谷 好通コラム

2023年12月17日(日曜日)

12.16.店舗間距離が2番目に近いLABO浦和美園店とLABO東浦和店

KeePer LABO浦和美園店に行ったら、

必ずと言っていいほどKeePer LABO東浦和店にも行く。

この2店舗は、多分、車で10分くらいしか離れていないのです。

日本国中のLABOの中でも店舗間距離が2番目に近い2店です。

(一番近いのは世田谷店と用賀店。)

それでもあまり競合してはいないようで、

別の店舗として営業している。

LABO浦和美園店は大きなイオンモールに近く同じ通り沿いにあって、

来店して何らかの作業を注文されたお客様の多くはイオンモールに行かれる。

だからこの店舗では代車よりも「自転車」の方が重宝されていると言っていた。

 

対するLABO東浦和店は、

ごくごく普通の一戸建ての家が並ぶ住宅街の中にあって、

来店されるお客様は地元にお住まいの方が多い。

店前の道の交通量は少なく、店舗の視認性も決して高くはない。

まさに地元に密着した運営をしています。

それでも現代はみなさんNAVIを使って来店されるので、

けっこう遠くからご来店のお客様も多いという。

 

たとえば10月の売り上げで言うと、

この2店は浦和美園店が1,110万円で、東浦和店が704万円。

このところ、いつも大体1.5倍の関係で推移している。

作業キャパシティは両店共キャパ拡大の改装が終わっているのでほぼ同じだが、

地代は販売実績くらいの差があって、

スタッフ数はそれ以上の差がある。

なぜかといえば、

かつて、ずっと

LABO浦和美園店の実績はLABO東浦和店の約2倍あったから。

スタッフ数も2倍いて当然であった。

 

LABO浦和美園店は比較的古くからある店舗で、

歴代の店長のお客様の大歓迎で実績がぐんぐん上がってきていた。

しかしKeePerのブランと認知が進んできて、需要が高まり、

店舗も急速に忙しくなってくる中で

中にはWebの予約枠を絞ってしまって、

「お客様を余分に待たせるとお客様に迷惑をかけるから」と、

毎度の決まり文句を言って、

来店客数を絞り、過度の仕事負担を避けてしまった店長もいたので、

結果として来店客数が減り、

売上実績も下がって、

増員の理由を自分かせ潰していた。

 

それが、店長が変わっていく中で、

Webの予約枠を絞ることを一切せず、

全力でお客様を受け入れて販売実績を上げてくる者がいると、

その勢いを察知した運営責任者が先手先手で増員するので、

結果として今の多人数になってきたという訳です。

当然、

それと同時にハードのキャパシティアップ工事も実行される。

 

「○○○○がないから、自分は×××が出来ない、しない。」という者には、

○○○○を解決しても、

また、今度は「△△△が無いから、×××出来ない。」と、

次から次へと”しない理由”を持ち出し、結局しないので、当然投資もできない。

ある時、この悪いサイクルが無くなって、

順調に上昇傾向になった時、先手でスタッフ数が増やされて、

工事も終わり、今の数になっている。

KeePer LABO浦和美園店は、

隣地が借り増しされて「埼玉トレセン」併設店となった。

技術研修がない土日はコーティングブースもさらに実質2倍になり、

あらゆる面でキャパシティが増大しているので、期待も大きくなっている。

 

しかたさん、しろた君、おおたさん、にとう君、こばやし君、なかのチーフ、中川店長。

 

 

それに対するKeePer LABO東浦和店は、

住宅地の中にあって店前の交通量も少なく視認性が低いので、

販売実績も相対的に低いのは仕方がないとしてきた傾向があったが、

今回の店舗のハード見直しで、コーティングブースの増大だけでなく、

お客様の待ちスペースの見直しが、

現場の部長、マネージャー、店長達で真剣に考えられて、改善された。

 

このLABO東浦和店は、新店当時「LABOさいたま店」と呼んでいた。

しかし、途中でこの呼び方では地元の人に場所がイメージされないとして

店舗スタッフ達の意見で「LABO東浦和店」に改名した。

今では元「さいたま店」であったことを憶えている者も少ない。

それと同時に(同時ではなかったかもしれない)、

 

店の構造を根本的に直して、

お客様の待ち環境を変える事にした。

最初造った時は、お客様が待つ部屋が独立した棟になっていた。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

その対面にブースと洗い場があった。

 

これは、LABO全店から見ても、

この店舗だけの構造で、待っているお客様は孤立感が強かったと思われる。

しかも、自分の好きではないタイプの他の客と、

二人になってしまった場合は

孤立した部屋に取り残されることになるので、

それは、すごく不快であり、嫌であっただろうと想像します。

しかも、

洗い場ともブースとも離れていて、

その作業を遠目に見る構造になっていた。

さらに待ち合い室内に音が妙に響いて、居心地の悪い空間になっていたのです。

 

これは、プランを作る段階の図面上では誰も理解出来なかった。

 

それで、今回の改造では、

その孤立待合室と別棟のコーティングブースをテントでガパッとつないでしまって、

そのつないだテント部分をメインのコーティングブースとして使うようにし、

待合室から直接ブースの中をガラス越しに見られるようにした。

 

だから、

これまでは、遠目にしかブースの作業を見られなかったのが、

今度は自分の車がKeePerコーティングされる様子を、

まともに目の前で見ることが出来、

今までの孤独な待合室が、正反対の、目の前が一番賑やかな空間になった。

後の響きも、床にマットを引くことによって軽減して一挙に快適になった。

私はこの空間に座って、部屋の中がちょうどいい暖かさになっていたので、

あまりにも居心地が良く、居眠りをしそうになったぐらいだ。

 

もちろんLABO東浦和店の実績は上がっていて、

今までいつもLABO浦和美園店の半分の実績が定番だったのに、

前述のとおり成績が上がってきていた浦和美園店の

その3分の2までに上がってきているのはかなりの進歩であり、立派なものだ。

 

小室店長、かとう君、メルビン・スイトウチーフ、おおぬき君。

 

 

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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