谷 好通コラム

2025年06月10日(火曜日)

06.10. 74回目の100話ごとの区切り。

 

2001年1月に書き始め、24年と5か月後の今日7400話になりました。

ほとんど毎日書いていますが酒を飲んで酔っ払った時は休みます。

酔っ払うとさすがに書けません。

しかし今は腰を痛めていて、強い痛み止めを飲んでいるので禁酒中です。

もう3週間近く飲んでいません。

だからずっと毎日書いているのですが、

酔っ払ったら書かないのに、

痛いのは我慢して書けるのですから、いい加減なものです。

 

この年になると定期的にいろんな検査をやって、

大袈裟になる前に、ちょっとした異変も早く見つけようとするようになります。

明日からまた検査入院です。

腰の脊柱管狭窄とは別に予約していたものなので、

腰痛を抱えたままの検査なので嫌で仕方ありません。

用心には用心を重ねてと言いますが、嫌なものは嫌なので仕方ありません。

 

今日は夕方からとてもいい事があったのですが、まだ書けません。

仕事とは関係のない事ですが、まだ書けません。

書かないのだったら、まだ書けませんなんて書かなければいいのに、

いい事があったとは書きたくなったので、仕方ありません。

人生はいい事と、嫌な事が、ゴチャゴチャに混じってやってくるので、

飽きなくっていいのですが、くたびれちゃいますね。

 

今日は写真を一枚も撮らなかったので、

来週の6月18日にオープンするKeePer LABO芦屋店のチラシが出来たので、

何の意味もありませんが、

せっかくの74回目の100話の区切りですが、載せちゃいましょう。

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2025年06月09日(月曜日)

06.09. 40周年パーティー打合せとKeePer LABO盛岡店キックオフ。

 

昨日の夜から腰がすごく痛み、

朝、起きて会社に行くのが億劫でした。

もう二週間以上にもなるので、すっかり憂鬱になっていたのです。

しかし、会社に出て行って仕事を始めたら、

不思議と苦痛ではなくなって、午後からの40周年パーティーの打ち合わせは、

話をしているのが楽しくって仕方ありませんでした。

午後2時に痛み止めの薬を飲んでのが、ドンピシャだったのかも知れません。

あるいは、

病は気からと言いますが、

痛い以上に楽しい事があると痛くなくなるのかもしれません。

いい加減なものです。

 

今回は今までのようにパーティーで何をやるかの雑談ではなく、

ちゃんと時間組をして、一つ一つの要素を繋ぐように計画立てていきました。

私は、つい、こういう話では楽しくなってしまうので、

司会の森本曜子さんも、進行の大内さんも困り顔ですが、

私なんかよりよっぽどクールなみんなは、

私なんかほっといて、どんどんとスケジュールを組んでいきます。

 

8月19日の「KeePer 40周年パーティー」

正確には「KeePer技研創立40周年記念パーティー」は、

皆のおかげで、どうにか無事に出来そうです。

 

 

それから、一つ真面目なリモートの会議があって、

午後4時からは、

当社の2025年度(6月決算)最後のオープン。

FC店のKeePer LABO盛岡店のキックオフです。

岩手県花巻に東北トップクラスのKeePer PRO SHOPを経営する三田商会さんが、

岩手県盛岡市にKeePer LABOでの進出です。

これで、東北全県にKeePer LABOが出来ます。

というより、今年中に山梨県の甲府市と和歌山県の和歌山市に新店が出来ると、

関西以東全県にLABOが出来ることになります。

 

これでLABOが無いのは8県を残すことになり

徳島県、高知県、鳥取県、島根県、山口県、佐賀県、宮崎県、沖縄県の内、

今年中に山口県と鳥取県に出来る予定であり、

候補地が出てきている佐賀県と宮崎県、沖縄県に出来ると、

いよいよあと三県のみを残すことになります。

全県制覇を目指すものでも何でもありませんが、何となく嬉しいものです。

 

何はともあれ、KeePer LABO盛岡店です。

東北北部の掌握する「岩手トレーニングセンター」を内包しています。

にしの君

ますざわチーフ

ささき店長

店舗スタッフはもう一名いるのですが、体調を崩して今日は欠席です。

三田商会の三田社長。

 

ところが、会議の中で、店舗の壁面に面白い絵があった方がいい。

認知のまだない地域だは、まず、目立つことが必要なのでは。

と、言ったら、デザイナーの中島君が、

深夜になってから、こんな絵を送って来てくれました。

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2025年06月08日(日曜日)

06.08. 雨が降っている最中に、あなたは洗車をしますか?

