンウィークは嵐のように激しかった。
と言っても、1年未満の新店はそうでもなかったのですが、
リピーターが積み重なって来ている店舗、つまり既存店は、
まるで年末のように、連日、多くのご来店をいただき、
ほとんどの店が前年比1.5倍もの実績を上げてきている。
この異変を、今度の店長会議で、じっくりと解析してみようと思います。
そんな怒涛のゴールデンウィークも終盤に入って、
特に今日は雨も降って、普段の平日よりもいくらか忙しい程度でした。
それでもみんな、疲労が積もって来ていて、
複数の店舗を担当するマネージャーや課長の週間業務報告を読むと、
体調を崩して早退する者が出るなど、
相当にギリギリぶりが伝わってきました。
夕方から少し三河方面の店舗を回ろうと思って、
まずLABO刈谷店に行ったら、
横山店長が休んでいていなかったので、
東西の支社長が
「あまり休んでいない店長は率先して休むように」
と、指示を出していたのを思い出し、一軒だけで廻るのをやめました。
しかし、夜になって驚いたのは、
ゴールデンウィーク終盤になっても
東日本の店舗は連休のラッシュの勢いが衰えていませんでした。
どこまで続くのでしょう。
KeePer LABO 刈谷店
古川副店長と、新入社員の武藤(弟)スタッフ。
元気な一級技術資格富上スタッフ。
頼もしくなっている一級技術資格基常スタッフ
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