谷 好通コラム

2023年09月08日(金曜日)

09.08.独自のKeePer選手権と、KeePer技術コンテストと、

以前、キーパーコーティングのセルアウト企画である「」KeePer選手権は、

8月の「夏のKeePer選手権」と、

12月の「冬のKeePer選手権」の、年2回開催していました。

ところが、ゴールデンウィーク明けからの「KeePer技術コンテスト」が、

最初は数百人参加レベルであったものが、

徐々に参加者が増えてきて、

予選への参加者が今年はとうとう3,665名にもなって、

予選146回、県チャンピオン戦47回、全国大会1回まで、

計200回に迫る競技会と、膨大な数の開催となって来ました。

これにプラス、

KeePer PRO SHOPの全店技術チェックがあり、

夏のKeePer選手権の開催が主催側としてキツクなって来た上に、

夏の猛暑が全国的に厳しくなっていている中で

夏のKeePer選手権の開催を強行することが困難になって来ていると判断して

これを中止し、KeePer技術コンテストは、

年末の繁忙期を盛り上げる意味もあって

「”冬”のKeePer選手権」の1回のみとすることにしました。

 

たまたま新型コロナ禍もあったので、

この決定が既成事実のようになっているのですが、そういう経緯です。

 

しかし、あくまでもこれはこちら側の事情が大きいので、

全国のKeePer PRO SHOPさんの中には、

それぞれの会社単位ごとにに夏のKeePer選手権を企画されて、

会社独自の施策として実行される猛者の方もいます。

 

その一つに名古屋に本社がある㈱ENOSウィングさんがあり、

その祝勝会、表彰の会に招かれて昨日行って来ました。

 

夏のKeePer選手権を廃止した張本人が、

独自に開催されたKeePer選手権の祝勝会に出席するのは、

なんとも恥ずかしさと言うか後ろめたさをも感じながら出た祝勝会は、

立派な会と、晴れやかに表彰を受けられる勝者の方々を見て、

KeePerしても無理してでもやれば良かったのかなぁと

つくづく羨ましく感じられました。

※そんなことを思っていたら、うっかり写真を撮るのを忘れてしまいました。

 

 

それはそうと、KeePer技術コンテストの県チャンピオン戦が

全国のトレーニングセンターで開かれ。

続々と県チャンピオンが生まれいます。

 

愛知の中央トレセンでは「岐阜県チャンピオン決定戦

岐阜県チャンピオン大山奈津美選手。

 

広島トレセンでは「島根県チャンピオン決定戦

島根県3位  小川 勝矩選手

.島根県第ニ位 船船附 覚選手

島根県チャンピオン 都田 智子選手

 

この日生まれた県チャンピオンは二人とも女性でした。

今、全国で10回開催されて、その半分の5名が女性チャンピオンと聞きます。

今年のKeePer技術コンテスト全国大会は、

女性がマイノリティではなくなっているかもしれません。いいですね。

 

中央トレセンでKeePer技術コンテストが開かれていたので、

100m離れた所にある「通称・スタジオ」で、

「フレッシュキーパースクール」が行われていました。

このスクールは、今、大盛況で、

スクールを増設してもしてもじきに満席になってしまいます。

 

今回のスクールには、

KeePer技研株式会社の最高財務責任者(CFO)の山下さんが受講していました。

山下さんはフレッシュキーパーの生みの親の一人です。

だから当然そのフレッシュキーパーの施工技術ぐらい

自分自身も身に着けたかったのだそうです。

とは言うものの「キツイ、キツイ」と連発しながらの奮闘です。

 

空は、もう秋です。もうすぐ涼しくなります。もうちょっとです。

我が家の老猫チーちゃんもウツラウツラと平和です。

 

もうすぐ着工です。ものすごく楽しみです。

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2023年09月07日(木曜日)

09.07.昔から政治的権力者が利用する被害者的”憎悪扇動”

