谷 好通コラム

2025年09月26日(金曜日)

09.26.  創業40年、重い宿題を貰った株主総会。

この会社が始まって以来40年、

この会社はずっと株式会社だったので当然、株主総会は毎年あった。

その株主総会はその会社の最高決定機関なので、

私は、毎年、欠かさず出席してきた。

しかし、この会社、

最初の頃、社員も3人とかせいぜい10人くらいであり、

株主は私と家内だけで、

総会といってもどっかに二人で外食して終わりだった。

あれは株主総会と言えるようなものではないが、あれはあれで楽しかった。

 

40年後、社員も1,300人を越してきて、

株式上場を約10年前に果たし時価総額が1,000億円を超すようになると、

株主総会も大きな行事になってくる。

このところ株主総会の会場は、名古屋駅前、トヨタビルの大ホール。

駅前だと、関東とか関西などからも来ていただける方が多いので、

もうしばらくこの会場でやっています。

 

今年の株主総会は他社株に関わるTOB問題があるので、

株主総会に来られる方が多くなるのでは思っていたが、

意外にもいつもより少し少なめで、100人をどれくらいか越した程度だった。

この会社の株主さんはずっと昔から株をお持ちの方が多く、

参加いただいた証券会社の方から

「まるで同窓会みたいだ。」とよく言われる。

だから、

なおさらお喋りが長く、

今日も3時間近くもかかった。

 

皆でこの会社を良くしていこう育てていこうという気持ちが会場に満ちる。

本当にありがたいといつも思うが、反面、つい、

準備や運営にも緊張感が足らず、我ながらいつも駄目だなぁと思う。

 

しかし、

今回は、

当社が保有するsoft99さんの株式が、

MBO(経営陣による株式買取)を目的としたTOB(株式公開買い付け)に対し、

強力な他者からの対抗TOBがかけられている件について、

KeePer技研株式会社がどちらのTOBに応募するかで、

勝ち負けが決まってしまうような微妙な状態になっており、

一方に応募契約が結ばれているにもかかわらず、

まだ決済が済まんでいない今、

KeePer技研㈱の株主総会では、

激しい議論が交わされることを予想していたが、

意外にも、いつものようなお話や質問が多くちょっと拍子抜けの感があった。

 

しかし、

しかし、

その話が無い訳が無く、

かなりの人数の株主さんが、

会社は株主の利益を最大限護るべきだ、取りに行くべきだ。

と、厳しく指摘をされ、迫られた。

私達の株主総会ではほとんど見られない緊迫した一瞬であった。

私たちも、

それに対して最大限の努力をした上で

誠実に答えを出して参ります。と答えるしか出来なかった。

 

一昨日、39℃近くの発熱があって、

発熱そのものはほぼ二日間で、

すっかり引いてしまったが、

病院でインフルエンザと診断され、5日間の人との交流禁止を受けていた。

たせから今日の株主総会は、

広い会場の隣の狭い部屋から、リモートでの参加だ。

 

会場に来ていた娘たちに言わせると、「よく分かって良かったよ。」と、

言われたので、これは楽チンと、

来年からもこの手で行くかと思ったりしたが、

絶対に許してくれそうにないのでそれは言わなかった。

もうすぐ10月。

空はすっかり高くなったが、まだ真夏日が時折続く。 

毎月の「ベストカー」の広告原稿がやって来たので、ついでだ、載せてしまおう。

Posted   パーマリンク

2025年09月25日(木曜日)

09.25. はじめてのリモートでの株主総会。

 

昨日発症して、今朝、熱が下がってしまったので、

昨日の内に病院に行ってかければ、ただの風邪で済ましていたかもしれません。

しかし、病院で「A型インフルエンザと」と診断され、

「発症の日から5日間は人にうつしますからね。」と言われれば、

明日の「株主総会」では、

隣室からリモートで発言する事が精一杯になってしまいます。

仕方ありません。

 

歳をとると免疫力が落ちて、

風邪などに罹りやすくなるのは仕方ないでしょう。

私は73才になりましたが、現代の医学が無ければもうとっくに死んでいます。

4歳の時のポリオで死んでいてもおかしくないし、

今の時代だからたまたま生き延びているという事件はいくつもあって、

何百万年(?)もの霊長類 ホモ・サピエンスの歴史の中で、

たまたま今だから、

私は生きながらえているだけなのでしょう。

私達は今、此処にこうやって生きている事を当たり前のように思っていますが、

実は、ものすごく稀有な事だとも思うのです。

過去を振り返っても、

今である事が、奇跡のような偶然であるだけでなく、

将来、地球上から人類が消え去ってしまう確率は非常に高いものがあって、

・一番早そうな「核戦争」

独裁国家の狂人がいつボタンを押してもおかしくない。

・パンデミック

「抗生物質が効かない細菌」すでに中国で広まっている。

・気候変動

「地球温暖化」すでにすさまじい勢いで温度が上がり始めている。

。AI

急速に進化する「AI」。AIが広まった上で、人間を敵と認識したら勝負は早い。

 

たかがインフルエンザに罹ったぐらいで

オーバーに言うものではありませんが、

私は今、ここに生きている事を本当に幸せだと思うのです。

そう思って、はじめてのリモートでの株主総会を頑張りましょう。

 

 

Posted   パーマリンク

2025年09月25日(木曜日)

