2026年04月24日(金曜日)
04.24.「純水」は二倍の水道水を使用、”すすぎ”に使ってこそ意味がある。
「純水」をWebで調べてみると、
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純水とは、不純物をほとんど含まない高純度の水で、塩類や有機物などが極限まで除去された水のことです。
定義と性質
純水は、井戸水や水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラルや、塩素などの不純物をほとんど取り除いた水を指します。水道水レベルの濾過や活性炭処理だけでは純水とは呼べず、イオン交換樹脂や逆浸透膜(RO膜)、蒸留などの方法で不純物を除去する必要があります。純水は、蒸発してもスケール(白い水垢)が発生しにくい特徴があります。
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純水を生成する為の方法としては、
・「逆浸透膜(RO)純水生成」reverse osmosis
能力を持つものはそれなりに大きな機器で複雑な装置となるが
イオン交換樹脂を使った生成機より精度もはるかに高く
浸透膜を洗浄しながらの生成になるので寿命も長く、メンテナンスも容易。
逆浸透膜式の純水生成は最も実用的であり、使用実績も十分にある。
・イオン交換樹脂を使用した機器。
安価だが能力は低い。ネットで安値販売されている物はほとんどがこれ。
一般の水道水に使用した場合で、洗車10台程度の短寿命である場合が多い。・
(頻繁にイオン交換樹脂を交換する必要がある。業務用としては非現実的)
ただ、
その地域の水道水ミネラル濃度が非常に高い場合(関東の一部)は、
逆浸透膜式純水生成の最後に補助的にこれを使う場合がある。
・煮沸する方法は、精度は格段に高いが、洗車への使用は現実的ではない。
洗車に純水を使用するメリット。
・純水で洗車すれば「白い輪状のスケール」が出来ない。最大のメリット。
水道水で洗った場合、
拭き上げが十分でないと水道水に含まれている
カルシュウムとかマグネシウムなどの無機物(ミネラル)が析出して、
白いスケールを形成し、多くは輪状に
「ウォータースポット」とか「水シミ」とか「水垢」と呼ばれる白い輪状のスケールが出来る。
また、白スケールが析出する過程で、塗装に食い込むような形で出来ると
その除去が非常に困難になる場合がある。
これを除去する為にポリッシャーによる「研磨」が多く用いられる。
しかし塗装に食い込んでいる場合は
無理をすると塗装を飛ばしてしまうので、研磨ですら除去出来ない。
そんな場合、「フッ酸」など猛毒の”酸”が使われる場合ある。
ひどい場合は、塗装をし直すしか方法がないケースすらある。
ミネラルの析出で出来る白いスケールは、実は深刻な問題でもある。
特にポリシラザンなど安価なガラスコーティングを施工した車は、
その表面が無機の状態になるのでこの水シミがひどく着く。
純水洗車はこのような車にも
「白いスケール」を発生させないメリットがある。
純水洗車のメリットはここに集約されると言っても過言ではない。
純水洗車の後は、あらゆるコーティングの定着が良い。
水道水で洗車をしてそのままキチンと拭き上げれば、
スケールが出来るほどにはミネラルなどは残らないが、
薄っすらであろうとも多少のミネラルの膜は残るので、
その上に何らかのコーティングをする場合、少し、密着の障害になる。
だから、コーティングの塗布前の洗車には、純水洗車のほうが適している。
コーティング既施行車には、撥水力維持の為に、純水洗車が適している。
水道水に含まれるミネラルは無機質であり当然撥水しない。
だから、撥水力のあるコーティングが施工されていても、
ミネラルを含む水道水で洗車をして拭き上げれば、
多少なりともミネラルがコーティング上に残り、撥水を少々阻害する。
だからコーティング既施行車には、撥水力維持の為、純水洗車の方が適している
純水洗車を「拭き上げ無用」と謳っているケースもあるが・・?
水道水での洗車では、拭き上げをしなければ
ウォータースポットが着くので、「拭き上げ作業」は必須であるが、
純水で洗えば、拭き上げなくてもキレイに乾いてしまうので、
拭き上げをしなくても大丈夫という意味であろう。
しかし、純水で洗っても洗車後の拭き上げをしなければ、
残った水が乾くまでに埃など汚れが着いてしまうので、多少面倒でも、
拭き上げはやはり必要だと思います。
しかし洗車作業後、埃などが少ない場所で乾燥させれば、
拭き上げ作業を省略することが出来ることは出来る。
純水は溶解力が水道水よりあるので、洗車に使うと汚れがよく落ちる??
純水は不純物を含まないので、
ミネラルなどを含む水道水に比べると溶解力が大きいのは確かだが、
洗車をする時に砂ホコリなどをくるんで塗装に傷をつけない為に
クッションの役目をする「泡」で車体を包んで洗車をするが、
その泡を造る為の界面活性剤の方が、はるかに洗浄力があるので、
純水が持つ溶解力は、ほとんど役に立っていない。
故に、洗車作業そのものに純水の使用は意味がない。
さらに純水を造るには二倍以上の水道水を使うので、純水のコストは高い。
洗車など多くの水量を要する作業には、
イオン交換樹脂を利用する純水生成法では、
イオン交換樹脂の消耗が早く、とても採算が合わないので、
逆浸透圧を使う生成方法(RO方式)に拠らざるを得ない。
それでも純水を生成するには、純水と同量以上の水を捨てる事になるので、
「純水」は、非常にコストの高い水になる。
高コストな純水は、洗車の”すすぎに使うべき。
純水洗車のメリットは、水道水に溶け込んでいるミネラルがなく、
洗車後にミネラル(白いスケール)を残さない所にある。
車を洗う作業では、洗浄力のあるシャンプーを使うので
高コストの純水で、車を洗う作業をする事は、無駄であると言わざるを得ない。
高コストの純水は、洗車のすすぎの段階で使用すれば十分な効果が得られる。
KeePerは約16年前から独自の純水機を造り、改善を重ねてきた実績がある。
KeePerは15年前から純水でのススグ「純水洗車」を、
KeePerコーティングの前洗車として推奨し、実践し始めた。
2010年、特許を取得した独自の純水洗車機を製造、販売を始めた。
16年間に4,700台以上の設置、運営実績。
最初に開発された純水生成器「快洗RO」から始まって、
2021年に手洗い洗車機「快洗Jr5」に純水機ROブラスを標準装備した。
「これまでに3,670台出荷設置」
さらに2020年より、既設の門型セルフ洗車に快洗ROⅡを装備している。
「これまでに1,073台を設置、運用を続けている」
2025年だけの年間販売実績、計735台。
快洗Jr5など手洗い洗車機への装備543台。
門型洗車機への装備実績192台。※弊社実績調べ
純水機の設置は年々増加しており、
KeePerは、国内での純水洗車の運用では、
15年以上の技術の蓄積と、スバ抜けた設置実績と運営実績を持つ。
【エピソード】
2011年 東日本大震災
福島第一原発事故が末期的な危機を脱した後、
残留放射能で避難生活を強いられた人々が多かった時期、
その頃開発した逆浸透圧式・純水生成器「快洗ROⅡ」という機械が、
放射能の除去性能が高いという事で、
あくまでも念の為ではあるが、飯舘村に5台寄付設置して
そのメンテナンスを何年も仙台営業所の澤田課長が続けたことがある。
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