「デマ (デマゴギー)」をネットで調べると、

“デマ”ゴギーとは、

政治的な目的で意図的に流す扇動的かつ虚偽の情報のことです。

デマゴギーを行う政治家や権力者をデマゴーグと呼びます。

デマゴギーの略称が「デマ」という言葉で、

事実に反するうわさや悪宣伝を指します。

今で言うなら「フェイクニュース」か。

 

 

昔から政治的な意図をもって、

デマ・嘘のニュースをでっちあげて流布するのは、

権力を志向する政治家などがよく使った手段です。

これは敵の悪口を言うだけではなく、

大衆に、標的となる敵を憎ませるために、

「敵のせいで皆さんはひどい被害をうけている。」

あるいはその敵が「皆さんをひどい目に合わせようしている。」と、

人々にその敵を憎ませるように煽る憎悪扇動を行って

敵に対する憎悪の反力で、自分への大衆の支持を得ようとする。

 

たとえば、

第一次世界大戦後、ドイツ国民全体がひどく経済的に苦しい時、

ナチスのヒトラーはドイツ国民に

「ユダヤの奴らが富を独り占めにしている。だから皆さんが苦しいのだ。」と、

金融を握っていた者にユダヤ人が多いことを棚に上げて

「皆さんが貧乏で苦しいのは、ユダヤのせいなのだ。」と、

ドイツ国民の「ユダヤ人への”憎悪”を煽り」

ドイツ大衆の自分への熱狂的な支持を獲得し、

ドイツの政権を取り、やがて独裁者になった。

そしてユダヤ人を600万人殺した。

そして自国民をも戦争でそれ以上に殺してしまった。

 

太平洋戦争の時、日本の軍事政権は

敵のアメリカ、イギリスなどの連合国を

「鬼畜米英」と、鬼や獣のように残虐な恐ろしい国だと国民の憎しみを煽った。

 

貧しい人々の支持を得る為に、

大衆に「皆さんが貧乏で苦しいのは一部の金持ちのせいだ」と、

金持ち≒権力者を憎ませるのは、世界中で今でも通用する手段だ。

 

関東大震災の後、生き残った避難民が、飲み水にも困っていた時

「朝鮮人が飲み水に毒を入れた」とでたらめなデマが一人歩きして、

在日韓国人への憎悪が、勝手に、避難民の中に広がって、

普通の市民までが、在日韓国人を見つけ次第、

残虐にも、一説には数千人もの罪もない在日韓国人を殺してしまった。

これは政治的意図を持ったデマではなく、

何百万人もの避難民の

大きな不安と悲しみが作り出してしまった悲しくも残酷な幻想的デマだった。

 

あるいは、大衆からの支持を失いつつある落日の政治家が、

自らへの支持を取り戻すために

憎むべき”敵”を設定して、

憎悪キャンペーンを張って(憎悪扇動)、自分への支持を取り戻そうとする。

 

国民の支持率を失いつつあった何年か前の韓国大統領が

一世紀近い昔の出来事を蒸し返して「反日キャンペーン」を張り、

一時的にも盛り上がったことがある。

多くの人が死ぬような残虐な結果は何もなかったが「憎悪扇動」の典型だ。

もちろん、その落日の政治家は失脚した。

 

今、中国が

福島原発の事故後の「処理水放出」について、

これを「日本の、世界を敵に回したひどい環境破壊だ」と、

執拗な反日キャンペーンを張っている。

これはひょっとしたら、

今の独裁的権力者の最後のあがきなのか?

彼は、大衆の支持を自分が失ってきていることに焦って、

最強かつ最後の手段「憎悪扇動」に出ているのか?

彼はそろそろ終わりなのか?

