谷 好通コラム

2023年08月25日(金曜日)

08.25.資本主義の下での株式会社と投資家との正しい関係。

8月11日のサイレント期間明けから、

IR(インベスターリレーション 投資家向け広報)が、

毎日、毎日2~4件ずつ続いています。

特に今回、回数が多いのは海外投資家からのIRが増えたからです。

今日も香港からの投資家と、台湾からの投資家の方のIRがありました。

アメリカからやヨーロッパの国からも多くあります。

海外の投資家とのIRは必然的に通訳を挟むので、

そのコミュニケーションにはかなりのストレスがありますが、

数多くやってくるとコツが分かって来て、

今はもう、ストレスはまったく無くなっています。

 

むしろ、

海外の投資家の皆さんは、こちらの説明に、

ご自分が持った疑問をストレートにぶつけてきて、

こちらが一生懸命それに答えると、すごく納得してくれたり、驚いたり、

ダイナミックなコミュニケーションになるので、こちらもすごく面白いのです。

 

もちろん、インサイダーには細心の注意を払って絶対に踏み越えませんが、

ふと、自分がわくわくして話しているのに気が着きます。

 

それに加えて、いったん投資してくれると、

この会社の活動に対して、彼らが気着いたことをアドバイスしてくたり、

こうしたらいいのではないか、こんなアイデアがあると、

提案してくれて、これがものすごく参考になるのです。

それは、海外の投資家だけではなく、

もちろん日本国内の投資家も有益な提案をよくくれます。

 

四年くらい前、

KeePer技研㈱の成長スピードがぐんと上がった時期がありましたが、

ある国内の投資家から

「KeePerにとって、これからは絶対にYouTubeが一番有効なPRになる。」と、

熱心にアドバイスをもらったので、

それを本気にして実行したのがスタートでした。

YouTubeに力を入れ始めてから、

口コミが拡がるスピードが10倍になったような気がします。

あの時点で、あのアドバイスがなかったら、今のKeePerはありません。

 

最近のKeePer PRO SHOPで、

フレッシュキーパーが爆発しているのは、

ある女性投資家からの心強いアドバイスがあってからの事です。

 

この会社は2015年2月に上場してから、

今までにもの凄く成長できました。

それは、

採用活動が劇的に楽になって、

多くの仲間たちを得ることが出来るようになった事と、

投資家の方たちとのコミュニケーションの中で得た、

たくさんの経営的な指摘とアドバイスをいただいて、

自分達の間違いに気が着いたり、商品開発などでのヒントを頂いたからです。

もちろん、

他にも多くの要因もありますが、

数えきれないほどのIR無くしてはあり得ませんでした。

 

だから、この会社ではIR取材の申し入れを断ったことはほぼありません。

全部受けます。出来るだけ全部私が受けます。

CEO(最高経営責任者)として経営戦略を考えていくのに

IRは欠かすことは出来ない機会なのです。

もちろん長きに渡って投資を頂いている先からは、

経営結果の経過報告で終わってしまうことも多いですが、

それでも、それを話している内に、

自分の認識の中に、思い違いがあることを見つけることもあります。

 

1回、ほとんどの場合1時間のIRは、

もの凄く集中するので、一日に4回もやると本当に疲れますが、

気力がそがれるような疲れではなく、

帰ってからのピールが美味くなる種類の疲れです。

 

今日も午前中、すでに投資を頂いている香港からの投資家が来社されて、

二時間もの議論で、彼らがこの会社について

その意味にまで驚く程よくご理解いただいていることに驚くと同時に、

本当になるほどと思わされる助言をもらって、

会社のこれからについて自分の意識が明確に変わった部分もありました。

ご意見を熱心に頂いたと言っても、

敵対的なアクティビティなどでは決してありません。

その正反対です。

昨日お会いした日本の投資家もそうでした。

この会社の正常な成長を応援する方向で

綿密な分析や、真剣な提言を熱心にいただけます。

 

資本主義国家の下での

株式会社と投資家との正しい関係とは、

本当にこういうものなのでしょう。

 

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2023年08月24日(木曜日)

08.24.名古屋は大雨。投資家に聞いたダメな経営者の見分け方。

今日の愛知県はすごい雨で、室内にいても雨音が聞こえるぐらいです。

日本の気候が昔と比べるとずいぶん変わったように感じるのは

40℃を普通に聞くようになった記録的な猛暑と

記録的なという形容詞がたびたびつくこの豪雨です。

長い期間、気候変動の話題が続いていて、

それが、体感できるほどに進んでいるとしたら、

本当に持続可能な地球環境は実現するのでしょうか。

それが出来なかったとしても、私は、その未来には生きていないでしょうが。

自分の会社の先の事を考えない経営者はいないはずなので、

当然、我が事として、

経営の上でも、環境的な配慮は行動の隅々にまで巡らせます。

今では投資家も、その会社が環境に対しての配慮を持った行動をしているのか、

その会社そのもの持続性を測る目安として重要視されます。

 

