2009年09月14日(月曜日)
2304. アマチュアは自分の好きなことをすればよい
私が尊敬しているある会社が掲げている「教訓」の中に、
こんな項目がある。
※教訓9.
「アマチュアは、自分の好きなことを
好きな時に好きな場所で我流でやればよい。
プロは、他人の好きなことを
他人が決めた時間や場所で決められた方法でやる。
その代わりプロには報酬があり、アマチュアにはない。」
なるほど納得の言葉だ。
このところ何回かのブログで
「・・・ねばならない。」では弱い動機で、
「・・・・たい。」が強い動機であると書いてきた。
しかし前述の教訓の言葉によれば、
「・・・・たい。」と思ったことをやっているのはアマチュアであって、
「・・・ねばならない。」「・・・すべきである。」と考えた事をやるのがプロ。
と言うことになる。
まったくその通りだと思う。
洗車・コーティングを仕事としているこの会社に、
「車が好きだから、・・」
「洗車が好きで・・」と言って応募してくる人がいるが、
そういう人には
「私は洗車が好きな訳ではありません。お客様の車をキレイにする事が好きなのです。
お客様が喜ぶから。ずいぶん意味が違うのですよ。」と言う。
洗車をしたり、コーティングをしたり、
掃除をしたりして車がキレイになると
やっている者もすごく気持ちがいい。
しかし自分が気持ちいいから仕事をしているのだったら、
自分の好きな分だけキレイにして、
飽きたり、くたびれたりしたら、その後の仕事は多分いい加減な作業になってしまう。
あるいは、
「自分が気持ちいいから車をきれいにしたい。」が仕事の動機ならば、
お客様が求めていないキレイさまでを、
自己満足的に、いつまでも、お客様を不要に待たせてまでも、作業を続けるだろう。
どちらにしても、いい仕事ではなく、
遅かれ早かれ、お客様はその店から去っていくだろう。
お客様のお車をキレイにするのは、
お客様のためにであり、
自分の気持ち良さのためではない。
そういう意味では、「・・・たい。」ではなく「・・・ねばならない。」だが、
お客様のためにお車をキレイにすると、
お客様が喜んでくれ、時には「ありがとうね」なんてお礼まで言ってくれる。
それが嬉しくて、
「お客様に喜んでもらい“たい”。」になると、
これは大きなモチベーションになる。
教訓の
「プロは、他人の好きなことを
他人が決めた時間や場所で決められた方法でやる。」
の部分は、
「お客様に喜んでいただけるキレイさを、
お客様の好きな時に、お客様に来ていただける場所で、
決められた確かな技術と方法で、実現する。」
と言うことになり、
「その代わりプロには報酬があり、アマチュアにはない。」
の部分が、
「プロの仕事にはお客様が喜んで報酬を払ってくれる」と言う結果ではないか。
「お客様が喜んでくれる仕事をし“たい”」
新店の快洗隊足立店は、平日でもこんな感じでにぎわっている。
多くのお客様に喜んでいただけている店に確実に成長しているのだろう。
いやもうなんともはや、可愛いのです。
四国松山から研修に来ている。「四国の快洗隊を変えるぞ」
同じく四国からはるばるやってきて、
快洗隊を腹いっぱい吸収する。
真っ白なコーティングブースを「カーコーティングファクトリー」と名づけました。
もう、すっかり東京ボーイ。
塗装のプロフェッショナル田中君も快洗隊を楽しみ学んでいます。
東日本快洗隊のボス・賀来部長は、
昨日のバスフィッシングの大会で、全日本のシーズンチャンピオンになったそうだ。
私はやらないので分からないが、ものすごく凄い事なんだそうだ。
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