2024年11月29日(金曜日)
11.29. たぶん「退院おめでとうございます」の意味だと思うが、
今朝は、午前中に退院できると思うと、朝日を見る目も変わってくる。
勝手なものだが、気分次第で景色も変わって見える物らしい。
何とも美しい。
今朝の朝ごはんは「パン食」がいいと前日にリクエストしておいたら、
こんな朝ごはんが来た。
ご飯と、味付けのり、たまごと何か(分からなかった)を炒った皿。
超減塩の味無しミソ汁、パン2個、ブルーベリージャム。
どうも、普通の朝ご飯にパンが追加された物らしい。
お腹がいっぱいになった。
満腹になってから帰る用意をし始めたら、
迎えが来てくれて、予定よりちょっと早めに病院を出た。
退院してから初の外でのご飯は、つい、中身濃く、食べ過ぎてしまうのだが、
今日は、向かいのコメダでマカロニグラタンを食べただけ。
一口目は美味しかったが二口目から普通に戻った。
入院中に考えた「退院したら、真っ先に○○を食べよう」の空想、妄想は、
それがなんであれ、食べた一口目だけで感動は終わるものだ。
入院も最初の頃は退院が感動的だったが、
何度もやっていると、いちいち感動するものではなくなってくるらしい。
午後1時過ぎに、職場に戻ると、
皆、落ち着いたもので「おっ帰った来た。」と、心の言葉が聞こえてきそうだ、
たぶん、たぶん「退院おめでとうございます」の意味だと思うが、
午後1時から午後7時過ぎまで、
いっときの隙間もなく、
次から次へと相談事とか、なんとかを話をしに来た。
「こんなん出来ましたけど‥‥」
「こんなのどうでしょうかね。・・・」
入院中にリスケジュールした予定は、
キチンと12月の予定に埋められていたし、
午後3時からの多分アメリカとのリモートでのIR取材は、
私が退院してきたばかりである事を知っていたが、
その上で、きちんと仕事の話で盛り上がった。私もその時点で元に戻った。
また、いつものピチピチに詰まった充実の生活が始まった。
仕事は、面白くて、面白くって、楽しくて、とてもやめる気になりません。
その内、やめるしかない時が来るまで。