09.25. 本日昼食後の体温、36.5℃。明日は隣室でも出席できそうです。

昨日の朝、体温が38.9度まで上がりA型インフルエンザと診断されたが、

今朝、37.2℃まで下がり、昼食後に計ったら体温、36.5℃まで下がりました。

これなら明日の株主総会には

また上がるような事でもなければ、出られそうです。

とは言っても、インフルエンザの菌が五日間は出続けるそうなので、

皆さんの前に出る訳には行かないので、

会場の隣室にいて、実際の議論にはリモートでやれるでしょう。

明日は、代表取締役でありCEOを標榜する私が欠席しては話になりません。

ぜひ株主さんたちの積極的な発言を承り、

前向きの議論をさせていただきたいと思います。

Posted   パーマリンク

2025年09月24日(水曜日)

09.24. A型インフルエンザ 朝の体温38.9℃、今38.4℃

 

今日は大事な会議がいくつも予定されていたのだが、

朝起きたら、すごくダルイし気持ちが悪い。

体温を測ってみたら、なんと38.9℃もある。

こんな高熱は何年ぶだろう。

だから、朝一で病院に行ったのですが、今、流行っているコロナではなく、

A型インフルエンザだと出た。

この辺では滅多に無いそうなので、多分、仙台に行った時に貰ったのだろう。

 

病院でもらった特効薬で、昼過ぎには37.2℃まで下がったが、

夕方にはまた38.4℃まで上がって、きつくなっている。

発症した日、つまり今日から5日間、外へ出ずを守らなくてはならないらしい。

明後日は会社の一番大事な行事「株主総会」がある。

仕方ないのでリモートでの参加になります。

 

情けないが、どうしようもない。

特に今年は、他社のTOBに関わっていたり、

ものすごく大事な経営判断が必要な時期で、

皆さんのご意見もいっぱい聞かなくてはならない。

それを全部リモートでやらなければならないので、決して良くない。

一番悪い時期のインフルエンザである。

Posted   パーマリンク

2025年09月23日(火曜日)

09.23. 人間は、一度得た楽チンは、もう手放せない。

昔は、お気に入りの”手帳”を持って、

(毎年手帳を買い替えていた。)

日程表のページに、細かい字でびっしりとスケジュールとメモを書いて、

自分の行動を組み立てていた。

 

しかし、今では

コンピューターのスケジューラー(我が社はサイボウズ)で予定を組んで、

それを、それぞれみんなと共有している。

色んな意味で、これはものすごく便利だ。

しかし、昔の手帳のように手軽にヒョイと開くことは出来なくなり、

私自身のスケジュール立ては、

主に、秘書の人にお願いをしてしまっている。

 

スケジュールを入れる時の自分なりのルールを事前に出来るだけ伝えておき、

外から電話やメールで入ってくるアポイントなどの用件を、

整理してサイボウズに入力してもらっている。

頼んだのだから、多少日程がきつくても少し頑張ればいいだけ。

多い時は一日に7~8件の予定が詰め込まれることもあるが、

それはたいてい、自分が予定を、上から追加して入れてしまった時だ。

私が自分で何もしなければ

大体、淡々とこなせるような日程になっている。

 

楽チンである。

こうなってからたぶん5年くらいは経っているだろう。

多分もう元に戻れない。

人間は、一度楽をしてしまうと、なかなか元には戻れないのです。

 

73才にもなって、

いまだに普通に働いているのは自分でも異常だと思うのですが、

60歳代の頃とは明らかに変わったのが持久力で、

今は、1時間連続して集中すると5分間の休憩時には何も喋りたくなくなる。

さらに午後5時以降は、真剣に帰りたくなる。

最近驚いたのは、大きなストレスがかかると血糖値がバンと上がるのです。

脳と体は直結していて両方の持久力が落ちると、想定外のダメージが来ます。

 

だから、一度得てしまった「楽チン」は余計に、簡単には手放せません。

 

地下にあった化石燃料を、

地球上で燃やし続けて、

もう明白に温暖化ガスCO2が増えて、地球温暖化が進み、

人が住み続けられなくなってくるであろうことを誰もが認めても、

すごく便利な、

マイカーを手放そうとする人はいません。

自動車がEVになっても、

その電気も化石燃料から多くが造られており、

地球上の植物などCO2を吸収する能力の量と、

燃料自動車などCO2を排出する量が釣り合う状態。

つまりCO2が増えない状態、カーボンニュートラルの状態は、

とても作り出せ無さそうです。

 

人類は、便利だ、便利だと言いながら滅びるのでしょうか。

 

一度得てしまった「楽チン」と「便利」を、誰も手放さないので、

より便利で楽チンであり、

かつ、CO2ゼロのサービスが揃ってこないと地球は救われないのでしょう。

 

そんな観点からすれば、

「自然の雨が洗車になる」

「楽チンとキレイは両立できる」

「勝手にキレイ」など自浄効果のKeePerコーティングは、

雨が降ると勝手にキレイになるので、

洗車の回数が激減し、楽チンになって、

洗車の為に要するCO2が節減できて

考えてみると、KeePerは正に、地球と楽チンが両立できて、良いのです。

 

結局、宣伝になってしまいました。

 

 

 

 

 

 

Posted   パーマリンク

ページのトップへ ページのトップへ

  • 最近の記事

  • プロフィール

    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

  • カレンダー

    2025年11月
     1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    30  
  • リンク集

  • 過去の記事

  • RSS1.0

    [Login]

    (C) KeePer Giken. All rights reserved.