 

憎悪扇動は非常に大きな力を持っていて効果的だが、

最後まで成功し続けた例は、知っている限りは、一例も無い。

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2023年09月06日(水曜日)

09.06.良いと思ったことは躊躇することなく学び真似をしてみる。

昨日から、第8回目のKeePer技術コンテストの”県大会”が始まりました。

この技術コンテスト、今では3,600人以上の参加者があって、

さらに155点の予選通過ラインを超した者が1,271名もいて、

このコンテストの目的であるKeePer施工技術の向上、

KeePerサービスの品質向上が着実に実現しつつあるようです。

これから47名の県チャンピオンが生まれて、

10月中旬の全国大会を経て

たった1名の2023年KeePerチャンピオンになります。

その盛り上がりはKeePer最大のクライマックスと言えます。

 

このKeePer技術コンテストは今年で第8回の大会ですが、

新型コロナ禍での中断が3回有ったので、今年で11年目になります。

 

それをさかのぼる事、たぶん2年ぐらい前、

本当の最初のKeePer技術コンテストは

長崎県のENEOSマークの1特約店であるマッハヤ石油さんが、

経営危機の時、立て直しの立役者として赴任していた遠野副社長(当時)が、

会社再建の中心施策としてKeePerを取り上げていて、

会社全体として盛り上がりを実現していた。

その一つの施策として、KeePer技術コンテストを企画されて始まったのです。

私達KeePer技研のスタッフも当時、

このコンテストを全面的にバックアップし、お手伝いしていたのですが、

手伝っている内に「これはイイっ!」と、

さっそく、真似をすることにしたのです。(学習し、実行したのです。)

 

それが、今の大規模になったKeePer技術コンテストの起源です。

 

真似をすることと、

学習し実行することは同じです。

悪質な利己の為のイミテーションとは全く違います。

 

本当にいいと思ったことは、

素直に学習すべきで、真似すべきです。

自分が偉い、自分が一番だと思ったらもう出来ません。

いつまで経ってもまだまだ全然ダメだということを知っているべきです。

知らないからこそ学べるものです。

 

逆に、盗んでやろうと思ったら、

あらゆる面でそこでストップして進化しません。

ただ単に盗んだのでは、そこから一歩も進化しないどころか、

時間が経てば経つだけ陳腐化して、いずれは滅んでいきます。

 

私達もまだ全然ダメで、知らないことだらけ。

もっともっと学ばなければ進化出来ないのでしょう。

 

第8回目のKeePer技術コンテストの”静岡県大会”表彰式の様子。

この日の夕焼けはキレイでしたが、

残念ながら明日の晴天を約束するものではありませんでした。

 

新店の建設予想パースはいくつ見ても楽しい。

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2023年09月04日(月曜日)

09.04.またけたたましい毎日が始まった。+LABO上溝店の大改装図。

先週の土日を、

LABOの8月の数字の意味を考えて、書いて終わってしまい、

また月曜日がやって来て、あらかじめ用意されていたスケジュールよりも、

何故か、けたたましい時間の一日が過ぎて、また今週が始まった。

私は忙しいのが大好きだが、忙しければちゃんと疲れる。

明日は「県チャンピオン大会」の第一回目が中央トレセンであるので、

全国から営業所長が集結して明日の準備をしていたが、

出荷倉庫が記録的な忙しさで、

出荷すべき荷物を造り切れずに困っていたので、

営業所長全員が自分達の打ち合わせを後回しにして、荷造りを手伝っていた。

 

この会社はいつも、どこかで何かが、ものすごく忙しい。

そんな一週間がまた始まったのです。

 

今日書くテーマは決まっていたのですが、

時間が無くなってしまったので、またいつか書くとして、

今日は、

待望のLABO上溝店の大改造のプラン図、パースが出来てきて、

これがキレイだったので、それを紹介して終わりにしてしまうことにした。

こういう日があってもいいのです。

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2023年09月03日(日曜日)

09.03.関東の新店・7店舗の数字の比較から見た主観的分析。

この3か月間にオープンした関東の新店、7店舗について考えた。

 

