谷 好通コラム

2023年08月31日(木曜日)

08.31.やっと猛暑の8月が終わって、9月がやってくる。

やっと9月がやってくる。

秋を思わせる空が、やっと灼熱の夏が去っていく予感を思わせてくれた。

しかし、3年間もの長い間、

人間社会の動きを止めた新型コロナ禍が5類になって、

普通の生活に戻ってから、まだたった4か月しか経っていないのに、

皆があの窮屈な生活を忘れてしまったかのように激しく動き始めた。

これは、考えてみれば劇的な変化だ。

うっかり、忘れてしまうところだった。

一足先に

空はもう秋になっているようです。

 

 

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2023年08月30日(水曜日)

08.30.歳とってから睡眠時間が伸びるのは、特異か? 

一日に6件も7件も違う種類のスケジュールが入っていて、

それが1時間毎に異種な用件だと、そのたびに頭の切り替えが必要だが、

4つ目とか、5つ目になってくると、

頭の中が切り替えられなくて、ボーっとしてしまう場面が出てくる。

 

こんなことは、以前は平気だったのだけど、

今、それが辛くなってきているということは、

脳みその体力も歳を取ってくると落ちてくるということなんだろうか。

今日で同じような立て込んだ日程が三日目。

しかし、夕方になって予定が途切れたので

今日は夕5時半に退社した。

 

せっかく早く帰って来たのだから、

一昨日、昨日に続いて、今日も早寝をすることにしよう。

私は昔から睡眠時間は5時間ぐらいと決まっていたのですが、

昨日も7時間、一昨日は7時間半、

今日もこれから寝ると8時間くらいの睡眠になる。

そんなに連続して長時間寝れる訳がないので、

明日はきっと、午前3時くらいに目が覚めてもう寝れないだろう。

 

若い頃は、ビッシリのスケジュールで、

短い睡眠時間は

むしろ得意だったはずだが、

今は、妙に長い時間眠れるようになっている。

こういう老化の現象はあまり聞いたことがなく、

歳をとってくると睡眠時間が短くなるというのが普通のはずだ。

だとすると、

これは私の特異な現象なのだろうか、それとも何か病気なのだろうか。

 

いずれにしても、もう眠くなってきたので、お休みなさい。

 

こんなのが、ほとんど一か月先まで続くのです。

 

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2023年08月29日(火曜日)

08.29.集中力の連続の疲れは寝るのが一番の解消方法。

8月のお盆休み明けからほとんど毎日、

1日何回ものIR(機関投資家からの取材)が続いていて、

それも今回が初回の方の取材も多く、かなりの集中力が必要になります。

IRは、私は決して嫌いではなく、むしろ好きだが、

1日3~4件の日が続くと、気が着くと本当に疲れています。

 

昨日は、

そのあとに午後4時から「KeePer LABOのプラン会議」があって、

5軒の新店のプラン検討と、13軒の既存店の改善案の検討が続いて、

夜7時半過ぎたくらいに真剣に限界だと感じて、

検討と議論を尽くさないまま強引に終わった。

こんなことは珍しいのだが、つい声が大きくなって、強引に終わった。

IRも集中力が必要ですが、店舗ブランはそれ以上に集中します。

 

そして、家に帰ってから缶ビールを1本飲んで、

夜の9時くらいから次の朝6時くらいまで寝てしまった。

私は、いつも12時過ぎに寝て朝5時過ぎに起きるのが常なのだが、

今朝はそれより3時間も長く寝て、

今朝の火曜日のトレーニングも休み、

その上きょうの仕事を午後6時前な帰宅して夕方また2時間寝てしまった。

それでやっとすっきりした気分になって、

これを書き始めたのです。

 

頭の仕事で疲れて長く寝たなんてことは珍しいことですが、

これもやはり、歳を取ってきたせいなのでしょうか。

 

それにしても、店舗のプラン会議は一番集中力を使います。

もの凄く疲れます。

こんなペースでも、やっと年間15軒ペースならば、

その倍の数を造っていくのは、

本当に不可能かもしれません。

 

