谷 好通コラム

2024年07月01日(月曜日)

07.01.半日休みなんてほぼ初めてだけど、なかなか良いもので、

昨日の事もあったので今日は午前中の一つの会議の後、

休みにしました。

昼ご飯は久しぶりモスパーカーに行き、

「チーズてりやきスペシャル何とか」とオニオンとポテトフライを食べた。

マックは会議の時いつも食べるので、休みはモスです。

 

午後を休みにして何処かに行くとかそんな事はなく、家に帰り

何もせず結局、会社にいる時と同じようにPCに向かって仕事をしてしまった。

それでは休みではないみたいだが、

そんなことはない。

会社なら仕事の合間の一服は喫煙室で

私が一服していれば、必ず誰か来て何か相談か稟議書を持ってくる者までいる。

それはそれで、ほとんど楽しいし、むしろ好きだが、

ふぅーっと一服とは、まず行かない。

 

しかし、

家にはリンダと子ミミ、トンボがいて、

私が玄関に出て煙草を吸っていると、リンダと子ミミが来て、

リンダは私のボディガードのように外に向かって座り、

前の道路を誰かが通ろうものなら、猛烈な勢いで吠えて向かっていく。

もちろん玄関の中でであるが。

吠えられた通行人はチビ犬がムキになっても、フンッと相手にもしない。

しかしそのおかげで、

玄関の奥で私が一服しているのに気が着く人はいない。

 

そして子ミミは、私の車イスの座席に必ず乗って座り込む。

 

そして、必ず寝てしまう。

 

部屋に戻ると、たまたまテレビで「岩合さんの世界・猫歩き」をやっていて、

子ミミは映っている猫に夢中だ。

 

こんな時間を持てるだけで、十分に良い「休暇」です。

 

葉っぱをこんな風に丸く穴を空けて食うのはナメクジらしい。

 

今は葉っぱが強い日の光をもらって一番元気で、キレイな時。

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2024年06月30日(日曜日)

06.30. 雨の北陸路

北陸にLABO新店候補の物件が上がっていたのですが、

是非を出すのに迷ったので、日曜日を利用して現地を見に行くことにしました。

通常は、物件が出たら地域を担当しているマネージャーが

現地を見に行って意見を出してもらい、

その意見を元に

私、社長、専務、LABO担当部長、店舗部スタッフなどで構成される

店簿プラン会議で、ストリートビューなど見ながら、

地域担当マネージャーを交えて是非の最終決定をするのですが、

今回の北陸の物件は何か引っかかる所があって、結論が出ず、

一度、私が現地を実際に見て来るという事で一旦保留になっていたものです。

 

今日日曜日は雨、

東海北陸道は早道なのだがトンネルが56本も続き、

トンネルを抜ける度に雨に叩きつけられ、非常に走りにくいコンディション。

それでも無事に、時間通り現地に到着する。

 

その物件のある街の人口の数とか、密度、その物件の前の道の通行量、

物件の視認性など、定性的な条件はひとまずクリアしていて

さらに、この物件の建物が非常に変則的であることは事前に承知していて、

それをどう改装すれば使えるのかは考えて来ていて、

その為に障害になる構造がないかどうかを確認するのも一つの目的であった。

・・・それは大丈夫でした。

しかし、それでもなお引っかかるのが、

その街の建物が妙に古びていて、

古いというより、むしろメンテナンスがしてなくて、

管理がキチンとしている筈の飲食チェーンのペンキが剥げたままで放置され、

いかにもこの地域が、見放されているような気がしたのです。

単なる気のせいかもしれません。

しかし、

こういう直感というものは馬鹿に出来ないものがあって、

店が出来上がり、

営業が始まってからも、

結構、その印象が妙に引きずるもので、数字にも何故かそれが反映します。

 

だからとりあえず、私はこの物件に✖を着けました。

しかし、それでも「ひょっとしたら、勘違いかも知れない」を思いつつ

金沢に走って、

着工寸前の新しいLABO金沢店の敷地を見て、

そこへ走る街の雰囲気を感じて、建物を見て、活気を感じて、

さっきの候補物件の街に感じた違和感を思い出して、

あの物件は改めて✖だと思ったのでした。

それでも、なおまだ、未練を引きずってはいますが。

 

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2024年06月29日(土曜日)

06.29. 古いKeePer ユーザーとの話の中に、私の話がよく出ると言う

今年の多分10月~11月くらいに

KeePer LABOのフランチャイズ店をオープン事が決まってる方が

昨日、宇都宮から事務所に来られた。

宇都宮でこだわりの磨きをやってこられた会社のオーナーで、

あえて磨きを否定しているようなKeePerの、その専門店を開きたいと、

かなり以前からおっしゃっておられた方です。

 

