谷 好通コラム

2023年04月16日(日曜日)

04.16.「KeePer LABO博多店」に立って感じたことと考えたこと。

KeePer LABO博多店は、1年前の4月の途中でオープンしています。

だから今は、オープンしてからちょうど丸1年経ちつつある中での営業です。

オープン翌月、1年前の5月(丸1か月の営業)、安藤店長は、

今までのどのKeePer LABOも成し得なかった

オープン直後からの月1千万円を絶対やって見せると張り切っていましたが、

残念ながらそれは果たせませんした。

しかし、それでも800万円をオーバーしてみんなを驚かせたものです。

 

それが丸1年経ちつつあるこの四月、

その前月の3月には1,100万円を突破して

4月は、4月15日現在で630万円を越していて、

指数的に考えれば、1,200万円以上にはなるでしょう。

4月と5月は多少の変化はあってもほぼ同じ実績なので、

昨年5月の800万円から、今年4月の1,200万円は、

1年間で約150%の成長をしたということになります。

 

この1年間にLABO博多店に働くスタッフは6名から9名に増え、

今年4月には新卒の新入生が2名配属されて11名に増えています。

その結果、

人時生産は昨年5月8,571円/人時(平均単価25,754円)が、

今年4月は途中ではありますが8,414円/人時(平均単価23,938円)となって、

スタッフの負担は上がってはいない。

(新人が今後、着実に技術を身に着けてくれる事が前提だが)

 

と、数字的に見れば、ハイレベルのスタートから順調に成長して、

つまりKeePer施工の高品質維持=顧客満足で、

来店客のリピートの積み重ねが正常に進んでいる。

平均単価も水準以上なので、

初来店の洗車客に対する歓迎とKeePerのご案内・紹介も

あくまでもお客様の立場に立って案内で、うまく行っている。

(頑張って売り込むとかえって平均単価は下がる。

売り込まず、お客様の気持ちを大切にしていると不思議に単価は上がる。)

その上で、

適時、先手増員でスタッフに無理な負荷をかけていない。

ということになる。

これは言って見れば、

KeePer LABO新店の優等生であり、それも相当な優等生だ。

 

それを実現しているのは安藤店長をはじめとするスタッフ全員の成果だが、

とりわけ安藤店長の常に前向きな意欲と、

正しい姿勢と、誠実さが秀でていて成せたことであることは間違いない。

 

 

しかし、

LABO博多店に実際に行って、

しばらく土曜日のラッシュを見ていて考えた。

 

この日のLABO博多店は、雨が降っているというのに、

6台分のブースには、もちろん6台のKeePerが施工されている。

さらに雨の中にもかかわらず

洗車の作業も4台行われていて、

店舗の中は、ご来店数がほとんど限界であった。

それでもなお予約されているお車や、飛び込みのお客様が入ってくる。

(197坪)のLABO博多店は、

ここへ来る前に行ったLABO小倉南店(267坪)に比べてうんと狭く感じた。

面積が197/267=74%の広さの店舗で、

約2倍の売上げを上げているので、約3倍の密度なるのだから、

LABO博多店がうんと狭く感じられるのは当たり前だ。

しかしそれでもなお、

6台分のコーティングブースに排水設備を新しく造って

洗車もその場で出来るブースになれば、もっと行けると店長は言う。

・・・

確かにそうかもしれない。

しかし、あの混雑ぶりを高いテンションを保ったままこなし続けるのは、

そうそう誰にでも出来ることではない。

優秀なスタッフがやれていることを基準にしてしまうと、

出来ない店舗ばかりになってしまう。

 

こういうスーパースターは、

たとえばLABO博多店のようにマーケットが非常に濃厚な店舗で、

思う存分力を発揮してくれて、会社もそれに十分応えるべきなのだろう。

 

しかし、

”普通の人”が、

“普通にやって、ちゃんと出来て”、

それが、お客様に喜んでいただけるような

そんな店づくりを考えて行かないといけない。

そうでないと、

お客様と、従業員と、会社・ステークスホルダーのすべて、

みんなが幸せになれるようなブラスの成長を進めることは出来ない。

 

逆に言えば、

それが出来れば、そんなプラスの成長を続けられるということだ。。

 

それを裏付けているのは、

日本国中のどこの店舗でも、

店舗のキャパシティを上げれば上げただけ、

お客様が増えていって、

どこまでも成長できるような錯覚を覚える程の、

KeePerやLABOの洗車に対するニーズの濃さと大きさがあります。

 

KeePer LABO博多店のスーパースターたち

 

いのうえ君、

みよし君

つちだ君

こんどうさん

まつお君、おぐら君、

かわだ君、安藤スーパー店長。

随分遅くに5番(ご飯)をとっていた、たかやなぎさん。お疲れ様です。

 

しかし、

KeePer LABOは、必ずしも大通りに面していなくとも、

前面道路に大きな通行量がなかったとしても、視認性が良くなかったとしても、

周囲に十分な大きさのマーケットがあれば

200坪~270坪の敷地は必ず確保することが大切なような気がしました。

 