 

 

私達のKeePer LABOは「カーコーティングと洗車の専門店」と称しています。

カーコーティングはキーパーコーティングで、

1年に一回のサイクルから、

5年に一回、6年に一回のサイクルのキーパーコーティングまであって、

その間に、メンテナンスをすることも出来る。

キーパーコーティングは、塗装の上に塗られて独特の柔軟な被膜を造り、

清潔感のある特有の艶を出して、

KeePer独特の美観を造り出す。

特に新車に施工されることが多いEXキーパーは、

スバ抜けた艶を実現し、多くのファンを持ち、高級外車の純正にもなっている。

紫外線や化学物質、摩擦などの攻撃から、長期間、塗装を守る。

※規格外の超キーパーとしてT-REXキーパーも存在している。

 

最新の「フレッシュキーパー」「ECOダイヤキーパー」「EXキーパー」は、

その独特の膜表面でファンデルワールス力を最少化するという

最新の科学の力で「自浄効果」を実現して、

「雨が降ったら、洗車になる。」という実用性の高い性能を実現している。

 

施工時間は最短で1時間半、重いものでは丸1日から2日間の作業を要する。

価格も2万円台から50万円台の物もある。

売れ筋は1年サイクルのキーパーがやはり多く、

その販売単価は、平均すれば3.5万円前後。

その価格帯のキーパーコーティングの作業ならば平均して2時間程度か。

 

 

それと同時に、

“洗車”も大切なサービスで、

洗車は、塗装面に埃・泥などが着いて汚れているのを、

洗い落としてキレイにし、

マイナスの状態を”ゼロに戻すだけの作業”であり、

高い付加価値をつけることは難しい。

しかし、

水シミを着けない純水を活用することによって、

全ての洗車を「純水洗車」とし、

平均単価を洗車としては異例に高く4,000円レベルを実現している。

作業時間は40分から1BOXなど大型車で1時間程度。

 

 

キーパーコーティングは平均単価3.5万円で、平均作業時間2時間。

とすると、

人時で考えれば17,500円/人時であり、

 

洗車は平均単価0.4万円で、平均作業時間2/3時間。

とすると、

人時で考えると約6,000円/人時となる。

 

だから、

洗車をやっているよりキーパーコーティングばかりをやっていた方が、

金を稼ぐという目的には合っているのかもしれない。

しかし、

この仕事の目的は、お客様の車をキレイにして、或いは保つことによって、

お客様が喜んでくれることによって目的が達せられるので、

キーパーコーティングだけやって、洗車をしないのでは、

仕事の目的を達することは出来ないので、

洗車もキーパーコーティングと変わりなく歓迎していく必要がある。

そうすることによって、結果として収益性も一番上がることになる。

収益は結果であって、これを直接の目的にすると、結果として収益性は下がる。

 

だから、予約の枠を調整することによって、

洗車を少なくして、なるべくキーパーコーティングばかりを増やそうとすると、

結果として収益性が落ちるだけでなく、お客様の絶対数も減っていく事になる。

 

このビジネスとしての最終的な目的が収益にあったとしても、

収益性の高い仕事ばかりを取って、収益効率の低い商品を嫌うと、

結果として、お客様の目的とそれは一致しないので、

結果として、収益性が落ちるだけでなく、

お客様と目的が一致しないので、お客様の絶対数も減っていく事になる。

 

だから、自分たちの勝手な都合で、

予約の枠を、洗車を絞って、キーパーコーティングだけを増やしておくと、

こちらの欲深な姿勢をすぐに見破られ、お客様はとっとと逃げていくでしょう。

 

