2024年11月17日(日曜日)
11.17. 気候変動で「旬のお魚が食べられなくなる。」とは、
今朝NHKテレビを観ていて考えさせられることがあった。
そのテレビの中で言っていたことは
海水温の上昇は大気中のCO2の増加が直接の原因だが、
海水温上昇でCO2が海水に溶ける量が減り、(炭酸水は水温が高くない)
さらにサンゴ礁のサンゴが死んで(白化)CO2の固定化機能が無くなり
大気中のCO2の上昇がさらに加速的に速くなる。
「地球の温暖化現象で、特に日本近海の海水温上昇のペースが異常に早く、
日本近海に棲む魚の生息地域の北限が大きく北に上がってきている。」
という事で、すでに「生態系の乱れ」に繋がり、これは大変な事だ。
と、その時、
ゲストの女性が言った。
「では、旬のお魚が食べられなくなりますね。」と、
地球の一大事を話題にしている時に「旬のお魚かが食べられなくなる。」とは、
「なんとのんびりした人だ」と、思ったのですが、
考えてみれば、しょせん地球温暖化の問題ですら、
人にとっては、直接的に自分にどうなのかの問題でしかないかもしれない。
石油メジャーをバックに持つトランプは、
「化石燃料の燃焼による地球温暖化など無い」と言い続けているし、
だから、大統領に当選したからには、
今は地球温暖化対策として減産している天然ガスを、
大増産すると言っているし、
地球レベルでの地球温暖化対策を進める「パリ協定」からは
景気回復の邪魔になるからと、
一次トランプ時代に離脱していたように、早速、また離脱するという。
アメリカの市民は自国の景気向上、生活の向上を、
ウクライナの正義とか、女性の権利とか、地球温暖化に優先した。
自国の富は、今いるアメリカ国民のみのものとして、
新たに合法、非合法を問わずアメリカ国民になろうという移民を拒否した。
その拒否した多くの人がかつては自分も移民の一人であったにも関わらず。
なかんずく、
北アメリカ大陸の原住民を除く現アメリカ国民の99.99%までが、
自分或いは祖先が外国からの移民(又は侵略者)であったにも関わらず。
今の移民者を加害者扱いして、
昔は移民であったはずの自分は被害者とするのは理不尽ではないか。
そんな、手前勝手は人間の性(さが)なのだろう。
そんなことを言う私だって、
地球温暖化の絶望的な未来は、
自分の生きている間には破滅にまではならないとタカをくくっている。
(私は断言してもいいが、百歳までは生きない。)
その上で地球温暖化の危機を煽っている訳で、無責任極まりない手前勝手です。
しかし、
思うのですが、
地球温暖化の中で地球の生態系が滅亡する前に、
人類は、AIを創る人間の机上の空論的身勝手によって、
絶望的に破滅するのではと思っています。
機械は、人類の面倒な手(肉体)仕事を、人の身代わりに働くことによって、
仕事を圧倒的に効率化し、
人類を楽にして、効率を著しく上げました。
人は、機械によって生産活動の効率と精度を劇的に向上してきました。
しかし、デザインとか企画とか創造的な部分には全く機械は及んでいません。
これからは、
AIが、頭脳労働の生産性と精度を上げます。
簡単です。
人間が行っている頭脳労働の仕組みは、
複雑なだけで、時折ある更新に対応すればいいだけです。
創造性はまったく無いので、AIの進化で十分に対応できるので安心です。
頭脳労働は確実に、早い時期にAIがとって代わります。
特に”察知”と”判断”をしない頭脳労働は、
低レベルのAIで対応できますから、今すぐにでも出来ます。
極端なことを言えば(あくまでも極端ですが)、
不正確な人間が担っていた面倒な頭脳仕事は、
じきに簡単なAIにとって変わられるでしょう。
と同時に創造性と優しさを持てない頭脳労働者は、早い時期に職を失います。
それなら。別に人間でなくてもいいからです。
意外と逃げ道はありません。
と、ここまでは、今では普通に誰でも言っていることで、
特に変わった事はありませんが、
「人類は、AIを作る人間の机上の空論的身勝手により絶望的に破滅する。」は、
ちょっと変わったストーリーで、長くなるので、また別に書きます。
今日は、
一度入ってみたいと思っていた「すき屋」に行き、(いつもは吉野家)
牛丼セットを食べました。ソーセージトッピングです。
食べはじめは、やっぱり、大した味ではないなと思いましたが、
食べ終わる頃には、その味に慣れたのか、親しんだのか、
本当に美味しいと思って、全部、残さず食べました。
セントラルキッチンで機械が造ったものだと思いますが、美味しかったです。
さすが全国チェーン店ですね。
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