谷 好通コラム

2023年04月13日(木曜日)

04.13.人から嫌われ、嫌がられることでしか自分を確認できない人?

先日、みんながよく知っている普通のファミレスにランチを食べに行った時、

窓際の角を使った6人ぐらいが丸く座れるこの店の一番の席(多分)に、

丸テーブルの上に何十個ものガラスのコップを並べて、

あまり楽しそうでもなく話をしている人たちがいて、

私達が入って来てから帰るまで、

何をするでもなく、その場所を占領し続けていたのです。

 

それは近所のママ友の人達らしく、ドリンクバーだけで半日以上粘り、

冷暖房の効いたその場をたまり場にして、時間を潰しているのだそうです。

そのファミレスのスタッフの人達も、

在店時間に制限がある訳でもなく、

一応ドリンクバーもファミレスのメニューの一つでもあり、

ドリンクバーなのだから、何をどれだけ飲んでもいいのが前提だし、

店舗が昼時に混んで来て、席待ちのお客様が並んでも、

あからさまに退席を求める訳にもいかない。

 

マニュアルで行けば

飲み終わったドリンクの容器を片付けて、

それを退席を促す合図とするのが、普通のレストランのセオリーだ。

しかし、

この席占領の猛者の人たちは、

片付けられたら、次のドリンクを取りに行くだけなので、何の効果もない。

だから、いっそのこと、逆にドリンクのコップを一切片づけずに

テーブルの上をコップだらけにして、

異様な景色にして居づらくしていたのかもしれない。

しかし誤算だったのは、

その猛者たちは、そんな程度の仕打ちではビクともしなかったことだった。

(※ここら辺の話になるとあくまでも私の想像の域を出ないが。)

 

ひょっとしたら、

この占領の猛者の人達は、

こんなことを思っているのではないかと

私は想像した。

「こんな大きなチェーンのファミレスを運営、経営しているのは、

大会社に違いない。

だから、こういう店の仕組みの盲点を突いて、

たとえばドリンクサービスだけで、ファミレスの一番いい席を長時間占領して、

私達ような”客”が会話を楽しむのは、賢い私たちの権利であって、

私達を追い出す方法はない。

一番安い費用で、一番たくさん楽しむのは、賢い自分たちの権利であって、

それを拒否して追い出す方法はない。賢い私たちの勝ちだ。

相手にとって一番嫌なことをするのが、私達にとっては一番得なことであり、

賢い自分たちの勝ちだ。

会社側にとって一番嫌なことは、自分たちにとっては一番得なこと。」

 

こういうお客様は、

どんな種類の商売の店舗でもあるらしい。

しかし、こういう人は、

経営者からはもちろん嫌がられるかもしれないが、、

その店舗を運営している同じ仲間であるはずの店員さん達が一番困っていて、

一番嫌な思いをしている気の毒な人が店員さん達なのではないか。

このファミレスチェーン店を運営している大会社を敵にして

実は、自分たちと同じ庶民である店員さんを

いじめているだけになっているのかもしれない。

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2023年04月12日(水曜日)

04.12.大陸から飛んでくる「黄砂」は「KeePerの天敵」

今日のテレビニュースで、

ゴビ砂漠からの黄砂の砂嵐が記録的にひどく、

黄砂による被害が中国国内で大規模に起きていると言っていました。

それが、日本にも大量に飛んできて、

雨に交じって降って来て、雨が降った後ザラザラと黄砂が残ります。

 

黄砂はKeePerコーティングを施工した車にでも残って、

「雨が降ったら勝手にキレイになる」どころか、

しっかりと黄砂汚れが着いたら、確実に汚れます。

 

それを、キチンとお伝えしておくべきかと思って、こんなものを造りました。

どうでしょうか。

 

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2023年04月11日(火曜日)

04.11.東京から埼玉に行って大切な仕事をしてからLABO浦和美園店

午前中から午後にかけて大切な仕事をした後、

LABO浦和美園店に行きました。

この店は約十年前に建っていて、すごい実績を上げていたのですが、

最近隣地を借り増すことが出来て、

キャパシティアップの為のコーティングブースの追加と、

需要の高い埼玉トレーニングセンターの設置を行い、

土日の繁忙期にはトレセンのフィールド部分を、

店舗のブースとして活用する定石パターンで造ったのですが、

何故か平均単価が上がらず、想定の実績が上がってきません。

店長の奥村君はベテランで力量的にそん色があるはずがないのに、

平均単価が低いのは、何かハードなどの部分に見落としがあるのかもしれない。

そう思って、今日の埼玉での用件と一緒LABO浦和美園店を訪問したのです。

 

やはり店舗は実際に行って見ると、

なるほどと思わされることがいっぱいあります。

いくつもポイントを見つけたので、纏めた上で店舗プラン会議の議題にします。

 

しかし、一つ大失敗があって、

LABO浦和美園店は、今日、火曜日は定休日だったのですが、

奥村店長が休みなのに出てきて待っていてくれて、

一緒に店舗の見直しに付き合ってくれたのに、

その奥村店長の写真を撮り忘れてしまいました。

 

 

夜、東京駅から名古屋への切符を買おうとみどりの窓口に行ったら、

意外と混んでいて、行列が出来ていて。

しかもっ!

