谷 好通コラム

2023年07月17日(月曜日)

07.17. 越谷、用賀店、世田谷、原点-横浜網島店、トレッサ横浜店、

KeePer LABO草加店から約12km北上して

国道7号線から少し逸れた部分にコンビニエンスストアの閉店物件がある。

物件としてはプラン会議で写真では見ていたが、

現場に来るとまるでイメージが違っている。

KeePer LABOとしての店舗のプランは出来上がっていて、

もう申請手続きに入っていたようだが、実際に現場を見てみると

あのままではコンビニエンスストアの時の車の並びと同じになってしまい、

全く新しい業種の店舗が出来たという新鮮さがない。

せっかく来たのだから、どうにかならないかと考えて閃いた。

やっぱり、

本当に現場に来ないと、ぜったいにダメだとつくづく思う。

店舗プランを決める時は、実際の店舗運営に関わる者、

或いは私か、社長か、専務か、運営部長か、

建設側の人間だけでなく、運営側の人間の誰かが実際に現場を良く見て、

その上でプランしていく必要性を強く感じた。

今後に生かす。

 

 

そんなことを思いながら、

新店KeePer LABO用賀店に向かう。

かなりの距離で、当然のごとくどこかで相当の渋滞があることを想定するが、

なんと、高速道路がガラガラで

一度も渋滞にならないまま用賀インターまで来てしまった。

KeePer LABO用賀店は先月の末にオープンした。

6月末に5店舗もドタバタの駆け込みで完成させてしまったその内の一軒。

オープンしてからも致命的な不具合があって、

大急ぎで修正していた。

 

そんないわく付きのLABOだが、さすがにLABO世田谷店に直近です。

視認性もよく素晴らしい立地に出来たこのKeePer LABOは、

早くも高付加価値コーティングのご予約が相次いで、

実質オープンの当月と言ってもいいこの7月に、

一千万円に近い数字が出そうで、みんな驚いている。

LABO有明店もそうだったが、

この種の店舗はマーケットによってスタートが劇的に変わる。

 

私達が訪れた今日も、

広いブースの中には、EXキーパーを施工中の車が3台。

他にも驚くように高級車がずらっと並んでもいた。

この超好立地のLABO用賀店は、

とりあえず、入れ物が出来た段階で、

これから入念に検討して、この地に馴染んで、かつ目立つデザインしていく。

すでに素晴らしいスタートを切ってはいるが、これからが本当の本番だ。

 

 

ここまでくれば、当然KeePer LABO世田谷店を素通りする訳がない。

LABO用賀店から車で5分。

KeePer LABO世田谷店。

LABO足立店と毎月シーソーゲームを繰り広げるナンバー1店の片方だ。

 

訪れた当日は三連休の中日とあって、

相当なご来店ラッシュがあると考えたのか全員出勤の体制だった。

ところが、高速道路がガラガラであったのと同じように、

ご来店が少なく、同行の野崎部長が

「こんなガラガラの世田谷店初めて見た。」と思わず口に出すほど。

店のスタッフにカメラを向けたら、なんと

全員が次から次へと集まって来ても、集合記念写真になってしまった。

結局、全部で14名になりましたが、まだあと2名いるそうです。

この二日間同行してくれた野崎部長とLABO世田谷店の奥村店長。

 

 

このLABO世田谷店は、

すぐ近くにLABO用賀店が出来たのを機に、

全面的に建て直したいと思っています。

全国の123店舗のKeePer LABOと、

全国6,433店舗のKeePer PRO SHOPを

代表するようなものが造れればいいと思い、みんなで一生懸命考えていきます。

なんとか、来年1月から着工できれば最高です。

 

 

ここまで来たら、

新幹線に乗るのは東京駅より新横浜に行くべきだ、圧倒的に近い。

その道程に野崎部長が是非と推薦したのがKeePer LABO横浜綱島店。

大きなマーケットの真ん中ではあるが、目立たない場所に、

たった150坪のコンビニ居抜き物件に

3,000万円程度の改築費で造られた地味な店だ。

それでも、みんなの地道な努力で地元の人たちの信頼を集めていて、

6月は700万円の売り上げを越し、

今月7月は、1,000万円を越す勢いで、素晴らしい活躍をしている。

正に、

KeePer LABOの原点のような店で、

派手で、大きな店舗も増え、ゆとりたっぷりの店舗まで出現する中、

この日、小さく地味なKeePer LABO横浜綱島店を訪れて、

私は忘れていたものを思い出したような気がした。

野崎部長がこの店に私を連れてきたのは、

そんな意味があったのであろうか。

だとしたら、その狙いは間違いなく私に届いた。

 

 

最後に行ったのは、

KeePer LABOトレッサ横浜店。

6月は1,200万円だった。

7月は1,500万円くらいまで行くペースだ。

たくさんのTOYOTAディーラーが集まるトレッサの

ドライブショップジェームスが入ったビルの1Fに

整備レーンが並んだ一部を借り改造して使っていたが、

ジームスさんが撤退してしまったので、整備レーンの全部を使えることになり、

先日、工事をやって大きく拡張している。

その結果、キャパシティが倍増して

特にコーティングブースのキャパシティ拡大が貢献して、

大きく売り上げ実績が上がっている。

 

ここも、誰かにカメラを向けたら、あっという間な全員集まってしまった。

この店の店長は飯野君。

高校新卒で入社し、

もうすぐ10年になるが数年前からこの店の店長をやっている。

彼はどちらかと言えば地味で、スタッフルームは汚いし、

早起きが苦手でよく遅刻をしているようで、

決して優等生タイプではないのだが、

何でも一生懸命やる姿が支持されるのか、

お客様からの信頼は厚い。

 

だから、実績もすごいし、

その実績を支える10名を越す多くの若いメンバーたちからも信頼されている。

 

 

 

 

今回のLABO訪問は、

店舗を建てる前の物件確認から、

6月のドタバタで建てた新店舗達か、数々の不具合を内包していることの確認。

それから、LABO足立店とLABO世田谷店の両エースの店舗の同日訪問、

更に、KeePer LABOの原点を体感して、

これからの新しいスタイルKeePer LABOの

一つの主流になりうるタイプの体感と確認。

目的はいろいろあったが、

「真実と目的、そして本当の意味は必ず”現場”にある。」

という事実を、改めて思い知らされた二日間でした。

もの凄く意義のある二日間でした。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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