谷 好通コラム

2023年12月29日(金曜日)

12.29. 2024年から未来へ④、街に当たり前にあるKeePer LABO

12月29日の今日は、1年の中でKeePer LABOが一番忙しくなる日です。

明日と明後日は、鈴置専務から愛知県近辺の店舗を11店廻るので、

一緒に廻ろうとお誘い、というか、招集がかかったので、

そんなピークの日の今日、あえてKeePer LABOの未来について書きます。

 

今年のLABOの12月は、たぶん、

109店舗の1店舗平均1,300万円ぐらいの売り上げになると予想しています。

平均で1,300万円というのはホントにものすごい数字で、

雪が降って埋もれてしまっている雪国まで入れて、

オープンから1年も経っていない

2023年オープンの14店舗も入れての1,300万円/月ですから、

これが最繁忙期の12月だけのことだとしても

12月はそれ以外の平月の約1.5~1.6倍ですから、

平月でも800万円レベルとなり、

とすると年間では1店舗あたり1億円を越していて

売り上げ対”営業利益率”が、昨年の年間実績では約20%以上ですから、

もしこれが実現しているとしたら、これは事業としてすごいことだと思います。

 

もちろんここまで来るまでには、

KeePerコーティングの商品性能の進化、

それを実現する為の商品開発能力の蓄積、

FC店を含む122店舗を造ってくる間に培われた独特な店舗設計ノウハウや、

独特の運営ノウハウ、管理ノウハウ、なども重要な要素ではありました。

また、

ここまで成熟したマーケットへの認知の蓄積には、

全国に6,500店舗も展開するKeePer PRO SHOPの皆さんの店頭販売活動や、

皆さんの高い施工技術によって実現しているKeePerの品質の高さ、

それによるユーザーのKeePerへの信頼の積み重ね、

無数のKeePer看板での認知の拡大、

これらのことが、ものすごい威力をもって効果を上げています。

もちろん、その効果を一番享受しているのは、

KeePer PRO SHOPの皆さんであり、

同様にKeePer LABOです。

 

しかし、それらすべてを総合しても、

現在のKeePer LABOの突出した販売実績を説明出来ません。

あるいは、それだけでは、他の者がこれを再現することは出来ません。

一番肝心なのは、これを実現している”人”に他ならないのです。

お客様の車をキレイにし、守っているのはKeePerコーティングの効果ですが、

そのKeePerコーティングの”効果”、

すなわち”価値”を作り上げているのは”人”の力です。

KeePerを使いこなす技術を持つ”人”が、

その車の持ち主であるお客様という”人”の感性を大切にして、思って、施工し、

お客様の“満足”という価値を作り出しているから、

お客様の近いリピートを実現出来て、

その積み重ねが、今のKeePer LABOの実績を実現しているのだと思うのです。

このことは、本当は一番大切な部分であり、

KeePer LABOの独自性と持続性の核心でもあるのですが、

長くなるので、一度機会を作って、いつか書いてみたいと思います。

 

 

いずれにしても、

このような高い事業性を維持していながら一番店舗密度の濃い地域は、

KeePer発祥の地愛知県です。

販売実績においても収益性においても十分に平均値を越しています。

その愛知県に現状で26店舗が運営されています。

 

この密度で、日本全国で展開されると、

愛知県は人口が約750万人、

日本全体では約1億2,400万人なので、

12,400万人/750万人≒16.5倍 だから、

26店舗×16.5≒430店舗

少なくとも、

現状の愛知県での店舗密度でも、

日本全体に展開されれば約430店舗が現状の収益性を確保できることになる。

とすると、

現在、FC店含む全体で122店舗なので、

これから300店舗以上を新規オープンして行かねばならない。

2023年は、やっと14店舗を新規オープンできたので、

このペースでは、なんと20年以上もかかってやっと充足することになる。

こんなゆっくりしたペースでは、

時代がまた変わってしまい、チャンスは無くなるかもしれません。

 

もっと考えれば、

この店舗密度が限界かと言えば、全くそうではなく、

たとえば、

KeePer LABO蒲郡店が、

この12月は1,000万円を越しそうで、収支も年を通じて良好なのです。

しかもLABO蒲郡店はオープンからまだ2年そこそこでしかなく、

まだまだ伸びる余地がある店舗なのです。

特にこの店舗のスタッフの資質が良いということを差し引いたとしても

たった人口8万人であり、

比較的孤立した立地にある蒲郡市でも

KeePer LABO1店舗が十分に成立すると立証されているようです。

この密度でも、

KeePer LABOのビジネスが成立するのであれば、

12,400万人/8万人≒1,550だから、

1,550店舗以上、

少なくとも1,000店舗以上は十分に可能性がある事になります。

 

KeePer LABO蒲郡店

実際のLABO店舗を運営した上で出てきた数字なので、

あながち机上の空論とは言えません。

 

更に現状のKeePer LABOは、KeePerコーティングと洗車のみの店舗であり、

これに急速充電、タイヤ、車のレンタ・リース、車販などの機能が加わり、

もっと言えば、

まだ当分は続くであろう化石燃料の少量であっても供給機能が加われば、

収益性の可能性はさらに大きくなって、

次の時代の新しいモビリティ基地として、

大きな可能性が見えてくるのではないでしょうか。

その軸としてのビジネスに、

すでに高い収益性を持って成り立ってる

物販ではないサービス業としてのKeePer LABOが適役と思えるのです。

 

2024年から未来へ、

街に当たり前にあるKeePer LABO。次の時代の新しいモビリティ基地。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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