だから文句なしで、店舗は、

洗車もキーパーコーティングも区別することなく歓迎します。

だから、

雨が降った後の晴れの日は洗車で店舗がいっぱいになって、

沢山のご来店の割には、台数ばかりが伸びて平均単価が下がります。

ムチャクチャ忙しい割には売上金額が伸びず、大変ですが、

ここでたくさんのお客様を受け入れることで、店舗としての客数が増えます。

逆に雨が降っていると、

当然、洗車に来られる人はほとんどなく、

しかし予約で入っているキーパーコーティングは、

全天候のコーティングブースで作業するので、雨の日でもほぼ必ず来られます。

だから、来店台数はガックリ減りますが、

平均単価はグッと上がり、売り上げも店舗が暇なほどには減りません。

しかし、

雨が降っていると、当然、車をキレイにしたいマインドは下がるので、

晴れている日よりは、確実に売り上げ全体は減ります。

 

5月は、雨そのものの日数はそんなには多くなかったのですが、

ご来店が平日の二倍はある土日のたびに、毎週、雨が降りました。

だから、5月の月次は当然の結果と把握してます。

6月は、ここまでほぼ晴れて絶好調ですが、ここから梅雨に入るようです。

しかし、今年も梅雨ですが、前年も梅雨らしい梅雨でした。

お天気の良し悪しは、

観光業とか大きく影響を受ける業種もけっこう多いですが、

洗車とキーパーコーティングの商売は、

当然、影響を受けます。

 

雨が降っている最中に、あなたは洗車をしますか?

 

それでも、キーパーコーティングに自浄効果の特長が加わってから、

雨の日に洗車でのご来店が少なくなっても、

お客様がその雨によって、

ご自分の車がきれいになることを喜んでくれるようになったので、

それはそれで、嬉しいと思うようになりました。

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2025年06月07日(土曜日)

06.07. 続く痛みにイラつくも、痛みの程度は少し収まりつつあるようだ。

随分前から徐々に増していた腰の痛みが、

激痛になったのは5月21日で、

あれからもう二週間以上も経ちました。

病院に行って、

痛み止めの薬をもらったり、

コルセットをはめるようになったり、鎮痛の貼り薬を貼ったり、

更に、稲田先生が出してくれた血流を良くする薬が良く効いて、

ピーク時の痛みを100とするなら、30くらいまで収まったのですが、

その状態が続いたからなのか、

今、苦痛の度合いは

そこからはむしろ大きくなったような気がするのです。

 

痛みは、人間の心をすさむのでしょうか、

自分の考えることが、

傾向として明らかにネガティブになっています。

特にネットの匿名性を隠れ蓑にして理不尽に誹られ(そしられ)たりすると、

人を憎む感情にすらなります。

 

人に銃口を向け、

「助けて」と命乞いをする声を聴きながら

ピストルの引き金を引いて、

目の前の人を殺す事は、出来なくても、

10,000mの上空から、

はるか彼方下界には人が密集して住んでいるだろう街があって

数万人を殺す事になるだろう原爆の投下スイッチを押す事は、出来る。

それは、

自分が誰なのかバレなければ、

面と向かっては言えないようにことを、

平気で、口汚く書いてしまえることと似ているのかもしれない。

 

今、ネットを開くと、

どんな記事を見ていても、

或いは、探し物や、調べ物をしていても、

必ず、ネットの宣伝が割り込んでくる。

以前に自分が見た記事をターゲットにしたネット広告が

執拗に割り込んできて、

見ろっ! 開けっ! と、私が目的の記事をスムーズの読むのを邪魔してくる。

ターゲット広告というらしく、ずいぶん販売効果があるとも聞いている。

 

しかし、では、

自動車を大切にしているような人や、好きな人、

コーティングに興味があるような人をターゲットして、

KeePerの宣伝を、

「邪魔だなぁ~、まだ出てきた。」と言われながら、しつこく出すのか。

 

私はそんな図々しい宣伝を、本当に嫌いだと思うし、

人間としての品位のない行為だと憎むが、

不思議と、宣伝されている商品そのものに悪い感情を持っている訳でもない。

しかも、費用対効果も悪くないとすれば、

ビジネスとして、やらない理由はないのではないか。

 

