谷 好通コラム

2017年09月11日(月曜日)

9.11.休眠リピーターへのTELといつものリピーターで「技」優勝

今年の夏のキーパー選手権優勝「技」店の金沢丸善さんは、
昨年のキーパー選手権では、各店舗は出場を禁止されていた。
「年末はお客様が車を一番キレイにしたい時なので、
リピーターのお客様のお車を一台残らず洗ってキレイにして差し上げたい。
そういう時に選手権に出ると、
ただでさえ一番キーパーが多い時なので、
つい競争に気を取られて、洗いそびれた車が出てしまう心配がある。
だから、年末のキーパー選手権には出るのを一度だけ禁止しました。」

 

多分、出ていれば
また優勝争いに絡んで来るような戦いが出来たはずだ。
それでもお客様の年末を大切にするために年末は出場を辞退したということ。
すごいですね。本当にすごいと思います。

 

その上で今年は「夏」の選手権には出て、
また、実に深い戦いをして「技」が優勝し、ライバル「湊」が2位とはすごい。
そしてこの夏の「技」の戦い方がまた泣かせる。
プランは「技」のスタッフ達が自発的に考えた「技」オリジナル。

 

「技」のプランは「スリープしているリピーターの掘り起し」、
選手権前の7月の最初からピュアキーパー、クリスタルキーパー、
ダイヤモンドキーパーまですべてのキーパーについて
再施工を超えて来ていないお客様をリストアップし、
一件ずつ丁寧に電話をしました。
全部で500件くらいに電話した。
この電話が思った以上に手ごたえがあって
クリスタルキーパーを中心に130件ぐらいが予約され、
実際の施工につながった。
スリープ客に対するお電話作戦でヒット率約25%は素晴らしい。
これが8月の選手権中に得たポイントの約半分で、
残りはいつものリピーター様のルーティンでの施工だ。

 

だから8月中に施工したキーパーの約90%がリピーターであった。
電話で獲得した予約も、ルーティンでの再施工も
7月中に予約をしていただいたお客様には10%割引きと
「前席掃除機掛け」「全席内窓拭き」「洗車予約権」のいずれかをプレゼントした。
金沢市も今年は雨が大変多かったそうだが、
「予約」のお客様はほとんどキャンセル無しで
雨が降っているのに施工をさせていただいた。

 

何ともすごい。
この「技」店はKeePerの休眠リピーターの掘り起しと、
ルーティンのリピーターへの施工90%で、新規のお客様への施工10%で、
全国優勝を果たした訳です。
しかも無理して販売してないので、
優勝ポイントにほぼ等しい販売金額であったそうです。

 

また、この店舗のキーパーのお客様は50%が女性だという。
「技」はイオンモール松任の敷地内にあるセルフスタンドに併設されている。
私たちKeePer技研も、
イオンタウン彦根にLABO彦根店、
イオンタウン西熊本にLABO西熊本店、
イオンモール水戸内原にLABO水戸内原店があるが、
イオンは女性客が多いせいか、
立ち上がりになかなか時間がかかっていて、どちらかと言うと苦戦している。
LABOへの女性客は30%位で、他のLABOよりは女性比率が多いが、
イオンに来ているお客様は70%が女性なので、まだまだ女性比率は低い。

 

「技」の女性比率が50%であることには驚いて、
「どうやって女性客を増やしているんですか?」と聞いたら、
南課長が「電話も店頭での受け付けも、女性が担当しているからだよ。」
私は「えっ、女性が受付。たったそれだけ?」
南課長「そうだよ。」
私「それだけの事? イオンではすっごい苦労したんですよ。なのにそれだけ?」

 

「技」店での話は、KeePerタイムスに載せるつもりで取っておいたのですが、
考えれば考えるほど面白かったので、
ブログを読んでいただいている人よりも、
タイムスを読んでいただいている人の方がたぶん10倍は多いので、
先にブログで書いても怒られることは無かろうと、
無理に言い訳を言いながら書きました。すみません。
タイムスには、もっと違った見方や
ライバル「湊」店とのことや、もっといっぱいの事を書きます。
写真ももっといっぱいあります。タイムスをお楽しみに。

 

ちなみに、今年の12月の選手権には、
みんなの「出たいパワー」に押されて、
どうしようか本当に迷っていられました。

 

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2017年09月10日(日曜日)