KeePer LABOの新店はその軒数を約束していますが、

決して数を造ればいいと、いい加減に乱造するつもりは決してなく、

1店舗1店舗を、みんなで知恵を合わせて、

何度でも修正しながら、よりいい店を造ろうとします。

店舗プラン会議でも同じ店舗の修正案が何度でも登場して、

これでもかとブラッシュアップしていくので、中々簡単には終わらないのです。

でも、

こんな気が遠くなるような面倒な造り方を決して変えようとはしません。

その店でたくさんのお客様を迎える仲間たちの事を考えると、

決して手を抜く気にはならないのです。

 

過度の頭の疲れは、

昔は、皆でビールを飲んでバカ騒ぎすればすっきりしましたが、

歳をとった今は、とにかく眠ることが唯一の回復方法のようです。

 

明日からもまた、

一日何件かのIRが待っていて、今月いっぱい続きます。

今日も早寝しましょう。

 

お休みなさい。

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2023年08月27日(日曜日)

08.27.KeePerが2層構造の意味。ダイヤモンドキーパーケミカルの役割。

今回は、KeePer TIMES9月号の原稿の締め切りが今日なので、

その原稿を、そのまま今日のコラムに流用しちゃいます。

原稿は書きますが、説明の図や、解説の為の写真は後から選ぶので、

ここにはとりあえず、文だけです。

 

 

すべてのKeePerの一層目はD.K.C.ガラス被膜

ダイヤモンドキーパーケミカル (以降、略称D.K.C.)が、

ガラス被膜を造る基本的なケミカルで最も特徴的なケミカルです。

だから、クリスタルからダイヤ、Wダイヤ、

自浄効果が加わった最新のフレッシュ、ECOダイヤ、EXキーーパーまで、

すべてのKeePerコーティングの一層目として必須になっています。

この一層目のD.K.C.がガラス構造になっているので、

すべてのKeePerコーティングが「ガラスコーティング」と分類されています。

 

D.K.C.はアルコキシオリゴマー、その皮膜は柔軟で分厚く。ほとんど研磨無用。

D.K.C.で造られたガラス被膜は

比較的低分子(オリゴマー)で構成されるので、塗装に準じた硬さです。

ポリシラザンから造る古典的な硬い皮膜は硬いが故に、

塗装膜との伸縮率の違いで剥がれるので”極薄”にする必要があり、

コーティングしても塗装の凸凹をそのまま拾って、ツヤが全くでないので、

コーティング前にポリッシャーとコンパウンドによる「研磨」が必須です。

この「研磨」の作業が大きな労力と時間を要するだけでなく、

塗装を削る危険性があります。

ところが、

柔軟なD.K.C.の被膜は硬くないので厚い皮膜を造っても剝がれることはなく

1μクラスの分厚い膜を造ります。

その分厚い膜で塗装表面の凸凹をカバーすることが出来るので、

よほど塗装が荒れていなければ、

ほとんどの場合、危険な研磨を必要とせずに良い艶を出せるのです。

また、研磨をしないことによって、

安全かつ塗装に負担をかけずに、何度でも繰り返し施工することが出来ます。

この何度でも繰り返し施工できるという特長が、

KeePerが売りっぱなしのコーティングではなく

リピーターによって大きな需要を作り出す重要な意味を持っています。

 

D.K.C.は無機質で化学的に安定し耐久力がある。が、水シミが着く恐れ。

しかしKeePerは二重構造被膜によって一挙に解決。

ポリシラザンから造られたガラス被膜も、

D.K.C.で造られたガラス被膜も、基本的にSiO2なので無機質であり、

化学的に安定していて酸性雨など化学的な攻撃とか紫外線に対してタフです。

そこがガラスコーティングの特長なのですが、

一つ厄介な問題があって、

洗車などで使う「水道水」に含まれているミネラルが固着してしまうのです。

このミネラルは炭酸カルシウム、マグネシウムなど無機質なので、

同じ無機質のガラスに付着しやすく、これが次々に重なっていき、

ウロコ状の頑固な「水シミ」に成長すると、非常に醜くなって、

しかも無機質なので洗剤などでは除去できないので、

多くのガラスコーティング施工車が、「クレーム」となります。

水シミによるクレームは本当にものすごくあって、

世間のコーティング業者の大きな悩みだったのです。

 

