谷 好通コラム

2024年11月03日(日曜日)

11.03. #38. KeePer CERUMO GR Supraもてぎ戦3位! 連続表彰台

スーパーGT第8戦「もてぎサーキット戦」は、
本当は最終戦であったのだが、
第5戦の鈴鹿サーキット戦が、台風順延で12月8日になったので、
今回のもてぎ戦は、あと1戦を残した実質的に第7戦目になった。
昨日の予選は、激しい雨天の中、なんと石浦選手が激走の第4位。

今日の本番の決勝に大きな期待が持たれた。
決勝の作戦は、スタートドライバーが石浦選手で、
どこでセフティカーに入られてもいいように、
義務周回の約1/3の周回を走って、
すぐピットインし、給油、タイヤ交換とドライバー交代。
大湯選手が全体の2/3の長い周回を走る事になっているそうだ。
(これはどのチームも同じようだ)

スタートは、ベテラン石浦選手が絶妙でポジションキープの4位。
ところが、
ところが、そこからの凄まじい攻撃的な走りで、
前を行く3位、2位のインを突き、こじ開けて3位、2位とステップアップ!
10周ぐらいまでに、なんと2位!にまで上がった。
石浦選手は、実は本当に攻撃的なすごい選手だったのです。
彼は、エースドライバーでありスターの大湯選手に攻撃を託して、
守りのドライビングに徹していたのかもしれない。
それで遅いというイメージが着いてしまったのだが、
最終戦に近づき、そんな大人の役割を捨て、本性を露わにしたのかもしれない。
それにしても凄いデットヒートでの2位は、

次は、もっと速い大湯選手の出走で、
みんなに、ひょっとしたら優勝も?の期待を持たせたのでした。

ところが、ここらあたりからHONDAのCIVICが速くなり始めて、
それもオートバックスARTAの
“赤い#8” MUGEN CIVIC TYPE-Rが速くなってきて、
あるいは、
後半でおかしくなってきた我が#38のブレーキのトラブルが、
この時点でもう出始めていてのだろうか。
あるいはいったん石浦に抜かれて下がっていた#8 ARTA CIVICが、
野尻選手に代わってスピードが上がっていたのだろうか、
テールツーノーズの末、それでも割とスンナリ、#8に抜かれてしまった。
これで3位だ。
それでも、まだ表彰台圏内。まだレース中盤だ。

しかし長い中盤から終盤にかけて、更にその後ろから、
“黒い#16” MUGEN CIVIC TYPE-Rが迫って来た。
最後の10周ぐらいは、
その差、コンマ秒台の凄まじいまでのデッドヒート。
我らが#38は、コーナー手前の激しいブレーキングのたびに白煙を吐き、
ブレーキングに苦しんでいるのがよく分かる。
しかし、それでも大湯選手は巧みなコース取りで#16を前に出さない。
そんなきわどい周回が続いた末に、
最後の最後、大湯選手はかろうして3位を守り切ってゴール!

2戦連続の表彰台です。

このレースは、予選4位の獲得と、
その4位スタートから石浦選手の激しい攻撃的な走りで、
2位にまでステップしたことは大収穫であり、石浦選手の本領発揮でした。
更に、2位で大湯選手にドライバー交代したあと、
プレーキの不調を抱え3位にまで下がりながらも、
ハンディを抱えながら、更に後ろから執拗に追い上げる#16を、
Jスポーツのアナウンサーが大声を張り上げるような伯仲のデッドヒートの末、
大湯選手の逃げ切りで3位をキープしてゴール。
表彰台獲得と、シーズンチャンピオン3位につけた大金星でした。

そうこう書いている内に、
もてぎサーキットに行っていた中村カメラマンから、
超特急の写真が送られてきました。
ただいま午後5時、初めての速報スーパーGTブログアップです。

 

石浦選手が2位に上がった場面です。

大湯選手に代わって、

後ろから速くなった“赤い#8” MUGEN CIVIC TYPE-Rが迫って来て、

やがて抜かれ3位になります。

さらに終盤、“黒い#16” MUGEN CIVIC TYPE-Rに迫られ、

激しいデッドヒートの末、大湯選手の芸術的なドライビングで、

僅差の3位を確保してゴールイン。

連続の表彰台。・・・・大湯選手が金髪になっている?

