谷 好通コラム

2005年07月27日(水曜日)

1217. ニュ‐ヨ-ク圧倒的

今、ドイツからオランダに戻って、
やっとインターネットに接続できるようになりました。
どうやらニューヨークでウィルスを拾ったのではなくて、
私の接続技術が未熟だけであったようです。
(それでも、ドイツではかなり頑張ったのですが、)

 

では、
ニューヨーク⇒アムステルダム⇒ドイツ・ミュンヘン⇒ノイブルグ
この移動中に書き溜めたものを、いっぺんに載せて行きたいと思います。
(と言っても写真がほとんどですが)

 

 

 

ニューヨークに来たのは、特に決まった仕事があったわけではない。

 

アメリカでの仕事の最終地セントルイスからでは
ヨーロッパに渡るための直行便が無かったので、
ニューヨークに出る事になったのだが、
どうせニューヨークに行くならば、ニューヨークの洗車の事情も見たかったし、
ドイツには月曜日に着けばよかったので、
浮いた土曜日を、ニューヨーク見物に当てることにした。

 

飛行機が最終降下体制に入った頃から
ハドソン川とニューヨークの摩天楼が見え始め、私は子供のように興奮してしまった。
あのテレビでよく見るニューヨークの摩天楼を、
真上から見ているのだ。
ヤンキースタジアムもはっきり分ったし、

 

 

広大なセントラルパークも地図を見るようによく分かる。
ビル街に詳しければ、一つ一つのビルの名前まではっきりと分るだろう。
窓に顔をくっつけて、夢中である。
写真もいくつか撮ったが座った席がエンジンの真横であったので、
なかなかうまく撮れない。
地面から棒のように生えている一本一本が巨大な超高層ビルだ

 

 

着陸する飛行機から摩天楼が見えるのは、
国際便が発着するニューヨークJ.F.K空港ではなく、
国内線発着の市街地に近いところにあるガラーディア(?)空港に降りたからだ。
だから、日本から直接ニューヨークに来たのでは、この光景は見られない。

 

はじめてニューヨークに訪れ最初に見たのが、
空からの摩天楼の姿とは、
国内便でニューヨークに来た幸運のたまものであった。

 

空港から出て、まず驚いたのが「イエローキャブ」
全車まっ黄色に塗られた大型のTAXI。実際に見るとたいした迫力なのである。

 

 

街並みは、何度も映画で見たニューヨークそのものであり、
画面で見ただけの景色が実物になって見えると、なんか不思議な感じなのだが、
ものすごく懐かしい感じもしたのはなぜだろうか。

 

 

泊まったホテルは「パラマウントホテル」
映画のパラマウントと関係があるのかは、聞かなかった。
多分、百年以上も経っているような古い建物なのだが、
若い芸術家が手がけたのだろうモダンなデザインでリフレッシュされており、
見事の一言であった。

 

狭いロビーが存在感あるものに変わり、

 

 

あまり広くない客室が、何とも奇抜なレイアウトとデザインで、
前衛的な匂いのする、かといって落ち着ける不思議な部屋となっている。

 

 

夜になって、トニーとキヨチャンとヨッチャンで、
夜のニューヨークに繰り出す。
と言っても、なぜかチャイナタウンで中華を食べたのである。

 

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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