やらない理由があるとすれば、

そういう宣伝方法そのものを、

自分が、人間として品位のない行為として憎んでいるからという事になる。

しかし、そんな自分自身の正義感と言うか、好き嫌いで、

有効な広告手段を排斥していていいのか、ビジネスとして、

という事になると、

“仕事を何のためにやっているのか”なんて、大げさな話にもなってくる。

自分が売りたい商品があれば、相手が嫌がろうと、迷惑だろうと、

相手の目の前に突き出して、売りつけるべきなのか。

自分としては、

やはりやらないだろうと思う。

 

 

考えてみると、

「自分が相手からされて嫌な事は、

自分も、相手に対してしない事だ。」

とは、自分が子供の頃、親からよく言われてきたことだ。

 

KeePerを提供するビジネスのような

サービス業は、

実は、こんなことの積み重ねなのかもしれない。

 

 

お客様が、お金を出して買う価値(付加価値)が、

商品という形ある物の中に内包している場合は、

それがどんな形で宣伝されていようと、

その商品がもっている価値そのものには影響しない。

 

しかし。

その価値が、

その場で、それを売っているその人の手で造り出されるサービス業の場合、

そのサービスを提供してくれる人によって、

そのサービスの質(価値)が大きく変わるので、

つまり、

どれくらいの信頼性があるのかで大きく変わるので、

そのサービスが、どのように宣伝されているかは、

その信頼性を測るバロメーターにもなり、

そのサービスを受ける(買う)かどうかに、大きく影響してくるのではないか。

 

だから、ターゲット広告のような手法は、

その商品、物の中に価値が内包されている「物販業」ならば有効であっても、

その価値が、その場で、その人によって造り出される「サービス業」ならば

ちょっとした不快を伴うターゲット広告のような手法は、

あまり適していないのだろうと、考えたのでした。

 

 

こんなめんどくさい事を考えて、

それを長い文字に書いている所を見ると、

続く痛みにイラついていることは確かでも、

だいぶ、痛みの程度は収まって来ている事も確かなようです。

 

 

 

関係ない話ですが、

今年の1月にかけたEXキーパーのVOLVO XC60は、

このところよく降った雨のせいで、

あれから一回も洗車していないのに、こんな風です。

KeePerは自浄効果を持つようになってから、

雨の日、すごく来店数が減ってしまった。

お客様は喜んでいるので、それでいいのです。

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2025年06月06日(金曜日)

06.06. 中間に存在する意義。中間に入れてはいけない存在もある。

 

コメの高騰を鎮静化する為に

備蓄米が最初に入札で放出された時、

その90%を全農が一番の高値で落札したという。

入札なのだから、一番高値を付けた所が落札するのは当たり前です。

二回目の放出の時も同じような形で全農が落札している。

そこから大卸とか仲卸とかを経由して、その間に精米され、

消費者の手元には、相当の時間が経過しても届かず、

コメの高騰を鎮静化する役割がなかなか果たされなかった。

そこで、

今の小泉農水大臣が、備蓄米を随意契約で放出し、

従来のルートを経ず、最短距離で消費者に届くように荒治療をしたら、

あっという間に備蓄米が安価で消費者に届くようになって、

消費者から圧倒的な支持を得ている。

 

そして、全農以下のコメの流通業者が、

昨対比5倍もの利益を上げている事を指摘し、

その流通の歪み、既得権の存在を指摘している。

 

商品の流通には、必ず何らかの役割を果たす中間の業者がいて、

それぞれ運搬、集積、分配、加工などの付加価値を提供し利益を得ている。

世の中に必要な存在であり、必要とされている役割である。

しかし、

KeePerが今に至るまでに、

省いて本当に良かったという中間の役割があって、

いわゆる広告の代理というか、

こちらがお客様に伝えたいことを代理で表現してくれる存在です。

 

これは便利そうであって、

すごく大切な力を自らに持てなくなってしまうので、

決して楽をしていい部分ではない。

言い方を変えると、

KeePerはこの分野を代理させなかったことが、

KeePerを今のポジションにまで持ってこれた一番大きな要因と言ってもいい。

 

何をどう伝えたいのか、

何をどう伝えれば、相手に伝わるのか、

自分が言いたいことを言うだけではなく、相手に伝わるべきを伝える力、

これを、業者にやらせてしまうと、

ものすごく楽チンで良いが、絶対に身につかない力でもある。

 

全て、隅々、一言一言まで、皆で、社内で、造った。

また、ここから修正が入る。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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