KeePer施工の高品質維持できれば、

顧客満足で、来店客のリピートの積み重ねが正常に進んで来店客数が増え、

売り込まず、お客様の気持ちを大切にしていると不思議に単価は上がって、

その上で、

200坪~270坪の敷地で、ストレスを感じさせることなく

適時、先手増員でスタッフに無理な負荷をかけなければ、

正常に成長するKeePer LABOを、

マーケットポテンシャルに従った店舗数にまで

実際に、今風に言えば”リアルに持って行けるような気がしました。

 

と、すると早良区に出ているこの170坪の物件はどうする。

地元の人間は抜群にいいというのだが。

 

 

 

 

 

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2023年04月15日(土曜日)

04.15.オープンから5か月目のLABO小倉南店。

昨年の11月下旬にオープンした「LABO小倉南店」は、

現在5か月目の営業に入っているが、

4か月目の先月3月、すでに600万円を越してなお急速に伸びつつある。

きっと、年末を待たずしてどこかの平月に1,000万円を超すのであろう。

そう確信させる要素がここにはある。

 

「LABO小倉南店」は、非常に使いやすい店だと

この店を見たLABOスタッフたちは言う。

店全体の敷地が270坪と少し広目で、

店舗スタッフの車を停める駐車場を4台分造った上で、

洗車設備も備えた余裕たっぷりのコーティングブースが2棟、計8台分あり、

 

更にブースの中には、お客様の車を見ながらの受注スペースまである。

足元には排水タイルが敷かれ、お客様の足元を濡らすことはない。

 

幅6m以上ある通路を挟んで4台分のテント張り洗車場&仕上げ場がある。

この店舗は、

そのキャパシティそのものも高く、

すべてのスペースが余裕たっぷりで、

6人のスタッフで610万円。

平均単価も19,330円/台なので

この状態で人時生産性が3月は6,300円/人時であり、

発展途中として非常にバランスも良く

店舗スタッフ達は何のストレスもなくノビノビと仕事をしている。

あとは、すでに来られたお客様のリピートが重なっていくことと、

新しいお客様を着々と貯めていき、

来店客数が増えていく先手先手でスタッフを増やして行けば、

12か月を経ずして1,000万円/月の大台を超えることは容易だろう。

ますだ、ひらい、なりひら、おかざき、さいとう、なかの、大切な仲間達です。

 

ただ、この店舗の唯一の悩みが、

この場所で作業をしていて夕方になると夕陽がまぶしいのだそうで、

このまま夏になればとても暑くなって、ツラクなることが予想されるので、

何か対策を検討することになった。

 

話は違うが、「LABO小倉南店」のすぐ近くに「資(すけ)さんうどん」がある。

この会社の監査役が、この「資さんうどん」の監査役もやっていることや、

以前関わりのあったファンドが、この「資さんうどん」に出資していて、

この会社の話をよく聞いたので、一度行って見たいと思っていた。

それで、この機会に早速「資さんうどん」に行って見た。

 

それはとてもおいしかったし、面白かった。

確かに、これは全国展開でブレークする可能性が大きい店舗だ。

私はLABO小倉南店にまた来ることがあったら、

またこの「資さんうどん」に昼ご飯を食べる来るでしょう。

・・私は、リピーターになったのです。

 

繁盛店であり、多店舗展開して拡大していくビジネスは、

販売促進策などで「如何に売るか。」ではなく、

如何にリピーターを得られるか。

お客様がリピーターになりたくなるような味であり、サービスであり、

お客様にとっての価値がある商品であること。

更に意外と大切なのが

その魅力ある商品があっても、もう来たくなくなるような不快がないこと。

「資さんうどん」は、それに適っているから、成功するのであろう。

同じ理由で、

「LABO小倉南店」もそれに適っていると思った。

この店舗が、今後スピードアップして造って行かねばならないLABO店舗の、

一つのスタンダードのモデルになるのかもしれないと思いました。

 

しかし、この後行った「LABO博多店」では、

もっと強烈に、このビジネスの可能性の大きさと

これからやっていかねばならない仕事の重さを感じさせられたのでした。

その話は、また明日。

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2023年04月15日(土曜日)

04.15.全国でKeePer技術コンテストが花盛り

今年10月に全日本チャンピオン決定戦が開かれる

「第8回2023年KeePer技術コンテスト」の「予選会」が

全国17か所のキーパートレーニングセンターと

何か所かの特設会場で一斉に始まりました。

予選は全部で146開催あって7月下旬までかかります。

現在約2,200名の参加申し込みがあって、

これからまた増えてくるので、

このペースだと3,500名は越すだろうと思われます。

 

各会場から、連日のように、予選の結果が送られてくる。

予選通過のボーダーラインは155点で、

そう簡単に超えられるようなラインではないのだが、

今のところ、約半数の選手が予選通過を果たしている。

これはたぶん、

県チャンピオン=全国大会出場を狙ってくるような有力選手が、

早くから勇んで出てきているからとも考えられるが、いずれにしても、

今年のコンテストのレベルは相当に上がっているように予感します。

 

