谷 好通コラム

2026年05月24日(日曜日)

05.24. 単価が上がって、客数が減るのは、怖い兆候。

 

私が大好きなCoco一番屋カレーでの話。

昨日の昼「もうやめときます。帰ります。」と言って店を出てしまった。

もちろん、言葉を荒げるでもなく、

店員さんが怯えるような態度をとった訳でもない、静かに帰った。

 

 

私は、いつものcoco一番屋カレーが食べたかったのに、

わざわざ遠回りをさせられて、

結局、いつものcoco一番にたどり着く前に

「もうやめときます。帰ります。」となってしまった。

 

 

それとは別で、

先日、三人でcoco一番に昼ご飯を食べに行った時、

結局、5,300円を払った。

その時、昼ご飯で、三人で5,300円は払わせてはいけない金額だなと感じた。

あの時は、若い子がいなかった(私と連れ合いと専務)ので、

最初からタッチパネルで注文するのを諦めて、

店員さんを呼んで口頭で注文した。

その時の店員さんは、いつものあの感じのいいオバチャンはいず、

アジア系の男性店員さんだった。しかし、

非常にスムーズに注文でき、

三人共、いつものカレーの量と辛さを指定して、

店員さんの受注通りにサラダとドリンク。

その時は、いつものように美味しく食べて

帰る時、前述の、この金額は、払わせてはいけない金額だと思った。

 

あの受注が、カレーを受注する”前”に、

当然のようにサラダとドリンクを受注したので、

(今考えると。あれはタブレット注文の順番だ)

こちらも当然のように、

それぞれサラダとドリンクを頼んでしまったが、

あの受注の順番が、単価アップの秘訣だったのだろう。

それで三人で5,300円と入ってはいけない金額になってしまったのでしょう。

店側としては、

単価アップという目的が達せられたかもしれないが、

たぶん、多くの普通の人が「カレーなのに高いなぁ」と印象が残ったでしょう。

 

あの印象を持った後の昨日の事だ。

昨日は、一度やってみようと思って、タブレットに挑戦してみた。

そうしたら、タブレットはまずサラダとドリンクを選択させてきたので、

先日の経験があったので、その手には乗らないぞと思ってバスした。

それで、

いつものカレーを注文しようとしたが、

いつものcoco一番の定番、ポークカレーは出て来ず、

何とかのスパイシー何とかや、

○○カレーという新製品らしきものが出て来て、

あげくに、ポークカレーの前に牛カレーが先に出てきた。

いつものcoco一番のカレーが出て来ずに、

値段の高そうなカレーが、先に、先に出てくる。

 

ちっともいつものポークカレーに行きつかない。

Coco一番屋を世界一に押し上げた圧倒的にファンが多いポークカレーより、

もっと高いカレー、あるいは

いつものポークカレーに飽きているのではと心配してくれているかのように、

スパイシー何とかや、牛カレーが先に用意されていて、

それをバスしなければ、

いつものポークカレーに行きつかない。

 

こんな調子では、新しくcoco一番に来た客は、

定番のポークカレーには行きつかないだろう。

私達がCoco一番屋に通った動機であったあのポークカレーに行きつかず、

刺激の強いスパイシーなんとか、牛カレーだけを食べて、

私達が中毒のように食べたポークカレーを

創業者の宗次さんが涙した奥さん手作りのポークカレーのあの味を

せっかくcoco一番屋来たのに、

知らないままの人が多いのではないでしょうか。

 

客単価は上がるかもしれないが、

Coco一番の良さを殺してしまっている。

自分の好みを伝える店員さんとのやり取りの温かみが無くなって

ポークカレーに行き着く人が少なくなって

Coco一番は普通の外食の一つに成り下がってしまった。

この流れと同じ様なことがなにかあって、

あの、いつもの感じのいいオバちゃんはいなくなってしまったのだろうか。

 

そんなことを思いながら、

やっぱりタブレットを使いこなせず、店員さんを呼んで、

タブレットで注文出来たつもりの注文が通っているかどうか聞いたら、

やっぱり通っていなかったので、その店員さんに直接注文しようとしたら、

その若い店員さんが

「じゃ、私がこれ(タブレット)を操作しますので・・いいですか?」と言う。

 

私は、

そこまで来て、

何か、すごく面倒くさくなって、

「もうやめときます。帰ります。」となった。

 

 

Coco一番のあのお店にも、あの店員さんにも何ら落ち度はなく、

ジジイになった古いcoco一番屋ファンが、

単価アップの策と、DX合理化が進んでいる新しい世代のcoco一番屋に、

着いていけなくて、

古い世代の私が、

「もうやめときます。帰ります。」と、なっただけなのでしょう。

 

私は、ポークカレーソースで、エビ煮込みかそのままで、

カキフライトッピング、

あるいは、なす三本トッピングで、

普通の辛さ(昔は1辛だった)、ご飯は、今は200gがちょうどいい。

サラダはポテト、飲み物は水がいい。

 

 

 

 

 

 

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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