まず、8月の実績。

この表には、

超一等地にオープンしたLABO有明店とLABO用賀店との比較の為、

あえて暗色をかぶせてLABO世田谷店を加えている。

まず、LABO用賀店を見ると、

さすがに都心の超一等地に開店しただけあって、

オープン早々500万円オーバーは大したものだが、

気になる点が、新規来店数が86件しかないこと。

すぐ近くにLABO世田谷店があるが、

リピートのお客様率がわずか12.2%にまで成熟しているにもかかわらず、

新規来店数が118件もある。

成熟度が進んだ店舗ではある程度新規来店数が少なくなってくるものだが、

それでもまだ118件もあるということは、

世田谷店が新店の事は150件以上の新規来店数があったはずだ。

それと比べると86件はいかにも少ない。

それでも、オープン早々500万円オーバーの販売実績であるのは、

LABO用賀店の新規率がすでに22%にまで低い事からも分かるように、

LABO世田谷店から廻って来ている数が相当数あるということで、

これがある程度孤立している店舗ならば新規率は45~50%ぐらいなので、

今の時点での500万円オーバーに惑わされてはいけない。

となると、今後のLABO用賀店の成長は、

超一等地を活かした大きな新規来店数が必要となってくるのだが、

その数が86件では心もとない。

86件を元に新規率が15%程度に成熟しても総来店数は573件にしかならず、

これに平均的な単価16,000円を乗じても910万円にしかならない。

LABO世田谷店は平月にも2,000万円をオーバーしてくる。

そのLABO世田谷店にまったく引けをとらないような超一等の立地で、

成熟した後に910万しか予測できないようでは、話にならないのだ、

この時点での新規来店数は少なくとも120件以上は欲しい。

今のLABO用賀店には

新規のお客様が入られるのを阻害している何らかの要因があるはずなので、

それを見つけて一刻も早く排除することが必要だ。

 

今、LABO世田谷店から流れてきているお客様は、

世田谷店のWeb予約の枠がいっぱいで、LABO用賀店に流れている筈。

用賀店の洗車比率が80%にまで上がっていることからも解かる。

それをある程度制御しようとして、

用賀店の洗車の予約枠を絞っているのではないか。

予約枠を絞ることで新規のお客様が入りにくくなっているのかもしれない。

或いは、店の中から気づかない物理的な入りにくい要因があるのかもしれない。

いずれにしても、それらを見つけて一刻も早く排除することが必要だ。

 

 

同じように新規客数が低いのは

LABO武蔵村山店と、LABO福生店。LABO東大宮店。

関東の新店にも関わらず74件とか78件とはいかにも低い。

これは、新店オープン告知のアクションがいかにも遅かった。

Web上での新店告知、少なくとも店舗ページの充実とアピールは

一か月前からは始めたかった。

それぞれの店舗メンバーは、キックオフミーティング(開示と同時期) 前には、

アピールを始めてはいけないと誤解していたことがあとから分かる。

しかし、私も後で気が着いたのだが、

関東の「市」と言うのは、

どんな市でも10万人以上の人口があるものだと思い込んでいたのだが、

武蔵村山市が約7万人、福生市が約4万人。

(伊勢崎市は約21万人)

これは、地方都市と同じとスピード感でかかっていくべきなのかもしれない。

しかし、関東の小さな市でも隣接して密度の濃い濃い町があるのだから、

地方都市とまったく同じではなく、何らかの手法を探るべきだろう。

いずれにしても、新規率が15%程度まで成熟してくれば、

月1,000万円には届かないかもしれないが、立派な採算店に成長する筈だ。

 

東大宮店は工事の不手際があって、スタートで少しつまづいた。

やがて挽回は出来るはずだ、

 

LABO福生店には、人口は約4万人かも知れないが、

福生市に密着している米軍横田基地に米軍関係者が約1万人いる事から、

LABO福生店の看板には英語を付け加え、英語版のメニューを用意することにした。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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