さして、

全国のすべての技術資格者が対象の

オープン参加の「KeePer技術コンテスト」とは”別に”、

独自で「技術コンテスト」を企業別に開催される例も増えています。

一昨日は、

全国に何百店舗もガソリンスタンドとトラックステーションを運営する

大手石油販売会社主催の技術コンテストの全国大会が開かれました。

今大会、珍しく女性選手がただ一人であったこの選手は、見事三位に入った。

 

全国チャンピオンは西川さんと言って、

奥さんが、激戦区である愛知大会で、

大接戦の上で二位になった愛知では有名な女性、あの西川選手。

夫婦でKeePer技術コンテストの超実力者です。

どんなご家庭なんでしょうね。いつもキーパーの話しているんでしょうかね。

大変失礼ながら、野次馬的に、興味津々です。

 

 

そして昨日は

超メジャーな石油元売りさんの中部大会が開かれました。

この中部大会では、残念ながら私はスケジュールが入っていたので、

開会式しか参加できなかったのですが、

優勝者は技術点163点でエサキさんの小澤選手だったそうです。

 

 

熱気溢れるとてもいい大会だったそうです。

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2023年04月14日(金曜日)

04.14フレッシュキーパーは私の感性は不要なようだ。

今までのKeePerは、

一部の「車好き」の人が喜んでくれるような商品だった。

しかし、

これからのフレッシュキーパーは、

洗車の面倒を劇的に減らすことが出来る便利なKeePerとして、

男女を問わず、幅広いドライバー層に訴求する商品です。

だから、

商品を紹介していくプロモーションにも

今までのテイストは通用せず、

もっと幅広い人達に自然に訴求するものでなければならない。

今までとは違う雰囲気や、違う言葉や、違う感性の言葉も必要なのだろう。

しかし私は苦手だ。

私が私の感性を元にして私の言葉で書いたり、しゃべったりすると、

全く通用しないのだろう。

 

こんなデザインは、私の感性からは出てくる訳がない。

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2023年04月13日(木曜日)

04.13.人から嫌われ、嫌がられることでしか自分を確認できない人?

先日、みんながよく知っている普通のファミレスにランチを食べに行った時、

窓際の角を使った6人ぐらいが丸く座れるこの店の一番の席(多分)に、

丸テーブルの上に何十個ものガラスのコップを並べて、

あまり楽しそうでもなく話をしている人たちがいて、

私達が入って来てから帰るまで、

何をするでもなく、その場所を占領し続けていたのです。

 

それは近所のママ友の人達らしく、ドリンクバーだけで半日以上粘り、

冷暖房の効いたその場をたまり場にして、時間を潰しているのだそうです。

そのファミレスのスタッフの人達も、

在店時間に制限がある訳でもなく、

一応ドリンクバーもファミレスのメニューの一つでもあり、

ドリンクバーなのだから、何をどれだけ飲んでもいいのが前提だし、

店舗が昼時に混んで来て、席待ちのお客様が並んでも、

あからさまに退席を求める訳にもいかない。

 

マニュアルで行けば

飲み終わったドリンクの容器を片付けて、

それを退席を促す合図とするのが、普通のレストランのセオリーだ。

しかし、

この席占領の猛者の人たちは、

片付けられたら、次のドリンクを取りに行くだけなので、何の効果もない。

だから、いっそのこと、逆にドリンクのコップを一切片づけずに

テーブルの上をコップだらけにして、

異様な景色にして居づらくしていたのかもしれない。

しかし誤算だったのは、

その猛者たちは、そんな程度の仕打ちではビクともしなかったことだった。

(※ここら辺の話になるとあくまでも私の想像の域を出ないが。)

 

ひょっとしたら、

この占領の猛者の人達は、

こんなことを思っているのではないかと

私は想像した。

「こんな大きなチェーンのファミレスを運営、経営しているのは、

大会社に違いない。

だから、こういう店の仕組みの盲点を突いて、

たとえばドリンクサービスだけで、ファミレスの一番いい席を長時間占領して、

私達ような”客”が会話を楽しむのは、賢い私たちの権利であって、

私達を追い出す方法はない。

一番安い費用で、一番たくさん楽しむのは、賢い自分たちの権利であって、

それを拒否して追い出す方法はない。賢い私たちの勝ちだ。

相手にとって一番嫌なことをするのが、私達にとっては一番得なことであり、

賢い自分たちの勝ちだ。

会社側にとって一番嫌なことは、自分たちにとっては一番得なこと。」

 

こういうお客様は、

どんな種類の商売の店舗でもあるらしい。

しかし、こういう人は、

経営者からはもちろん嫌がられるかもしれないが、、

その店舗を運営している同じ仲間であるはずの店員さん達が一番困っていて、

一番嫌な思いをしている気の毒な人が店員さん達なのではないか。

このファミレスチェーン店を運営している大会社を敵にして

実は、自分たちと同じ庶民である店員さんを

いじめているだけになっているのかもしれない。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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