しかし、

これまではKeePer技研として

KeePer LABOのフランチャイズ店(FC店)はやらないと

言い続けてきたので、

彼は諦めていたのだが、

このブログで、今後はFC店も、

KeePer LABOの成長戦略に組み入れていくことを書いたので

早速、具体的にプランを持って来られたのです。

事前に、基本的にお受けする意向を、メールでお伝えしていたので、

今回は、具体的なFC店出店の為の要件やスケジュールを話させていただいた。

 

この会社のぐんじ社長は、

随分以前に私の講演をお聞きになっていて、

それからずっとKeePerのことが気にかかっていて、

いつからかKeePer LABOをやりたいと思われたとおっしゃっていました。

 

最近、古くからいる営業の責任者たちから、

「古いKeePer ユーザーの方との話の中に、必ず私との話が出る。」と聞く。

10年~30年くらいの昔、

私は、全国の各地での講演会とか研修会などのたくさんの機会に、

KeePerに関わるいっぱいの話をさせていただいていた。

初期には、KeePerのデモンストレーションとか、

KeePer技術研修のインストラクターもやった。

その度に、自分の思いをふんだんに交えてKeePerの話をしていたので、

皆さんの記憶に残るような印象深い話をしたのだろうと思う。

 

そんな昔のことを知っていらっしゃる方は、

私の同年配のオーナーの方とか、

あの頃KeePerスクールの生徒だった方も、

会社の上席に就いていらっしゃる方が多い。

昔は単なるコーティングのひとつであったKeePerが、

今のように世の中に広まって大きくなったので、

懐かしんで、例えば私との事を昔話でおっしゃっていると思うのです。

 

しかし、普通の業者の商品説明のようにではなく、

私はつい、KeePerの説明以上に、

強い思いを込めて、

KeePerによる収益改善の意味とか、

KeePerが作り出す「CSとESの同時実現」の話とかで、

毎度毎度、熱くなってしまうので、

強い印象を与えたのかもしれません。

 

しかし、それにしても、ちょっとした伝説のように話題に出るのは、

嬉しくもありますが、

時間と共に、自分も過去の人間になりつつある現象とも思えて、

複雑な思いも持ちます。

 

 

昨日、事務所を訪ねていただいた宇都宮のぐんじ社長と、

新しいKeePer LABOの宇都宮○○店の店長になるあくつさん。

今日ぐんじ社長から送られてきた私も写っている写真。

腰はもうずいぶん良くなってきているのですが、まだ車イスを離せません。

 

昨日オープンした今期最後の新店LABO八柱店からの新しい写真。

左から、ほそかわ君、ますだ君、

やぎしたチーフ、たかはし店長、ふるやまさん、たなか君。

 

昨日の午後7時、夕陽が翌日・土曜日の晴れを予告していました。

 

今朝、間違いなく晴れであった。

 

なのに、午後7時の西の空は妙に雲がかかり、すごく曇ってきた。

 

 

 

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2024年06月28日(金曜日)

06.28. 去年の6月は精一杯の6軒、今年の六月は余裕の3軒の新店。

「前期」つまり2022年7月から2023年6月までの1年間は、

12軒の新店KeePer LABOをオープンさせるのが精一杯であった。

建設工事というものは、

いろんな理由で完成が遅れる事がよくあって、

さすがに、もう大丈夫だろうと思っていても、

まさかと思うようなつまらない理由でまた少し遅れるなんて事もよくある。

だから間違っても予定より完成が早くなったなんて事は、

私の記憶では、一度もありませんでした。

 

そんなことで去年の期末(6月)は、

6月末にギリギリで間に合った店舗がいつもあって、

あの6月だけで、

6軒ものLABO新店を、かなり強引にオープンさせ、

前期、12新店舗開店の約束を、やっと果たしたのです。

しかし、1か月で6軒オープンは運営側にはかなり無理があって、

しかもそれが、とりわけ西東京に集中して

LABOの皆には大変な苦労をさせてしまいました。

 

それに比べたら、今年の期末は3店舗の新店オープンで、

今期15軒の新店達成の約束は、去年の12軒よりもむしろ楽であったのです。さらに本当は、

これにプラス2店舗オープンするはずだったものが、

土壇場で完成が1か月程度遅れたりして

結果的に約束通りの15軒にとどまったという事です。

 