昨日、お会いしたある投資会社の社長が面白いことをおっしゃっていました。

投資すべき将来性のある会社の目安として、

その会社の経営者の人格を見るのだそうです。

 

投資向きではないと判断する

将来のない経営者のタイプを3つ挙げてくれました。

 

1.傲慢な人。2.官僚的な人。3.もう満足している人。

 

これをAIに聞くと、

1.傲慢(ごうまん)」の意味は、

自分が他人よりも優れていると思い、見下して失礼な態度をとることです。

 

 

2.官僚的な人の意味は、AIによると

官僚は自分で稼ぐと言う発想がありません。

人の金(税金)で泳ごうとしますから、

(1)コスト意識がない。 (2)タイムイズマネーという発想がない。
(3)その場しのぎで責任感がない。 このような人のことを、官僚的といいます。

 

3.もう満足している人とは、

現状が満ち足りた状態であると、

新たな行動を起こさなくてよいので、

感情が喚起される必要がないのです。

 

なるほどなぁと思い。

たしかにこの3点に入る社長の会社で、成長し続けている会社がは無い。

わが身を照らして考えてみる。

あるいは、我らが会社の幹部たちの事を考える。

自身の事も含めて、

このような視点での、わが身をことを自らに問い返さなければならない。

 

 

今年、オープンするKeePer LABO 市川店の店舗デインが送られてきました。

 

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2023年08月23日(水曜日)

08.23.今日は東京で決算説明会

今日は、

東京の兜町・東京証券取引所の横にある

日本アナリスト協会の会議室で、

年二回(上半期決算、本決算後)の機関投資家の皆さん対するに決算説明会です。

年に何度かの緊張する場面の一つで、

社長も説明の為の資料・パワポづくりを頑張っていました。

30名くらいの方が会議室にお集まりいただきましたが、

Webでの実況をご覧になっていらっしゃる方はその3倍位いらっしゃいます。

コロナ禍以来、IRは何にしても

Webでのオンラインが、会社側も投資側も当たり前になっています。

わざわざ会場にまでお越しいただくのは、

普段、1to1でWebのIRをしている方が多く、

いつもPCの画面と向こうで、お一人ずつ1時間みっちり取材をしている人と、

何十人もの人が一緒に目の前にいらっしゃるのは、

なんか、知っている人がいっぱいいることが嬉しくなってしまうのです。

それで、

私の出番の場面ではイカンと思いながらも、

つい、いつもの言葉なって、反省です。

来年の上半期決算後の決算報告会では、

もっと真面目にピシッとやらねばと思っています。ホントです。

 

 

 

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2023年08月23日(水曜日)

08.22.人のために働ける人達

この会社の社外取締役に「大島もえ」さんと言う人がいます。

今度の株主総会で二年目の社外取締役に選出されるはず。

そして、この人は愛知県尾張旭市の市議会議員さんでもある。

縁があって前期から社外取締役に就任してもらっています。

前期、ダイバーシティーを主に担当して仕事をして下さいました。

今年も女性の立場からの考察と発言を期待されています。

4人の子供の母で、自分の生き方に妥協をしない正義感の強い人です。

その大島もえさんが「フレッシュキーパースクール」に参加していました。

KeePerの商品の良さと、

それを生み出しているスタッフ達の大変さを

身をもって体験し理解するためのスクール参加らしい。

もちろん、自主参加で、誰に勧められたものでも強制されたものでもない。

 

この人は信頼できる人です。

 

 

誰に強制されたものでもなく、自分の意志で、

自分の損得をそっちのけで、仕事=人の役に立つことが出来る人はいます。

信頼できる人達です。

日付が変わる寸前にこんな絵が送られてきました。

「今日中に・・・」「急いで・・」なんて、言われてもいないのに、

早く実現したいと思ってくれたのでしょうか。

 

同じ日付が変わる頃、別の人からこんなのも送られてきました。

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2023年08月20日(日曜日)