気っぷを買っている人は海外の人がほとんどで、

窓口の係員さんも一生懸命なのですが、なかなか言葉が通じないので、

1件の切符の発行にものすごく時間を要していて、

行列の長さの割には、自分の番が来るまでにずいぶん長い時間がかかりました。

インパウンドが本格的に戻ってきていることを生に実感したのでした。

 

 

それにしても、また店舗プラン会議での改装テーマを持ち帰るので、

ただでさえ新店の建設に追われている店舗部の連中に申し訳ないと思いつつ、

店舗に勤めているみんなの事を考えると、

改善出来るものを、新店が忙しいからと言って放って置く訳にはいかず、

悩ましい所ですが、もちろん出します。

 

4月、5月にオープン予定の新店5軒。

 

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2023年04月11日(火曜日)

04.11.九年前、上場を口説かれて、この会社は激変した。

昨日の夜、4年ぶりくらいで、

私の大先輩の田中社長にお会いして食事をご一緒させていただきました。

本当は4年前に、食事の約束をしていたのですが、

その直後に新型コロナ騒ぎが起きて、実に四年間も順延になっていたものです。

 

あの頃、田中社長の会社は素晴らしい成長をされていて、

あっという間に時価総額1,000億円を突破され成長を続けていられたので、

いつかは自分の会社もああなりたいと密かに憧れになっていたのですが、

四年後、ようやく自分の会社もその目標に届いたかなと思って

久しぶりに田中社長の会社の情報を見たら、

なんと、すでに時価総額2,500億円を越そうとする勢いだったのです。

とっくに私の会社は置いて行かれたしまっていました。

 

私の会社も、田中社長の会社も

ある証券会社の市川さんという方から声をかけられて、

上場の為の手ほどきを受けながら、この会社は8年前株式を上場したのですが、

その1年前、つまり9年前の昔、

市川さんが飛び込みで来社されて「この会社は株式上場すべきです。」と、

口説かれなければ、いまだに上場していなかったかもしれません。

言ってみれば、私にとって恩人の一人である訳です。

 

上場したことによって、この会社も激変しました。

何が一番変わったのかというと「社員の応募」がものすごく増えて、

会社の成長戦略が組めるようになったことです。

企業の成長は、人員の増加抜きでは絶対に考えられません。

それが株式市場への上場によって、一挙に解決できたことは劇的でした。

だから、この人があの時口説いてくれなかったら、

この会社の今はなかったということになります。

 

今、早朝の新幹線に乗って東京に向かっています。

 

 

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2023年04月10日(月曜日)

04.10.我が社の取締役会の在り方の変容

今日は4月の月例取締役会です。

株式上場前の取締役会は、

まるで会社全体の営業会議の延長の様なもので、

会社をどう伸ばしていくか、会社をどう円滑に運営しているかを

取締役を中心として役員で話し合った上で確認していました。

しかし今は、社外取締役とか監査役などが、

一般社会の立場からの疑問や質問とか、男女平等の観点からの意見とか、

社会的な存在としての会社の在り方など、

以前のように内輪からの観点だけではない意見や話題が多くなりました。

 

上場前は、会社はまだ個人企業の延長でしたが、

上場した以上は、株主さんをはじめ多くのステークスホルダーと従業員、

そして経営者にも社会的に中立な立場を持つメンバーが参加していて、

個人とは違う文字通り社会の中の法人としの存在になったことを実感します。

しかし、それは法人会社を立ち上げた時点で

個人企業とはまるで違うということは当たり前のことなのですが、

法人企業でも、実質的には代表が一人だけの天ぷら(衣だけ)法人も多かったり、

個人的な会食や買い物でも法人名の領収書を平気でもらう

公私混同がまかり通っている社会です。

一般の人や投資企業である株主さんが多く存在する上場会社では

個人企業的な発想での経営は許されないのです。

 

しかし、私は上場前の昔から、

公私混同はかたくなに嫌ってきたし、

私的な飲み会などでの領収書をもらうことを忌嫌ってきたし、

会社の金でゴルフ等の遊びをすることを恥じるべき事として嫌って来た。

それでも、

形式としての客観性を確保するために、

しなければいけないことがあって、それをする事にむろん異存はない。

形式的なことでしかないとしても、むろん異存はない。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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