だから、

今年の15軒と、

去年の12軒では大して変わらないように見えても、

実は、

昨年はいっぱいいっぱいの12軒であったが、

今期の15軒は余裕を持っての15軒なので、

意味的にはかなり違うという事です。

 

何がどう違うかというと、

店舗を造って行く店舗部の体制が増強された事が大きいのと、

新店舗の為の物件が、こちらから探したものだけでなく、

先方から出されてきた物件が目立って増えてきているという事です。

すでに、来期に建てるLABO新店予定はすでに12軒あり、

さらに今期中にオープン予定が遅れてしまった2店舗が加わるので、

すでに14店舗が確定していることになります。

 

先ほど、店舗部の責任者に電話で聞いて見たら、

遅れた2軒のうち1軒は順調に進んでいるので、

8月にはオープン出来そうであり、

もう1軒は、結局、地下タンクを掘り出すことになったので、

11月オープンを目指すのが精いっぱいという現状らしい。

いずれにしても、来期のオープンにズレ込んだという事には変わりない。

 

来期は30軒の新店オープンを約束しています。

それに加えて既に14軒のFC店が具体的になっているので、

来期が終わる時点で合計KeePer LABO178軒の体制が出来上がります。

これでも、オーバーフローを解消する為の店舗数、

あるいは、店舗数ポテンシャルの半分にも全然満たない数です。

 

こう書くと、新店出店を急いでいるように思えるかもしれないが、

そういう意味ではなく、

逆に、そこまで出店の圧力が強くなってきているということです。

物件は、今までとは全く違う早いペースで出て来ていて、

FC店での出店希望の数も目立って増えてきています。

そういう意味で、出店の圧力が強まってきました。

 

この段階で我々がすべきは、

早いペースに変に慣れてしまったりせず、

その一店舗一店舗について、

決して手を抜かず、

妥協せず、集中して良い店舗を造り、

特にスタッフの技術レベルを高いレベルに維持して、

KeePerコーティングなどの商品の品質レベルを断じて下げることなく、

あくまでも高く維持することです。

 

 

一昨日オープンしたKeePer LABO上尾店。

 

 

 

本日オープンしたKeePer LABO八柱店。

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2024年06月25日(火曜日)

06.25. 我々は既成概念を捨てるべきなのでしょうか。

今日は、ドイツSONAXから製品開発担当者がやって来て、

KeePerの開発担当者たちと実際の車を使ってテストを繰り返していました。

その実際の様子は秘密の部分もあるので紹介できませんが、

私も少しだけ付き合いました、

相変わらず細かい所にまでこだわって、

ああでもないこうでもないと、時間がいくらあっても足りないようでした。

 

SONAXの開発責任者は、ずっとDr.ピッチでした。

長いお付き合いで、今のKeePer製品のすべてに携わっていて、

SONAX製造のKeePer製品の生みの親は、

Dr.ピッチであると言っても過言ではありません。

その彼が現在67才で、2年前に定年退職し、

今はアドバイザーとして週に一回だけの出社だと言っていました。

そして、Dr.ピッチの直属の部下であった若いヤンさんが、

Dr.ピッチの代わりに開発の責任者に就いたのです。

実は、彼もDr.、つまり「博士」なのです。

だから、Dr.ヤンです。

 

どっしりとして頼りになったDr.ピッチに比べると、

Dr.ヤンは童顔で、あまりにも違うタイプなのですが、

当然、Dr.ヤンも非常に優秀です。

前任者とはあまりにも違うタイプにとらわれることなく、

既にKeePerの開発担当者達も、Dr.ヤンを信頼している様子で、

製品開発のテストと評価を一緒になって活発にやり、議論していました。

我々年寄りはつい既成概念にとらわれがちですが、

若い者達は、あっという間に適応してしまうようです。

 

更に、彼に同行してきた女性は、カルメンさんといって、

ドイツSONAXでのテストを主にやってくれたいたトビアスさんの後任で、

その作業の技術は大したものでコンテストに出しても大丈夫です。

勿論知識も確かで、KeePerの開発担当者達ともよく意見を交わしていました。

 

さらに、さらに、

彼女の右腕にはタトゥーがビッシリで、見慣れていない私達はびっくりです。

日本では古くから入れ墨は、

やくざ、暴力団のするものという思い込みがあります。

しかし、

彼女に聞くとドイツではほとんどの若者達はタトゥーを入れているそうで、

ただのお洒落であり、いわゆる「普通の事」らしいのです。

きっと日本でもそんな時代が来るのでしょう。

 

我々は、ハイピッチで既成概念を捨てるべきなのでしょう。きっと。

 

Dr.ヤンさんとカルメンさん。

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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