谷 好通コラム

2024年01月21日(日曜日)

01.21.ちょっと昔、海が見える家に住みたいと思った事がありました。

今日は昼前に家族で映画を見に行きました。

映画は「ある閉ざされた雪の山荘で」という、ちょっとしたミステリーもので、

大掛かりなロケもなく、大きな海辺の別荘の建物の中だけで撮られていて、

有名スターも出ていず、出ているのは若手の劇団員役ばかりの

いかにも制作費がかかっていない手造りっぽい映画でした。

上映時間がちょうど昼前からだったのでたまたま見た映画だったのです。

ところが、これが意外と面白く、

どんでん返しの最後のシーンでは、本気で感動し、また涙ぐんでしまいました。

私はいよいよ年を取ってきたのでしょうか。

すぐに感動して、すぐに涙が出てしまいます。

特に若い人の熱が入った演技にはいちころです。

だから感動したのかもしれませんが、

「ある閉ざされた雪の山荘で」は、とてもいい映画でした。おススメです。

 

見に行った映画館は、いつもみんなで行く阿久比ユナイテッドシネマ。

そこへは知多半島道路に乗って行くので、

帰りは、その知多半島道路で、半島の先っぽ「師崎(もろざき)」に行きました。

海が見たかったのです。

 

私は昔、昔と言ってもほんの6~7年前ですが、

真剣に海が見える家に住みたくなって、中古物件を探したことがあります。

バブルの頃に企業が福利厚生施設として競って造った「海の家」が、

今はもうほとんど利用されず、

空き家同然になっている物件がいくつもあったのです。

しかし十件ぐらいの物件を見たところで、飽きてしまったのでしょうか、

海が見える家に住むこと自体に熱が冷めてしまい、

結局、いまだに会社の近くに住んでいます。通勤時間は昔から5分。

このラクチンさに

「海が見える。」ロマンが負けて、私のズボラの勝った訳です。

 

久しぶりに見た海は、風があってとてもキレイでした。

海ごしの向こうには伊勢の山々が見えます・

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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