9.10.全力を出すこと、キツイことが”損”だと思う人は、損する人

自分の持っている力のすべて、全力を出すことで、
初めて、自分が鍛えられ、自分の力が上がっていくのが当然で、
スポーツのトレーニングがそうであるように、
全力を出さずに力を抜いて楽していても、新たなる力は全く着いて来ない。
進化せずに楽して生きているだけになる。

 

全力を出せば筋肉には乳酸が貯まってキツイが、
キツイ分だけ、その筋肉は確実に太くなって、
そのスポーツにおいて進歩し、上達して、新しい力が着いていくことになるが、
キツイからと言って、力を抜き、楽していると、
少なくとも、そのスポーツにおいては全く前進することなく、楽しただけで、
何も身に着かないので、その時間は無いのと同じであり、つまり無駄であり、
限られた人生の中で、与えられた”時間”を無いのと同じにして、
つまり無駄にして、
つまり、このスポーツにおいては生きてなかったことと同じになって、
ものすごい”損”をしたことになる。

 

それと同じように、仕事においても、
全力を出さず、同じ給料もらうなら楽しなきゃ損だと思って
キツクなく仕事をしていると、その仕事においての力は全くつかないので、
ずっとそのポジションから進歩することなく、
同じスタートだった人がどんどん上に上がって、所得も上がっていっても
楽している人はいつまで経ってもポジションも変わらず、所得も変わらず、
下手するとポジションはむしろ下がって、
”損”をすることになる。

 

その瞬間々々を楽するのか、全力を尽くすのかは、
短期的に大きな差になって、楽する者は、取り返しのつかない損をすることになる。

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2017年09月09日(土曜日)

9.09.リピート90%でベスト10に5店舗入った金沢丸善さん

例年、暑い8月のキーパー選手権は、北海道、東北、北陸が強く、
寒い12月のキーパー選手権は、沖縄、九州、中四国、関東が強い。
関西と中部はそのどちらでもなく、そのどちらにもほどほどに強い。

 

今年の8月のキーパー選手権は、
北陸・石川県の金沢丸善さんが、全国優勝、準優勝を独占。
また、石川県の金沢丸善と富山県のワンダフル工房は同じ会社なので、
結果的に、全国ベスト10位までに同社の5店舗が入ったことになります。
しかも、ベスト100位までに13店舗が入っています。

 

キーパー選手権の優勝盾は、毎回出来るだけ、
私が、自分で渡しに行くことにしているので、
今回は一日で優勝盾をワンダフルセルフ「技」と、
準優勝盾をワンダフルセルフ「湊」に贈呈して、タイムスの取材もしてきました。
取材記事は実に興味深い内容でしたが、
それはKeePerタイムスの9月号でお伝えしますので、お楽しみに。

 

今日はその2軒のキーパープロショップを訪ねたのですが、
その前に、金沢丸善の本社を訪ねて、野村社長にお会いしてきました。
今回のようにキーパー選手権において圧倒的な実績を挙げられたのには、
さぞかし綿密な販促企画と、
販売管理がなされたのかと思ったら、
野村社長はあっさり
「会社としては何もしなかったですよ。」と言う
さらに「KeePerの販売は、本社がものすごく楽(らく)で、
会社が何もしなくても、社員のみんなが自分たちでプランを立てて
楽しんで競走して勝手に盛り上がってくれる。
それは、KeePerを掛ければ、
車が目に見えてキレイになって気持ちいいし、
お客様は、間違いなく喜んでくれるし、
販売実績は確実に上がるし、会社からも褒められるし、
KeePerの販売は、スタッフにとって楽しくて仕方がない。
会社の統括管理者は、そんなみんなを楽しく煽って(あおって)、
競争心をくすぐればいいだけですから楽なもんですよ。」

 

「KeePerはもう何年もやっているので、
KeePerのお客様はもう何度もリピートしていて、
(スタッフ談:リピートのお客様の率が90%)
無理にお勧めすることもないし、ちょっとしたきっかけを作って
キチンとご案内するだけなので、
販売のプランを、スタッフが自発的に話し合って、決めて、行動して、
仲間の店舗と競り合って、勝手に盛り上がってくれるから、本社は楽なんです。」

 

何とも奥の深い言葉ではありませんか。
キーパーラボでも、会社として目立った販促企画をやったことがありません。
今年の四月に「春の下回り洗浄サービス」をやった程度です。
それでも
「KeePerを掛ければ、
車が目に見えてキレイになって気持ちいいし、
お客様は、間違いなく喜んでくれるし、
それが積み重なれば、販売実績は確実に上がるし、・・」
これが、
連続的にうまく繋がればいいだけで、
会社は、実績と分析的数字を逐次提供して、
お互いの競争心を喚起し
私は時々、
マネージャー、店長クラスを煽って(あおって)いるだけ。(?)