D.K.C.のガラス被膜も、この一層だけならば「水シミ」が着きます。

しかしKeePerは、このD.K.C.被膜(無機質)の上に、

有機質の特殊なレジンの被膜を造り「二重構造」にすることによって、

この水シミ問題を一挙に解決しました。

この技術は12年前に特許登録され保護されてています。(後13年間有効)

 

レジン被膜の進化と、自浄効果レジンの革命的発明。

この有機物の性質を持ったレジンは、

2回の改善でレジン2まで進化し、

水シミ防止の効果がより上がったと共に、作業効率も上がり、

撥水性能と、ツヤ出し効果も飛躍的に上がっています。

さらに、

今までの発想とは全く違う観点から

独特の被膜表面の分子的構造で、

「ファンデルワールス力の最小化」を実現する「ECOプラスレジン」が出来て、

自浄効果を持った「勝手にキレイになる」フレッシュキーパーと

ECOプラスダイヤモンドキーパーが生まれた。

 

これらに使われる「ECOプラスレジン」は、

二年前に異次元の艶を実現した「EXキーパー」の開発中に、

偶然見つけた自浄効果を部分的に取り出したもので、

すごい商品の開発とは、概して、こんな偶然と幸運が重なって生まれるものだ。

 

すべてのKeePerコーティングを支えるD.K.C.のすごい役割。

D.K.C.は低分子で出来ており、小さいので、

塗装の凸凹だけでなく塗装の組織の中にも入っていって硬化します。

すると、

塗装に錨(いかり)を下したように膜が塗装に固定されます。「アンカー効果」

塗装の凸凹を埋めて平らな被膜になって、

研磨で下地作りをしたように、

ガラス被膜で平らな表面を造ることになり、「平滑効果」

「アンカー効果」で塗装につなぎとめることになります。

そのガラス質の柔軟な被膜が、有機質のレジンと非常に相和性が良く、

塗装とレジン被膜の間に有ってつなぎとめる役目をします。「バインダー効果」

 

KeePerコーティングはレジンだけでも十分なのではないか。否。

コーティングの効果の内、撥水効果、防汚効果、自浄効果というものは、

コーティング被膜の一番表面の性能で決まるので、

表面のレジンが主役のようにも思えるが、

コーティング本来の塗装そのものを守る効果は、

無機質のガラス被膜が担っているし、

ツヤもガラス被膜の平滑効果が主で、レジンはそれを補強しているだけ。

肝心なのはレジン鼓膜の効果を安定して持続させるのには、

ガラス被膜の存在が必須であることです。

 

D.K.Cでのガラス被膜有りのKeePerコーティングと、

D.K.C無しでレジンだけを塗った偽KeePerコーティングでは、

そのすべての種類において、効果の出方が格段に違うと同時に、

実験室での計測においても、

コーティングの効果の寿命が軽く二倍以上は違います。

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2023年08月26日(土曜日)

08.26.とても簡単ではない。

私はこのブログに時々、

自分の足が小さい時から悪いことを書くことがあるが、

それを書いて、

自分はそんなハンディを持っているのにここまで成功して来た。なんて、

バカバカしい自慢話を書いた訳ではない。

そんなものは、

人の人生そのものにとっては何のハンディでもなく、

たとえば背が大きいとか、小さいとか、

肌の色が白いとか黒いとか黄色いとか、

まったく優劣に関わる要素でもなく、ただの”違い”であるだけ。

そんなことを書きたかった。

多様性の中の単なる一つの要素です。

 

しかし、

有るものを使ってそれを運用することは、

たいていの人が出来るが、

しかし、無いところから何かを新しく創り出すことは、

滅多に出来る人はいない。

何がどう違うのかは、

よく分からないが、

出来る人には、出来ない人がなぜ出来ないのかが、

よく分からない。

それはどこまでも埋められない溝なのかもしれない。

 

ならば、

無から出来上がったものを継承するには、

多様性を全面的に容認できる集団を形成していくしかないのかもしれない。

しかし、

人は一度上に立つと、

序列の否定にもつながる多様性の容認を嫌うので、

とてもとても簡単ではない。

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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