谷 好通コラム

2023年09月21日(木曜日)

09.21.寄ってたかって、とことん叩いて造っていく。

当たり前のことだが、組織が大きくなると、

たくさんの事が同時進行で前に向かって進んでいます。

今日一日だけでも、

しかも私だけでも別々の十数件の事に関わりました。

しかも物事を進めながらも、次の日程をかなりの数で予定に入れていきます。

物事を進めれば進める程、

その物事は解決していきつつあっても、

そこから新しい解決すべきことが沸き上がって来て、

やるべきことが加速的に増えていく。

 

つまり、

こういうことが企業が成長するということにもなり、

結果として頭数と手数だけは増えていくが、

その一人一人が自力で自活して動けることは稀で、

仕方なく「分業」になっていかざるを得ない。

しかしそうなると、

その分業の中でしか考えることが出来ない人が増えてきて、

物事全体を見通した本質的な解決とは程遠い表面的な解決→終了となる。

よく言われるお役人的な仕事、自分の責任を回避することが優先の解決。

しかし、それでは、

ただ淡々と日常が無難に進んでいくだけでそこには、当然、成長は無い。

 

この会社では、

この店舗1軒を造り上げていくにも、

たくさんの人が分業でバラバラに造っていては、生きた店舗は出来ず、

開店後、どんな凄いたくさんの技術者が頑張っても、

お客様が来てくれなかったり、

来店されても店舗に不快な面があったりしたら、リピートは得られない。

店舗のプラン造りは、

私を含めて経営トップ達と、

LABO運営トップ全員と、店舗部全員が集って、

喧々諤々と議論しながら、みんなで叩きながらプランの概略が出て、

そこから書き上げた図面でのブランを、

次の店舗プラン会議でまた叩き、

さらに詰めて行き、

そこに看板デザインが加わって、この段階にまでなっても、

建築確認申請の図面まで書かれても、大きくプランが変わる事もある。

それぞれに”分業”の概念は無い。

みんなで垣根を越えて、寄ってたかって叩いて叩いて造っていく。

 

時間がかかるし、ものすごく面倒だが、

実は、ここがKeePer LABOの強みだとも思う。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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