 

野村社長のお話を聞いていて、そんなことを思いました。

 

2017年夏のキーパー選手権「優勝盾

 

 

深いお話を下さった野村社長と、
毎朝「技」店と「湊」店をあおっていた(?)南課長。ありがとうございました。

 

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2017年09月08日(金曜日)

9.08.意味が解らない「ご確認ください。」

みんなが送っているメールを読んでいてイライラするのは、
おそらく意味も解らず決まり文句をやたらと使って格好をつける事、
その代表的な言葉が、
「ご確認ください。」

 

その意味は、おそらく、

 

「添付の表を”ご確認”ください。」ならば
「ご覧になってください。」とか「お読みください。」
あるいは「見てご検討下さい」とかの意味だろうし、

 

「○○に伝えてありますので、”ご確認”ください。」ならば、
「お聞きになって下さい。」とか「連絡を取ってみて下さい。」の意味でしょう。

 

「▽▲を宅配便でお送くりましたので、”ご確認”ください。」ならば、
「お受け取りください。」とか「ご賞味ください。」の意味でしょうか。

 

「■□君が行きますので、”ご確認”願います。」ならば、
「会って下さい」とか「話を聞いて下さい。」「書類を受け取って下さい」かな?
この場合、
「■□君が行きますので、”ご対応”願います。」とも言って、
「対応」という言葉はたいていの場合「確認」と入れ替えても変わらず
同じような意味に使われる。オールマイティの不思議な言葉だ。

 

「候補が××と○○と、▲▲がありますので、ご確認(ご対応)ください。」が、
ひょっとしたら
「選択して決定してください。」とかの意味だとしたら、
これを書いた人は決定の返事を待っているのに、
自分は見て確かめればいいと思って
選択と決定をせずにいると、相手が困ってしまう場合もある。

 

更に、
「ご確認ください。」をばかっ丁寧に、
「ご確認の程よろしくお願いいたします。」なんて書いてあると、
ちょっと嫌になってくる。
本人はより上等な言葉と思って使っているのでしょうが、

 

「ご確認ください。」は、
ものすごくたくさんの意味を持って使われていて、
結局、意味不明のまま便利に使われている場合が多く、
これを多用する人は、逆に、その人の言語能力の乏しさを思わずにはいられない。

 

若い子に何か食事をご馳走しようと思って、
「○○君、昼ご飯を食べに行こうか?」と聞いて、
「はい、大丈夫です。」と答えられると、がっかりするのと似ている。

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2017年09月07日(木曜日)

9.07.散漫たる内部崩壊

会社がだんだん大きくなって、
社会一般から「大きな会社」扱いされるようになると、
その会社の社員一人一人が変に自意識を持つようになって、
「・・・らしく」なろうとするし、・・らしいことをしようとします。
一つの物事に対して客観的な判断と、
一人の社会人としての価値観で判断し行動するのではなく、
「・・らしい判断」をして「・・らしい行動」をするようになるのです。
その会社の価値をまだ身に着けていない新しく加わった者は余計にそうです。

 

すると、
それまで会社が大きくなってきた過程において積み上げてきたノウハウや、
組織の文化とも言える具体的な能力が、
「・・・らしい」に変わり、
似て非なるものに変質して、
特に新しく加わったメンバーによって
その会社の持つ本質が散漫となって、質的に崩壊してしまうことがあります。
言い方を変えると
長い時間かけて培ってきた実物が、・・らしい物にボケてしまうのです。

 

お題目だけが空回りして、
内実が伴わない仕事が独り歩きし、
仕事をしていること自体が目的の仕事まがいが横行し始めると、
目的を持った仕事がなくなってきて、
当然、仕事の結果も出ず、
急速に会社の価値がなくなって来て、会社としての体力もなくなってきます。

 

その会社の持っている本質を見失い、価値を失って、
“らしい”だけの役員、らしいだけの部長、課長、店長、スタッフになり
“らしい”だけの店舗と、らしいだけの提供価値になって、
会社として存在する意味が無くなってきて、自然に消滅していくような
散漫とした内部崩壊が、実際にあるのだということに気が付いて、
この会社は間違っても「らしいだけのボケた大きな会社」にならないように、
いつまでも、いつまでも、しょぼい貧乏会社のままでいなければと、
改めてしみじみと思いました。

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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