 

KeePerが応援する#100と、#61の写真

 

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2024年11月03日(日曜日)

11.03.「リピート率・リピート客率・新規数・来店数」の相関関係。

きのう、新幹線の運転見合わせによって宇都宮行きをやめた私は、
少なくとも今日は午前中はやることがなく、
午後から、決勝レースをJスポーツで観るだけしか決まっていない。
だったら、
地元の店舗廻りでも行けば良さそうだが、
何か月か前「少なくとも一年間は、行くことが目的の店舗回りはやめる。」と、
決めたので、今から行く目的を造ることは出来ないので行けない。
と思いながら、
午前中は、これを書き始めました。

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テーマは「リピート率と、リピート客率と新規客数、来店客数」の相関関係。

「リピート率と、リピート客率と新規客数、来店客数」の相関関係。
新規客数の減少は、その時は大したことなくても、
確実に会社の体力と、みんなの気力を奪っていく恐ろしい現象です。

「リピート率」とは、
新規客として初めてご来店されたお客様が、再来店される確率。
これはKeePer LABOでは、1年間で約80%であると実績から出ています。
さらに、2年目では60%に下がりますが、
これは2年目でもなお60%もの人が来ているという固定率とも言える数字。
いずれにしてもこれは大変高い実績です。

「リピート客率」とは、
実は正しい意味での「リピート率」を出す仕組みを、
今までは自前では持っていなかったので、
先日、ある大株主の投資家の力を借りて正しい「リピート率」を出せました。
それが約80%です。
それまでは、
実際にご来店いただいたお客様の内「リピート客」は何%であり、
新規客は「何%」であるのか、
その「ご来店いただいたお客様の内『リピート客』は何%」=「リピート客率」
これをリピート率の近似値としてお答えしてきました。
しかし、この数字の方がリアルタイムで出せるので現況把握には役に立ちます。
ですから、あながち不適切な数字を言ってきた事にはならないと考えています。
これは、85%をずっと正常な数字として来ました。
現状10月実績が14.66%で、おおよそ正常な値になっています。
だから、現状としてはリピート率約80%で、
リピート客率は約85%、新規客率は約15%

これらの数字は、
先にリピート率があって、
新規客数とリピート客率を作りだしています。
だから、
リピート客率が下がってきたら、
リピート率が下がってきているという事であって、
サービス品質が下がっているのではないか、お客様対応が悪いのではないか。
などと店舗の質を表すバロメーターになります。

しかし、これは既存店におけるバロメーターであって、
新規店では、初めてご来店されるお客様が多くて当たり前なので、
新規店の最初の新規客率は極めて大きい数字になります。
しかし、
オープンから3年ぐらい経つと、この数字が20%程度にまで落ちて来て、
つまりリピート客率が上がって来て
正常にリピートのお客様が積もってきていることを示します。

この新規客率がちっとも落ちてこないと、
新規のお客様がリピートしていない事、積もっていない事になり、
サービス品質、お客様対応に問題があるのではないかということになります。
逆に、
新規客数が少なければ、
来店客数=新規客数/新規客数率なので、来店客数も小さくなるので、
売り上げ(=来店客数✖単価)にダイレクトに響き、売り上げも小さくなる。
リピート率は下がっていないのに、
歴史のある既存店でも、売り上げ実績が下がってくるケースが出て来ていて、
そんな店舗は、新規客率だけが先に下がってくる現象で分かる。
新規客数の減少だけで新規客率が減っているケースだ。

昨年の8月9月は、BM社に関わる風評被害の影響で、
既存客の減少だけでなく、新規客の減少という原書が出た。
それに対して、
すぐに既存客に対してリカバリーのDMを送ってカバーしたが、
新規客に対してのリーチは当然出来ていないので、
その解消には、それなりの時間がかかる事は致し方ない。
正しい営業で解消に加速をかける事に努力し、ほぼ解消していると言っていい。

 

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ここまで書いてお昼になった。
さぁ、スーパーGT決勝戦を観よう。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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