08.20.日曜日に考える事。特に「純水手洗い洗車」

昨日の土曜日、午後から、

名古屋駅の近くの貸会議室で、

この地方の個人投資家の集まりに出席して、IR(投資家向け広報)をさせていただいた。

会場に約50名、オンラインで約70名。大勢です。

しかし、会場は和気あいあいとしていて、

最初の私の話の部分も約30分、思い付くままに話させていただき、

質問もいっぱいいただいて、失礼かもしれないが、私は大変楽しかった。

若い投資家の人達からの質問は、

いつもの機関投資家の方からの質問とはちょっと違っていて、

中には、なるほどなぁと感心させられるようなご質問もあり楽しかったのです。

しかし驚いたのは、KeePerコーティングのユーザーの方もいっぱいいて、

KeePerユーザーとしての質問もあったりして新鮮だったのです。

そして、

すべてが終わるまでに約2時間と長丁場だったのですが、

私自身楽しく、面白かったのであっという間に終わったような気がします。

しかし、熱心に2時間近く一生懸命に話をすると、

さすがに71歳、くたびれました。

そのあと、事務所に戻って、

もう一つ大切なお客様との会議があってから、

珍しくお客様と食事をしました。もちろん冷えたビール付きです。

くたびれていたこともあってか、ビールがうまく、

少し飲み過ぎました。酔っぱらって、昨日はコラムも休憩です。

 

土曜日に仕事をすると何か得をしたような気がして、好きです。

 

しかし「暑さ寒さも彼岸まで」と言って、

これから着々と暑さが緩んでくるはずなのですが、

天気予報を見ると、

まだまだ35℃以上の猛暑日があと何日もあるようです。

元気な若い子たちも、少しずつスタミナ切れになりつつあるようで、

実績報告の言葉にもわずかにそれを感じます。

ちょっとバテてきているかもしれません。

 

夏はKeePerコーティングの作業は、

エアコン・断熱が整っているコーティングブースで作業するのでいいのですが、

“洗車”はやはり外での仕事になるので、

夏のシーズンはなかなかキツイ仕事になります。

 

よく、お客様とか外の人から

「洗車は”水”を使うので「夏」は良くて、「冬」の方がツライのでしょ。」

と、言われますが、

それはむしろ“逆”なのです。

私達の「純水手洗い洗車」は、

手が水に直接触ることはほとんどないので、

夏はまともに暑くて結構ツラいですが、

冬は体を動かすのでホカホカして寒くないのです。

 

しかも、KeePerの「純水手洗い洗車」はなかなか手が込んでいて、

お客様の愛車と環境に気配りした機器と材料と作業で出来ています。

 

0.前作業でタイヤと下回りを洗う。

1.専用の快洗Jr.5の.水スプレーを比較的低圧でかけ、
2. 快洗Jr.5のムースガンで密度の濃い、環境に影響のない泡ムースをかけ、

3.オーストラリア産高密度羊毛で出来たラ・モップを手にはめてタッチアップ。

4.汚れがボディから泡に混じったのを水スプレーで流し、

5.特製の純水機「快洗RO」で漫勉なく純水をかけ水道水のミネラルを落とす。

5.柔らかいプラセームで水減らしをして、

6.吸水力抜群のオリジナルタオル「快洗Taoる」で、丁寧に水滴を拭き上げる。
7.タイヤのゴム組織を壊さず、傷めないタイヤWAXを全輪に塗る。

 

さらにLABO標準の「Bコース純水手洗い洗車・プレミアム」は、

6.の拭き上げ段階で、

・ミネラルを取っていくような「ミネラル取り拭き上げ」をします。

※特にKeePer”未”施工車は、

大抵、ミネラルが多く付着しているのでこの段階が大変な場合があります。

KeePer施工車はミネラルが付着しづらく、頑固な水シミになりません。

(KeePerの特許登録済みの技術)

加えて、

ステップ仕上げとか、

運転席の掃除機かけとか、ホィールクリーニング

アンダーウォッシュ、

下回りのピッチ取り、など、

細かい部分のクリンアップがあるので結構手間をかけて作業します。

 

特にKeePerコーティングが施工されていない車は、

KeePer施工車と比べると、汚れの着き方がぜんぜん強いので、

3.のタッチアップの手間がまるで違っていて、労力も相当違っています。

KeePer施工車は触るだけでスルッと取れるのに対して、

“未”施工車は、結構、ゴシゴシとこすり洗う感じになります。

 

ご自宅で、ご自分の手で洗車をされる方が、

KeePerコーティングを施工した後、洗車回数が減るだけでなく

「洗車がすごく楽になった。」と、よくおっしゃいます。

 

当社の新年度となる7月から、時勢もあり、社会の要請として

全従業員(社員。アルバイト。パート。)が、ベースアップとなりました。

洗車は、材料を使う部分は少なく、

コストのほとんどが人件費であり、その率が高いので、

価格の見直しが必要となって来ています。

 

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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